6月16日に行われた長尾中の体育祭で熱中症のため14人が搬送。小中学生の熱中症対策やデータなど【枚方リンク】

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上記リンク先によると、6月16日に長尾中にて行われた体育祭にて、18人が熱中症の症状を訴え、そのうち14人が搬送、6人が意識が朦朧とするなど重症だったとのこと。

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(読者さんよりいただいた当日の長尾中前の写真)

動画等もありますので、詳しくは上記リンク先をどうぞ。

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(長尾中学校)

6月に熱中症となると、さらに暑くなる7月〜8月はもっと気をつけなければいけないということで、関西医科大学附属病院 高度救命救急センターの副センター長、池側 均(イケガワ ヒトシ)先生に熱中症について伺いました↓

■熱中症とは…
熱中症とは、高温環境下で体調不良を起こす状態の総称です。立ちくらみやこむらがえり、手足のしびれなどが最初に出やすい症状です。暑い環境で汗をかき、水分やミネラルが失われるためです。

重症度分類では、この段階を「熱中症Ⅰ度」と言います。更に進むと、体温を調節する仕組みが働かなくなり、頭痛や吐き気、全身のだるさなどが加わります。体温上昇も始まり、集中力が低下したり正常な判断がしにくくなったりします。このような状態を「熱中症Ⅱ度」と呼びます。

さらに悪化すると、異常に体温が上昇し(しばしば40℃を超える)脳、肝臓、腎臓など重要な臓器に障害が生じ、生命に危険が迫って来ます。これを「熱中症Ⅲ度」と言います。

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(枚方市駅近くにある関西医科大学附属病院)

つづいて小中学校などでの熱中症対策について同先生より↓

■熱中症とその対策
気温の上昇とともに熱中症の危険は増します。
危険を理解し予防することが大切です。きちんと食事を取り、吸水性や通気性に優れた綿・麻を素材とした白や淡色系の衣服を着用します。インナーを着た方が空気の層ができ熱を気化させやすくなります。
外出時には、日傘や帽子を着用し、出来るだけ直射日光を避けましょう。冷たいタオルやネッククーラーを準備しておくのもいいでしょう。いつでも水分補給が出来る様に水筒も持参しましょう。室内にいてもすだれやカーテンで遮光したり、打ち水をしたり、クーラーを積極的に活用し室温を調節して下さい。
暑さを感じたり、喉の渇きを感じたりすれば我慢せずに涼しい場所、風通しの良い場所へ移動することです。衣服を脱いで十分に休みましょう。冷たいタオルなどで体を拭くことも有効です。喉の乾きがなくなるまで食塩が添加されているスポーツドリンクや経口補水液を飲んで下さい。吐き気が強くて口から水分を摂取できなければ、速やかに医療機関を受診して下さい。
また、様子がおかしい人がいれば、すぐに先生に連絡し、周囲の人と一緒に手助けしてあげて下さい。

とのこと。

そして消防庁による昨年の熱中症による搬送人員の月ごとのデータ↓
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子供が熱中症にかかる比率は全体に対しての割合で考えると、6月は約14%で、7月は約12%、8月は約11%と夏になるに連れて減少傾向にあります。夏休み等が影響しているものだと思いますが、子供の熱中症には7〜8月はもちろんですが、今回の件のように6月はより気をつけた方がいいのかもしれません。

他にもいろんなデータや熱中症対策なども掲載されていましたので、消防庁の熱中症のページをぜひご覧下さい。

もうすぐ7月ということで子供に限らず成人の場合もここから一気に熱中症も増えるシーズンですし、きちんと対策をとって夏を迎えたいところですね。

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