という家を見つけること、ありませんか?
日本中で問題になっている空き家問題。それは枚方市も例外ではありません。
こちらは空き家数及び空き家率の推移を表したグラフ(出所:総務省統計局「住宅・土地統計調査」ならびにNRI野村総合研究所データを基に(株)ウェルカムホームが作成)
日本の空き家率は2018年には16.9%、2033年には30.4%にまで上がると予測されています。ところで…
そんな、将来譲り受ける不動産について考えるキッカケになるセミナーが開催されます。
14:00-15:30(開場13:30)
今回は後見・空き家セミナーで講師をつとめるウェルカムホームの細川さんに、相続前に考えておくべき不動産のことについてカトゥー@ひらつーが話を聞きました。
枚方つーしん事務所にもウロウロしており、枚・かた男の公認付き人でもあります。
― 「空き家問題」という言葉は耳にしたことがあるんですが、そもそも何が問題なんですか?
現在、日本全国では誰も住まず、適切に管理されないまま放置された空き家が急増しています。それは枚方市も例外ではありません。こちらの地図をみてください。
赤で囲った線が枚方市。その中にある緑色の点が空き家・空き長屋です。
― 思っていた以上に多くあります。
空き家は相続をした人にとっても、周囲にお住まいの方にとっても、そして枚方市にとっても、誰にとってもいいことはひとつもないんです。
実際に街を回ってご説明しましょう。
― ということで、ウェルカムホームの事務所がある鍵屋別館から移動し、街を歩くことにしました。
不動産住宅を相続することになっても、使い道がなく空き家にしたままだと、雑草や放置された植生が伸び放題になったり、内装や設備が傷んだり、雨もりやシロアリによる被害が生じたりと、家としての劣化・機能低下は急激に進むことになります。これは不動産の資産価値を急激に落とすことでもあります。
そしてもうひとつ問題なのは地域社会に与える悪影響です。街のなかに空き家が放置されたままだと…
周辺の方々はもちろん、街にとっても大きなリスクとなるんです。
― いいことがないですね…
こちらのお宅はもしかしたら空き家かもしれません。枚方市は狭い道が多く、家の目の前がすぐ道路という家も多いです。
空き家の壁が崩れ、通行人がケガをした場合、責任は誰にあると思いますか?
― 空き家を相続した人ですか?
その通りです。空き家で起こる事故は、そこに住んでいなかったとしても空き家を相続した所有者が損害賠償義務を負わなければならないんです。それは火災がおきた場合も同様です。
固定資産税はかかり続けますし、空き家にしておくメリットは本当に誰にもないんです。
― 空き家問題はどうしようもないんですか?
「空家等対策の推進に関する特別措置法」によって、行政が所有者に指導したり、取り壊すこともできます。その場合の解体費用は所有者に請求されます。
実際に取り壊しまで進んだ例はまだまだ少ないですが、国としてもこの問題に本格的に取り組みはじめています。
― なるほど…
ですが、そうなる前に皆さんに考えておいて欲しいのは
ということです。
1. 自分で住む
2. 自分で住まない
→貸す方法を考える(立地がよくて使い勝手がよければ可能・貸家のほか、店舗や事務所としても)
→売る(将来使いみちがないなら、お金に変えて住宅ローンや教育費など、生きる投資に活用する方がいい)
→解体をして違う用途に使う(駐車場にしたり、貸し農園にしたり)
→空き家管理してもらう(将来自分が住むまでの間の手入れを任せる)
このような選択肢を事前に考えておくことが重要です。
― ということでウェルカムホームの事務所がある鍵屋別館に戻って来ました。(撮影はコワーキングスペース「ひらば」にて)
今回、枚方市地域包括支援センターみどりさん主催で、長くお付き合いさせていただいている香里司法書士事務所の宮本先生と私が講師となり、枚方市の空き家の問題と将来の不動産相続や後見という制度について皆さんに知っていただくセミナーをメセナひらかた会館にて開催します。
こちらは参加費無料・事前申し込み不要ですので、気になった方はぜひお越しいただき、将来の相続について考えるキッカケにしていただければと思っています。
14:00-15:30(開場13:30)
空き家、相続と聞くと、どうしても他人事に聞こえてしまうと思うのですが、それは、誰にでも起こる可能性があり、また、その時はいつやってくるかわかりません。
今から来るべきときに備えて考えておけば、いざという時にご自身にとってベストな選択ができると思います。
― 確かに備えあれば憂いなし…ですね。
選択肢の中から最後にこれだ!と選んでいただくのはもちろん所有者の方ですが、私は不動産のほか、建築、住宅診断、資産活用の資格者でもあるので、幅広い視点からアドバイスさせていただくことができると思っています。
ご相談の際は一対一の人間としてじっくり話しあうことから始めています。耳障りのいいことだけをお伝えすることもありません。ですが、親身になって皆さんにとってベストな選択を一緒に考え、提案することはできます。
― なるほど。
不動産屋さんの知恵は売ります!買います!だけじゃないんです。たくさんの解決策のなかから、その方、その不動産にあった方法を提案することができるはずです。
独立する前は『不動産の維持管理をして収益をあげる』という仕事を専門にしていました。その経験から、今も『不動産を通じて依頼者さんを守る』という考え方は染み付いています。
困ったときに皆さんのお手伝いができる、かゆいところに手が届く「まごの手」のような不動産屋を目指して頑張っています。空き家はもちろんのこと、住宅のこと、相続のことなど不動産でお困りのことがあればお気軽にお尋ねください。
不動産は二つとして同じものが存在せず、またお客さまの不動産に関するご要望やお悩みも様々です。不動産業には、これら多様化する不動産の問題解決ができる力が求められています。
私たちは小回りと機転が効き、正しい提案と情報提供ができる「不動産で困ったときの相談」ができる不動産会社として活動しています。
平日 10:00〜18:00
(ご相談・ご案内は土日祝日も行っています)
電話番号
072-396-9071
FAX番号
050-3737-9021
事務所所在地
枚方市堤町10-24 鍵屋別館内
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