枚方の町工場がオリジナルのスピーカーを発売したと聞きまして、実際に見させてもらってきました。作っているのはサン精工という金属加工の会社。
プレスリリースで「omoi」というオール金属製スピーカーを発売したと知って、実物を見てみたいと会社に電話したら実際に工場で見せてくれるとのことだったので行ってきました。
場所は春日野。おおまかにいうと307号線のシダックスとかあるらへんからちょっと中へ入ったとこ。(地図)
おぉ、いかにも町工場!
中ではおっきなマシーンがいろいろ動いてました。
一瞬本当にここで合ってるのか不安になりましたが、従業員の方に声をかけたら優しそうな社長さんが出てきてくれて2階の事務所に通してくれました。
おぉ、スピーカーが並んでる!
社長さんは「写真撮ってもらうには背景が悪すぎますねぇ・・・^^;」と仰ってましたが、八幡のタケノコのダンボールとかが写ってるほうがなんかリアルでいいじゃないですか!w
でも手前の一輪挿しはちょっとどけてもらったほうがよかったかなw
こちらが「omoi A1」
かっこいいですが、右下の似顔絵が気になって仕方がありませんw
これは「omoi S1」
右のスピーカーの後ろに人影がありますが、これはスピーカーのスタンドではなく窓に映った従業員の方です。
これは「omoi SZ」。
どれもシルバー・ブルー・レッド・ゴールド・ブラック・パープルの6色展開です。各商品のちゃんとした写真は公式サイトで見てくださいね。
僕がスピーカーを眺めていると、社長さんがおもむろに金属製の定規でスピーカーのピカピカ光ってる部分をカチッカチッ!と叩きました。
「わっ!傷つくんちゃう?」と思ったんですが、ハードクロムメッキという塗装を施してあるために傷がつきにくいんだそうです。部屋に置いておいて手入れがしやすいようにとの配慮がされてるんですね。
それよりなにより気になるのは音質です。
お願いして音を鳴らしてもらいました。
クラシックとかが流れてくるかと思いきやまさかのBlack Eyed Peasでビックリしましたが、音、良いじゃないですか!!
(実は、音がしょぼい可能性もあると思ってそのときは写真も撮らず出てこようと思ってました^^;)
オール金属であることで振動が抑えられ良い音が出せるのだそうです。
(omoiに採用されているスピーカーユニットの種類はこちら。)
社長さん曰く、音楽を作っている現場ではものすごく良い機材を使って録音しているのだからCDには良い音の情報が入っているんだけど、鳴らす側が良いものじゃなければ意味がない、と。 社長さん自身が音楽を聴くのが好きで、良いスピーカーを探していたが納得のいくものがなく、それじゃあ自分で作ろうと思ってomoiを作ったのだそうです。
傍らには様々なジャンルの大量のCDが置いてあって、いろいろ試行錯誤したんだろうなぁというのが伺えました。
いやぁ、僕は最近一万円もしないPC用コンパクトスピーカーでばかり音楽を聞いてたので、ちょっと反省。
気になるお値段は下の公式サイトにも載ってますが、20~28万円。気軽に買える値段ではないですが、興味ある方は一度見に行ってみてはどうでしょうか。
できればどこか街の電気屋さんかレコードショップにでも展示してもらって試聴ができるようになれば気軽に行けるんですけどねー。
それにしても、こういう「枚方発」のものを見るとなんかうれしいです^^
■関連リンク
omoi 公式サイト