牧野と御殿山の間ぐらいに、「三栗」と書いて「めぐり」と読む地域がありますが、なぜそう読むのかを読売テレビのアナウンサーで「情報ライブミヤネ屋」などにも出てる道浦俊彦さんが考察してます。LINK:新・ことば事情 4018「『三栗』を『めぐり』と読む理由」 道浦俊彦TIME
この道浦さん、枚方に30年近く住んでいて、ずっと「三栗」がなぜ「めぐり」と読むのか気になっていたそうなのですが先日ついに閃いたのだそうです。
それは元々の「みぐり」から音韻変化して「めぐり」になったというもの。
音韻変化とは、例えば「めのたま(目の玉)」を今では「めんたま」と言ってるように言い易く発音が変わってしまうことです。
ちなみに「キンタマ」は「キノタマ(氣の魂)」の音韻変化です。(嘘です。)
大阪の一部地方で「きつねうどん」を「けつねうどん」というらしいのですが、それと同じことなのだそうです。
ついでに三栗という言葉自体はどこから来てるのかなと思ってサクッと調べたところたしかな情報はなかったんですが、「三栗」という単語自体は日本最古の歴史書「日本書紀」に出てきています。→こちら
ここでの読みは「みつくり」。
枚方の三栗とは全く関係ないと思いますけどね。
ちなみに枚方が市じゃなくてまだ小さな村の集まりだった明治のころ、今の牧野から御殿山のあたりは「禁野村」「磯島村」「養父村」「上島村」「下島村」「渚村」「小倉村」「坂村」「宇山村」があって、後にこれらが合併して「牧野村」になりました。この中に「三栗村」という地名はないので、昔は「小倉村三栗」とかいう呼び方だったんだと思います。
もしかしたら「小倉村三栗(おぐらむらみくり)」を言おうとして言い間違いで「おぐり」とか「みぐり」とか言ってるうちに「めぐり」になったのかも?w
(これをひらつー説とさせていただきますw)
あと、徳島県阿南市にも三栗という土地がありますが、こちらは「みぐりゅう」と読むそうです。
関係ないけど同じ阿南市に十八女(さかり)町という妙にエロい名前の土地がありますw
女の盛りは18歳だという意味からだと言われていて、18人の女がサカリがついているわけではないそうです。(当たり前)
(´-`)。o0( 地名って調べだすとキリがない )