日経ビジネスオンラインで、キリン堂枚方山之上店での障害者雇用の話が特集されていました。LINK:地域に根ざした「就業実習」――知的障害者の戦力化《後編》 日経ビジネスオンライン
山之上にある「ぱうんどケーキ村」という共同作業所に通う知的障害者の方達が、キリン堂枚方山之上店(→地図)の店舗スタッフとして週一回働くようになった経緯が紹介されています。
今まででもドラッグストアに知的障害者が採用されることはあったらしいのですが、店頭スタッフとして働くということは稀だそうです。
そして店長さんいわく、
『今まで問題が起きたことは全くありません。ぱうんどケーキ村の皆さんも一生懸命やってくれていますし、何よりも大阪のお客様はフレンドリーで、心優しい方が多いですから』
とのこと。
僕は記事を読んで、こないだ読んだユニクロの柳井正さんの本に書いてあった一節を思い出しました。
『あるとき大阪のユニクロ店で障がい者を雇ったら、店舗内部の従業員のコミュニケーションが非常にうまく回りだした。彼らが一生懸命に仕事をしている姿を見て、ほかの販売員がその人に協力しなければいけないとか、その人に対して気遣いをし始めた。従業員全員が若いので、一緒に働く人への気遣いなどを初めて肌で知ったというわけだ。その結果、その店舗は他の店舗よりもむしろ人員効率がよくなったのだ。』
障がい者雇用というと、「障がい者の面倒をみる」というようなイメージがつきまといますが、企業にとってもただの社会貢献というわけではなく実際の業務効率アップにもなりうるということですね。
ぜひ、リンク先の記事を読んでみてください。