12月2日【きょうは何の日】684年茨田連ら、宿禰の姓を賜る &【でんごんばん】

過去の枚方の「今日」はどんな日だったのでしょうか？

天武天皇13年12月2日（684年）
茨田連ら、宿禰の姓を賜る
（枚方市史2巻P.82より）

今の枚方市駅・枚方公園駅周辺や蹉跎のあたりは昔『茨田郡（まんだ（まむた）のこおり、まったぐん）』という郡の一部でした。（その後、交野郡に分割されます）

その茨田郡を拠点とする茨田連（まんだのむらじ）という氏族がいて、天武天皇13（684）年に天武天皇が「八色の姓（やくさのかばね）」を定めた際に、この茨田連らがそれまでの「連（むらじ）」に変わって「宿禰（すくね）」という新姓を与えられたそうです。

宿禰とは「真人（まひと）」、「朝臣（あそん）」に次ぐ3番目の姓なので、それを与えられた茨田氏はけっこうな勢力であったことがわかります。

上の写真は淀川河川公園の寝屋川・太間地区にある「茨田堤」の碑ですが、茨田氏が茨田堤の築造に関係していて、茨田堤を作った功績で連の姓を与えられたのではないかと推測されるそうです。

その他の今日の出来事
1235年 − 八幡宮領薪荘神人交野右馬允貞宗ら、春日社領大住庄へ乱入し堤を切り、春日神人を射るなど狼藉を働く
1826年 − 江戸役人、穂谷川水論につき実地見分

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過去の「今日」ひらつーにアップされた記事
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※上記は「12月2日に起こったこと」ではなく「12月2日にアップした記事」です。

※この記事は2011年にアップした「きょうは何の日」に加筆・修正して再アップしています。毎年新しい記事をつくってアップすると「ひらつー内検索」をしたときに同じような記事ばかりでてきてややこしいなどの理由からです。当時の「きょうは何の日」とは全て入れ替えてる日もあります。

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