太陽光発電パネルってどう屋根に設置するの？業者による違いはあるの？フォワード住宅情報の藤倉さんに聞きました【ひらつー広告】

太陽光発電パネルがついているお家を枚方でも良く見かけるようになってきましたが、よく考えるとあのパネルはどうやってつけているの？という疑問がわいてきます。

屋根に超強力両メインテープで貼り付けているわけでは当然ないでしょうし、固定するとなると屋根に穴をあける必要がありそうで、雨が降った時の雨漏りは大丈夫なの？というさらなる疑問が・・・

そうだ！そんな時は「自称枚方で一番太陽光発電に詳しい男」フォワード住宅情報の藤倉さんに聞いてみよう！ということで藤倉さんお願いします！！

枚方つーしんをご覧の皆さんこんにちは。フォワード住宅情報の藤倉です。

今日は、太陽光発電のパネルの設置方法についてお話しさせていただきます。
パネルを設置する方法は、屋根材の種類によって異なりますが、今回は、スレート瓦、 一般的には、カラーベストと呼ばれている屋根材への設置方法をご説明いたします。

まずは手順を写真をご覧いただきながら簡単にご紹介いたします。

１、屋根金具の取付

２，金具へのフレームの取付

３，太陽光パネルの設置

４、完成

この屋根に、パネルを設置する方法の最大の特徴は、屋根材に穴を開けて、直接、取付金具を留め付けていくということです。屋根に穴を開けるので、雨漏れが起きないように、雨水の仕舞がとても重要になりますので詳しくご説明いたします。

まずドリルで下穴開けをし、開いた穴の清掃を行います。

次にコーキング処理を行います。
＊コーキング処理とは、シリコンなどで、開いた穴を埋めることです。これをやるメリットとしては防水、防振、防腐などがあげられます。

コーキング処理をしっかりした後に金具の取付を行います。

そして取り付けを金具廻りのコーキング処理を行って屋根金具の取付の完成です。

度々出てくるコーキングですが、これをしっかり打つというのが重要なのは言うまでもないことですが、このコーキングの材料の材質も大変重要になります。

ホームセンターのコーキングコーナーへ行くと、実に色々な種類のコーキングが置いてあります。

色やメーカーも様々ですが、シリコーン・変成シリコーン・ウレタン・ポリウレタン・ゴムアスファルトなど材質（成分）も様々なものががあります。

コーキングと言えば、最初打った時は、ドロドロ・ベタベタしていて柔らかいんですが、時間が経つと固まって、ゴムのようになります。

この固まった状態の柔らかさと耐久性に材質特有の特徴があります。

太陽光発電の工事の際、弊社がよく使用しているのが、下の写真のゴムアスファルト系の宇部興産 RAシールとシリコーン系のセメダイン8060プロというコーキング材です。

このRAシールは、時間が経っても、あまり固くならないのが特徴で、1本の値段は、ホームセンターで売っている一番安いコーキングの3～4倍します。

8060プロは、ホームセンターでよく売られているシリコーンコーキングの更に耐候性・耐光性（紫外線）性能を上げた仕様になっていて、耐候性規格の9030G試験に合格しています。

コーキング材というと、年数が経つと、硬くなって、ひび割れや材料自体の痩せが生じて、性能が劣化していくイメージがあるので、ゴムアスファルトコーキングの様に、年数が経っても比較的硬化しにくいものの方が、優れているようなイメージがあって、これを使用していることを工事の特徴にしている工事屋さんが多くあります。

本当のところ、どれが一番良いかというのは難しい問題です。
弊社では、太陽光発電メーカーが指定・推奨している材料を使用するようにしています。

パナソニック　　　　→　セメダイン　8060プロ
三菱電機・ノーリツ　→　宇部興産　RAシール
京セラ・東芝　　　　→　セキスイ　変成シリコーンHM-NEW

といった具合に、太陽光発電メーカーの標準工事の仕様を順守するようにしています。

自分たちであれやこれやと考えるよりも、メーカーがテストをして、指定採用している材料を使っておこうということです。

パネルの設置以外でもう1点、こだわりを持って工事を行っている点をご紹介させていただきます。

太陽光発電パネルから屋内へ電気の配線を行う際に、弊社では、上の写真のような配線の保護管を使用しています。古河電工プラフレキPFDハイクオリティという商品です。

この保護管は、内外の２重構造になっています。

屋根の上や外壁に設置された配線保護管は、雨や紫外線に繰り返し晒されるので劣化が激しく、特に屋根から壁の取合い部の曲りの箇所はひび割れが起きて、そこから雨水が侵入するという事故事例が多く報告されています。

その為、紫外線に耐候性を持った外皮と、仮に外皮が劣化しても　もう一つ内部に管構造を持った２重管の配線保護管を弊社では使用しています。

上の写真のこちらの現場の保護管は、外皮部分が黒で紛らわしいんですが、ちゃんと内部にもう1つ黒い内管がついています。

ちょっとしたことかもしれませんが、いろいろ部材にもこだわりをもって、弊社では工事を行っています。

以上、フォワード住宅情報の藤倉さんでした！！
太陽光発電と言うとメーカーや設置価格のことをメインに考えてしまいますが、当たり前なのですが工事もしっかりしているに限りますよね

太陽光発電を設置しようと思っていて、この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は自称『枚方一太陽光発電に詳しい男』の藤倉さんがいる太陽光発電のフォワード住宅情報にぜひ電話してみてください！ 

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