枚方市を「中核市」に指定する政令が閣議決定されたそうです。
↓プレスリリース
■中核市の指定の政令が閣議決定(PDF)
中核市になると自前で保健所を運営できたり、自分でやっていいことが増えるので色々とスピーディーで地元の事情に則した自治体運営ができるということだと思います。来年4月1日から正式に中核市になる予定だそうです。
委譲される事務について詳しくは
→特例市 / 中核市に認められ、特例市に認められない事務 Wikipedia
を見てみてください。
あとWikipediaに載ってない変化としては、お隣の寝屋川市はまだ特例市なので、「うちは中核市やけど…、えーとおたくは、と、とー、とくれ…とく何とか市でしたよね?」ってムカつく問いかけができるようになることがあります(イヤなやつ)。そもそも特例市とか中核市とか知ってる人のほうが少ないでしょうけどね。
これがもし「政令指定都市になる」だと「区」ができて住所が変わったりするので我々一般市民の間でも話題になりやすいとは思うんですけれども、中核市だと誰でも分かりやすい変化がないだけに話題になりにくいところかなと思います。
料理でいうと今までは与えられたレシピ通りに作らなければならなかったところが、自分のさじ加減で作っていい範囲が増えたということなので、出来上がる料理はこのことだけではまだ美味しくも不味くもなりうるという感じでしょうか。変化がわかりにくいという意味では隠し味をいじれるようになったという感じかもしれませんが、じわりと枚方が美味しくなるように頑張っていただきたいところです。
そういえば昔、枚方市・寝屋川市・交野市が合併して「政令指定都市」を目指す(→要件)という話があったらしいですが、もしなったとしたらどういう区割りになるんでしょうね。仮に10万人ごとに区を作るとしたら枚方は4つの区に分ける感じでしょうか。現在の市境で分けるんじゃなくて香里園はまとめちゃったほうがいいかもとか、学研都市線沿線をどう分けるかとか、考えるとけっこう楽しいです。