昨年10月ごろには枚方市駅と枚方公園駅のあいだの「枚方元町伊加賀線」を見てきましたが、今回は枚方公園駅と光善寺駅の間の「伊加賀走谷線」と「走谷北中振線」を見てきました。
枚方市のパンフレット(PDF)より抜粋。高架化した線路の側道が出来るといった形です。
パンフレットに詳しい地図や事業の進め方が掲載されていますので、興味がある方は見てみて下さい。
今回は駅間にある踏切からみていこうと思います。スタート地点は枚方公園駅から↓
写真中央から少し左の看板にも連続立体交差化についての記載があります。詳細は前回の記事の一番下の写真をどうぞ。
右側は昨年4月にオープンした「meets」です。この辺りは既に側道があるので想像しやすいと思ったら、この辺りは新しい枚方公園駅になるエリアでした。
側道を進んで伊加賀踏切。このあたりまでが新しい枚方公園駅の端になります。なお、高架線路はこの写真でいうと現状の線路から少し右側にそれる予定で、つまりはこの側道部分が高架線路になります。
さらに進んでひらパー正面ゲート近くの三和踏切。この踏切と枚方公園駅前の踏切は結構渋滞しているイメージです。そして前方の側道はいきどまり、民家になります。
線路の反対側に渡り、ある程度進んでひらパー沿いで撮影。このあたりの反対側は京阪園芸の敷地でしょうか。
次の踏切である「蝶矢踏切」で振り返った写真。右手がひらパーです。ちなみになぜここが地名でもない「蝶矢」なのかはこちらの記事をどうぞ。
このあたりにも民家やマンションが立ち並んでいますがそちら側に高架線路は通る予定です。
蝶矢踏切からみた光善寺駅側。現状では小さな川が流れています。
さらに進んで走谷踏切で枚方公園駅側を撮影。予定では民家の上を高架が通る予定なので土地の問題とかが色々と大変そうですね。
走谷踏切から光善寺駅側。この区間で一番気になる国道1号線との交差部分です。
現状ではこのように線路が1号線の下をくぐっていますが、高架後は1号線の上を線路が走る予定です。なんでも「高高架」というんだとか。
1号線挟んで反対側から撮影。この1号線の上を通るとなると、車ユーザーの方でも否応なしに街の変化がわかりそうですね。
続いて光善寺4号踏切から枚方公園駅側を見た写真。線路沿いにそって民家がありますが、このあたりもやはり民家の上空に高架が出来る予定です。
上記の場所から光善寺駅側。再び川があります。こういった小さな河川は埋め立ててしまうのか、コースをずらすのかも気になるところです。
さらに進んで光善寺上手踏切から枚方公園駅側をみた写真。この辺りは新しい光善寺駅になる予定です。
車窓からいつも「スナック都マリ」などが見えていた景色がすどん@ひらつーの学生時代の青春の思い出なのですが、この風景もどのくらい変わるのでしょうか。
上記の踏切から1号線の方へ移動して、そこから線路側を撮影した写真。以前紹介した時にも触れましたが、中央のコインパーキングから光善寺駅前のローソンあたりにかけて駅前交通広場というロータリーになる予定です。そのため、この道路も整備されて3車線になる予定。
わかりやすいようにここで一度、高架後の光善寺駅前交通広場のイメージ図を↓
1つ上の写真の道路が、左下から右上に走っている道路になる予定です。道幅が結構必要ですね。
そして最後に光善寺踏切。枚方公園駅側を撮影しましたが、現状では駐輪場などがあります。
なお、この光善寺駅前ビルの位置も完全に前述の交通広場のロータリーのところです。
枚方市役所の連続立体交差事業に関するPDFによると、主に紹介した線路西側の「伊加賀走谷線」と「走谷北中振線」は幅は6mほどを予定していて、現状でも機能している線路東側の「枚方八尾線」は14~16mの幅員とのこと。
個人的には完成を予定している平成41年ごろにこれらの写真をみて、こんな風景やったなって懐かしんでる自分がなんとなく想像できる気がします。 「昔、光善寺駅は斜めやった」みたいな枚方あるあるとかも出来てそうな予感。
また、完成自体は平成41年ですが、着工自体は平成31年を予定していて、4年後から作り始めると考えるとなんとなくもうすぐな様な気もしますね。