先日から投稿を募集している枚方の古い写真シリーズのフィナーレとして、市史資料室で許可をいただき「郷土枚方の歴史」という副読本(副教材として使用する図書)に掲載されている写真をお借りしてきましたので、アップしようと思います!
なお、フィナーレとか言ってますが、もちろんまだまだ投稿募集中です!
(「郷土枚方の歴史」 P263より出典)
まずは枚方市駅前の写真。上記副読本によると昭和50年頃に「ひらかたサンプラザ」の3号館が完成したそう。
近鉄百貨店の建物が丸物だった時の時代です。枚方市駅もまだ新しくなる前の状態。
(似た角度の現在の枚方市駅)引き続き枚方市駅前の写真↓
(「郷土枚方の歴史」 P237より出典)
写真のタイトルは「枚方市駅と市民会館(昭和42年ごろ)」
まだ南口のロータリーができていない状態で、1つ前の写真をみるに、42年から50年の間の8年間に南口ロータリーが完成したということになります。
写真中央の右あたりに、市民会館っぽい建物が写っていますね。
こちらは旧市駅のホームの写真。階段が狭そうだったり、看板が電光掲示板じゃなかったりと時代を感じます。
タイトルは「岡本町商店街」、この写真をみても私には岡本町のどのあたりかわからないんですが、STEPの裏側の通りとかでしょうか。
「豪雨による浸水(市役所前から市駅方面)」とありこの特徴的な鋭角な感じは市役所前の交差点のところでしょうか。右斜め前に進んでいくと南口、まっすぐ進んでいくとビオルネ方面と思われます。
こちらは枚方大橋。京阪電鉄が木津川と宇治川の鉄橋を掛け替える際に、古い鉄橋を譲ってもらい再利用して昭和5年に完成したんだそうです。
今の枚方大橋からは想像もつかないというか、まだどっちかというと枚方大橋の隣にある橋のほうが似ていますね。
なお、昭和43年に上記の橋は架け替えられたそうです。
つづいてこちらは「枚方バイパス」、現在の国道1号線の出来た当初の写真。
昭和41年に開通したそうです。
京阪電車が1号線の下を通っていて、道のしなり具合から、おそらく走谷あたりの写真だと思われます。
こちらは香里団地の建設中の写真。
川のようなものが左側にあるので、香里ヶ丘CONOBAあたりか、開成小の前あたりか、トップワールド香里ヶ丘店のあたりとかでしょうか。ちょっとわかりません。
最後はこちら、樟葉駅前の写真。
松坂屋の特徴的なエレベーター棟などが見えてます。
以上、9枚の古写真になります。
懐かしいとか、こんなんやったんや、と世代によっては感想が変わるかもしれませんが、結構ワクワクできたのではないかと思います。
今回出典の「郷土枚方の歴史」はおさや@ひらつーが小6の時に授業で使った教材だったそうなので、持っている方も多いかもしれません。
この本には今回ご紹介した写真以外にもたくさん写真が載っているので、枚方の歴史を知るにはもってこいだと思われます。
おそらく中央図書館の中の市史資料室にもこの本が置いてあると思いますので、興味がある方は行って読んでみてはいかがでしょうか。