◎9月30日に無事目標金額に達し、第1弾ひらかたクラウドファンディングは成功いたしました!!
ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!!
今後のお知らせは改めて記事で発表いたします!
新プロジェクト「ひらかたクラウドファンディング」第1弾!!
不特定多数の人がインターネット上で個人や団体に寄付や何らかの協力を行うことをクラウドファンディングと言います。「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた造語。
一言で言えば、ネット上で寄付を集める!と言うもの。
日本国内では「CAMP FIRE(キャンプファイアー)」や「MAKUAKE(まくあけ)」などのネットワークが有名ですが、今回、枚方つーしんは『地域の「らしさ」を誰もが楽しめる社会をつくる』というコンセプトを元に地域に特化して展開している「FAAVO(ファーボ)」クラウドファンディングの大阪エリアと提携し、枚方に特化して今後ワクワクするようなクラウドファンティングのプロジェクトに取り組んでいきます!!
特徴としては、出資者(お金を出す人)は、ただ寄付するだけで終わりではなく、寄付の金額に応じて、起案者(プロジェクトの立ち上げ人)からオリジナル商品やサービスをお返ししてもらえます。
つまり、「プロジェクトの起案者のオリジナル商品が欲しいから寄付する!」という目的であっても全く問題ありません!結果的に起案者を応援することになりますから◎
カッコよさを追求するメンズアパレルブランド
ひらつーでご紹介する第1弾の起案者として名乗りを上げたのは、枚方から全国・世界へ挑戦したいというメンズアパレルブランドの『The Attractman』(ザ アトラクトマン)。
実は、The Attractmanのデザイナーである松口さんは、以前ひらつー事務所の一角を間借りして日々1人ミシンを踏んで服を作りつづけていました。
ひらつーメンバーとも仲良しでカトゥーたちと一緒に仰星高校のラグビーの試合を観に行ったこともあります。
↓カトゥーの奥が鈴木さん・その奥が松口さん。
(全国高校ラグビー準決勝!東海大仰星vs東福岡の試合を見てきた【ひらつーレポ】)
2015年にひらつー事務所からは離れ、プレス担当の相方鈴木さんとともに晴れて独立!
続けて、プロジェクト内容をご紹介します。
2人とも出身・育ちも枚方で過ごし、服好きの自分たちが心から”カッコイイ”と思える服を作り、広めたいという志を持ちこのブランドを立ち上げました。
主に欧米において特別に作られた物ではなく、量産品として一般的に流通していた古着を素材として使用し、デザインに応じて解体、それらを生地として再構築させるだけでなく、それぞれの部位が持つ機能・仕様を襲用し、新たな役割を与えます。
大量生産の一部として作られ、その役目を終えた物を、唯一無二の新たな価値観の衣服に昇華させることを命題とし、所謂「リメイク」という枠組みを超越させたジャンルレスなモノづくりを目指すブランドとして活動しています。
それぞれにタイトルがあり、意味を込めて制作しています。
◆商品名「modern age」
usedのリーバイス2本を解体しスリムテーパードのシルエットを描く1本のパンツへと再構築させたアイテム。ポケットは6つ(または7つ)あり元々屈曲する腰部に合うように作られていたバックヨーク部位を屈伸するひざ部分に使用することで、機能面を引き継いでいる。
◆商品名「klaxon」
リーバイス社のユーズドデニムを2本使用し再構築したワイドデニムパンツ。
ワイドシルエットパンツを再構築デニムという、ある種不向きな素材・手法であえて取り組み、流行にklaxon(警笛)を鳴らし、抜き去ると言うイメージで製法。
◆商品名「gerty」
映画「月に囚われた男」で孤独な主人公をサポートする人工知能をイメージしたスウェットルーズシルエット、裁ち切り処理、素材の表裏使用など機械の無頓着さ・感覚の鈍さを表現。
◆商品名「night rumbler」
フランス軍F2ジャケットを2着解体し、再構築したミリタリージャケット。
ミリタリーウェアとして完成度の高いF2の過剰な要素を消し、ミニマムで現代的なジャケットに再構築し、再帰反射テープを配置して強いインパクトをもつデザインに。
◆商品名「taklamakan」
ユーズドデニム2本を解体、中綿スウェットキルト生地とともに再構築したノーカラージャケット。
襟元から袖口まで描くカーブの形状が特徴的で、多くのパーツで切り替えられているがポケット・胸の切り替えにも曲線を使うことで独特の調和を生むデザインに。
→その他の商品は公式サイトへ。
その他の活動としては、少し前に終了したのですが古着のショップとして有名な「RAGTAG 梅田店」の若手作家の展示会に出展していました。(7/30〜8/15まで)
[R PROJECT] 若手作家の展示会に出展(2016/7/30〜8/15まで)
APRON
その他、「カジカジ」や「2nd」などの有名メンズファッション雑誌でもたびたび掲載されています。
駆け出しのブランドが単独展示会を開催することは少ない事例で、もちろん資金もなく、親交のあるブランドとの合同展示会やショールームに入るという手段もありましたが、ブランドの世界観を他と交える事無く見てもらいたかったことと、私たちの出身地である枚方にて開催したいという思いから、点数は少ないながらも地元での単独開催に至りました。
展示会では郊外地での開催にも関わらず、関西のセレクトショップのバイヤー様をはじめ、ウェブマガジンのプレス・地元・他府県在住の友人、東京にて活躍する他ブランドのデザイナー様が私たちの商品に興味を持ってご来場いただき、そこから取引を開始したショップ、雑誌媒体への掲載、イベントへの参加依頼、ブランドコラボレーション等様々な企画に発展することができました。
そして、更にはこれを足掛かりに、私たちの使う古着の作られた国々へ全く新しい姿へ生まれ変わった洋服達を広めて行きたいです。
昨今使い捨てられているモノが多すぎる社会において、使い捨てられようとしているモノ達に、作られた時以上の価値を与えるモノづくりに賛同・応援いただけませんでしょうか。
鈴木さん:実は初めて出会ったのは「チアーズ」でのひらつー飲み会なんです。まぁそのときのお互いの印象はあんまりよくなかったですね(笑)お互い変なあだ名なので、「マグナム!?」(←松口さんのあだ名)「ビーバー!?」(←鈴木さんのあだ名)って思ってました。
松口さん:その後、3ドットカフェでサッカーの観戦イベントがあってたまたま再会して、そのときにお互い”服好き”なことがわかったんです。お互い京都の服関係の共通の知り合いやブランドがあってすごく盛り上がりました。
1年前に縁あって東京のショップで元有名セレクトショップのバイヤーさんと繋がって取り扱いが決まったり、大阪のショップで古着のイベントがありました。そのあともトントン拍子でいろいろ決まったので、そろそろ本腰入れた方がいいのでは?ということで会社を辞め、事務所も借りて、2人で勢いでブランドを立ち上げました。
鈴木さん:お金をいっぱい使っていい素材を使っていい商品つくるのが普通のデザイナーですけど、彼がやりたいことって無価値のものに価値を与えて行くので、まさにクリエーターですよね。
松口さん:時代とか流行とかビンテージとか関係なく、無価値のものにそのものにしかない歴史や色落ち、使い込んだあたりを活かしてかっこいいデザインにしています。
・展示会費用(会場費・サンプル作製費・備品代等)
・お返し品製作費・FAAVO手数料
今回の挑戦のためだけに作られた、オリジナル限定商品です!!
▶︎3,000円(税込)以上
「展示会(年2回)ご招待(ペア)&2016S/Sコレクション ルックブック」
▶︎10,000円(税込)
デニムのPCケース/クラッチバック(限定15個)
▶︎20,000円(税込)
プルオーバーシャツ(黒・青のチェック柄)(各色限定30着)
※各色先着15名様は15,000円
▶︎50,000円(税込)
「デザイナーによるオーダーガウン」
▶︎70,000円(税込)
「デザイナーによるオーダージャケット」
▶︎100,000円(税込)
「デザイナーによるオーダーコート、他」
↓以下、詳細です。
■3,000円(税込)〜
「展示会(年2回)ご招待(ペア)&2016S/Sコレクション ルックブック」
■10,000円(税込)
デニムのPCケース/クラッチバック(限定15個)
今回はそれらの生地を利用し、デザイナー自らの選定によりパッチワークを施し、ライナーを取り付けて、クラッチバックを製作致しました。
(裏面にはポケットが)
雑誌やA4サイズの書類が入る使い勝手の良いサイズ感で、13インチまでのノートPCも入る為PCケースとしてもご使用いただけます。
■20,000円(税込)
プルオーバーシャツ(黒・青のチェック柄)(各色限定30着)
今回はこのクラウドファウンディングの為に秋冬時期に最適なプルオーバーシャツを企画・デザインさせていただきました。カラーは黒と青があります。
(お母さまの形見のコートを使い、再構築した鈴木さんのコート)
また、100,000円コースでその他の種類の服を希望の方は、ご相談下さい。
以上、いかがだったでしょうか?
ひとつひとつ丁寧に、大事に、手づくりで制作されているので、お返し品もきっと大満足間違いなしです。みなさんも一緒に、今後のお二人の活躍を応援してみませんか?
The Attractmanの
■関連リンク
・The Attractman 公式サイト / Facebookページ / Instagram
・FAAVO大阪 公式サイト