枚方の府営住宅にあったコインパーキング「カンソーパーク」がすべて営業終了しています。
↓貼紙
これは一番最初に見に行ったカンソーパーク三栗住宅のもの。
3月24日をもって営業を終了とのことでした。
これ以外のすべての枚方市内の府営住宅とセットのカンソーパークでも似た貼紙を確認。賃借契約終了に伴い営業を終了するようです。
そもそも府営住宅とカンソーパークの関係ですが、2014年ごろに府とカンソーパークが結んだ契約により、その頃から枚方市内の府営住宅にカンソーパークが激増。枚方の府営住宅のコインパーキングといえばカンソーパーク、と言っても過言ではない感じになっておりました。
府営住宅や近隣にお住まいの方にとって、営業終了するとなるとちょっと不便になりそうですね。
【おまけ】
ここからポエムと写真です。
2014年より前からひらつーをご覧になっていた方なら、僕すどん@ひらつーとカンソーパークの切っても切れない(ことはない)関係をご存知の方も多いと思いますが、改めて説明しますと、2014年といえば僕がひらつーに入ったばかりの時。
当時はひらつー創始者であり、偉大なるハゲサングラスことカズマ@ひらつーの下でひたすら開店閉店記事を作っていた時期でして、ようやく記事作成にも慣れてきた頃にやってきたのが、カンソーパークでした。
最初はいつものように普通に開店記事にしていたのですが、あまりにも続くのでカズマ@ひらつーから、ちょっとチョけてみたら的なアドバイスを受け、いろいろとふざけたのが当時のカンソーパークの記事なんです。
(カンソーパークの関連記事はだいたいふざけてます笑)
そんな中、人をあんまり褒めないカズマ@ひらつーにええやんって言われたのがこの記事↓
の「曲線スタイル」あたりのくだりでした。
やっぱりあんまり褒めない人に褒められた時は嬉しいといいますか、そのまま図に乗ってカンソーパークの記事では調子に乗り続けたわけなんですが、何がいいたいって僕にとって思い入れがあるシリーズ(?)なんです、カンソーパーク。
そんなわけでせっかくなので、さようならカンソーパークと題しまして、撮ってきたカンソーパークの写真を全部のせてきます。
三栗住宅にあるここは、対面で向かい合うスタイルで、まるで抗争しているかのような印象うける(うけない)カンソーパークでした。貼紙は最初に載せた写真です。
三栗住宅は2つカンソーパークがありまして、こちらは最初のカンソーパークのオープンした2年後、遅れてやってきた、いわば中々駆けつけてくれないヒーローみたいなカンソーパークでした。
なんか微妙に奥まった位置にありながら、旧1号線からの鑑賞もしやすいという特徴をもち、鑑賞用にも耐えうるカンソーパークでした。
樋之上住宅に入ってすぐの位置にあり、すぐターンして入るという稀有な存在でもあるカンソーパークでした。
これまで載せたカンソーパークの最大料金は500円でしたが、くずはに近づいたからなのか、需要の問題なのか600円を記録する誇り高きカンソーパークでした。
枚方市内では数少ないゲートで管理するタイプのコインパーキングであった、高輪ゲートウェイもビックリのゲート型カンソーパークでした。
よく見たら上と下の貼紙で「第二」の表記ゆれがあります。
このドジっ子具合もカンソーパークのいいところでしたね……。
市立ひらかた病院や宮之阪周辺にもアクセスがいいためなのか、枚方市内のカンソーパークでは唯一最大料金が4桁に入るという、王子のように気高きカンソーパークでした。
……さて、ここまでが3月24日に営業を終了したカンソーパークたちでして、なんと3月25日まで営業していたカンソーパークもありましたので、ここから紹介していきますね。
団地に囲まれながらも元気いっぱいに営業していたカンソーパークでした。ほっ褒め言葉が思いつかなかったわけじゃないんだからねッ///
枚方ではトップクラスの、看板とコインパーキングが離れた位置にあるという勇敢なカンソーパークでした。
春は出会いと別れの季節……そんなことを彷彿とさせる桜が見事に配置された、セツナ系泣きカンソーパークでした。
招提住宅といえば、カンソーパークが2個あるのは常識だと思うんですが、こちらは全体的に収まりのいい位置にあった、ライフスタイルがシンプルライフでミニマリストのようなカンソーパークでした。
あ、こっちは招提北住宅だったんだ……そうなると招提住宅とは別になっちゃうし間違えてるやん恥ずかしって思ったら看板には招提住宅北って書いてました。
ホント、カンソーパークくんったら策士なんだから(違う)
数少ない、国道1号線より東側にあるココは、情報通からは隠れカンソーパークとか言って可愛がられていましたね。
東牧野住宅のカンソーパークといえば、三兄弟。
中でもここは長男として今までしっかり営業してきたよね(よくわからない)
3月26日から撤収工事。関係ないですが、むかし326(みつる)ってめっちゃ流行りましたよね。
当時兄に「みつるって知ってるか」って言われて、326を答えたら、みつるって言ったらソフィアの松岡充やろって言われて殴られた記憶があります、理不尽。
ここは次男的ポジションともいえる、東牧野住宅の南側にあるカンソーパーク。
府道というメイン通りに近い長男を影で支える、素晴らしいカンソーパークでした。
三男は誰も見たことがない、1つの府営住宅に3つのカンソーパークという奇跡を起こした張本人でもあり、長男じゃなく三男がカンソー家を継ぐ、なんて話もあった神童のようなカンソーパークでしたね。
東牧野住宅東、というなんか重複してそうな名前がちょっとかわいそうでした。
府道沿いで甲斐甲斐しく宣伝するこの看板、印象に残っている方も多いのでは。記録より記憶に残る、そんなカンソーパークでした。
ここは見に行くのが遅くなって、いつ終わったのかはわからず、こんなシンプルな貼紙と共に、フラップ板が既に取り外されていました。
以上になりまして、これが僕からのカンソーパークへの鎮魂歌(レクイエム)さ……とか言いたいところですが、ここまで読んでくれた方に朗報が2つあります!
まず1つめは、カンソーパークは枚方から全滅したわけではないということ!
宮之阪のイズミヤのカンソーパークは元気に営業しておりました!
ちなみにイズミヤの子会社とかだったはずです、カンソーパーク。
2つ目の朗報は……
大阪府のこちらのページによると、枚方地区を含む府営住宅のコインパーキング事業や予約駐車場サービス契約を結ぶ新しい業者が決定した模様。
株式会社サニカという山梨県にある業者のようで、コインパーキング機器を製造している会社のようです。(→公式サイト)
そこと関係があるかはわかりませんが、
村野住宅のカンソーパークだけ、既に違うコインパーキングに入れ替わっておりました。
今後できるであろうサービスが今と同じ場所なのか、どういった形になるのか等は今のところ不明ですが、これまでのカンソーパークの代わりとなる事業になるんじゃないでしょうか。カンソーパークの跡地含め、引き続き見守っていこうと思います。
カンソーパークのこと、忘れないよ!(まだある)
※「昆布だし」さん、「まさパパ」さん、情報ありがとうございました
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