ひらつーメンバーが自分で食べたお店を紹介する【ひらつーグルメ】
今回は、枚方公園の鍵屋別館1階にある
きしな屋
*価格・メニュー内容は2017年3月16日時点のものです。
今回ご紹介するのはこちら!
寿司!
ではなく・・・
ラベルには、「平成27年1月に製造された新桶に平成27年3月に初仕込みし、約2年の歳月をかけ醗酵、熟成させ、平成29年2月に初めて搾った、100年以上使える桶の初搾りと名乗れる最初で最後の醤油です」
と書かれています。
では器に入れて、ズーム!
透き通るピュアなしょうゆ!
このしょうゆの種類は、「こいくちしょうゆ(本醸造)」。
原材料名は、大豆(遺伝子組み換えでない)小麦(国産)食塩のみ。
ビン1本で500ml入っています。
保管方法は直射日光を避け、常温保存。開栓後は冷蔵庫保存がいいそうです。
店長さんのお話によると、このしょうゆの何がすごいって、一般的なしょうゆよりも圧倒的に旨味成分が多いんだそう。
正直に申し上げると、私おさや@ひらつーは普段そんなに料理をしないのでしょうゆまでこだわって選んだことは今までに無いです。
なので語れるレベルの人間ではないので恐縮なのですが、このおしょうゆは栓を開けた瞬間から香り高く、食べてみるとめっちゃ新鮮で、フレッシュさを感じました!でも、深みがある!
店長さんに何の食べ物が一番合うか質問したところ、「刺身で、特に白身魚が合う」と教えてもらったのでお寿司にしたんですが、普通のスーパーのお寿司がこんなに美味しくなるなんてすごい!と思いました。食材をより美味しくしてくれるしょうゆや!ということがよくわかりました。「旨味」ってこういうことか!
もっと舌が肥えてたらいろいろいいコメントが浮かんだと思うのですがうまく表現できず申し訳ないです。が、とにかく、めっちゃおいしいことは間違いないです!
高級なので煮物やすき焼きなどにたっぷり使うのはもったいないですが、きっと何を作ってもおいしい料理に変えてくれるんだろうな・・!と思いますよ。
ちなみにこのお醤油、ロット番号がふってありまして・・・
たまたま手に取ったのが何となくラッキー?なゾロ目77番でした!わーい!!
店長さんに伺ったところ、店頭に並んでいるのはちょっとニヤッとなる数字のものだそうですよ
製造は弓削多醤油で埼玉県なのですが、なぜきしな屋さんが販売者になっているかと言うと、店主さんがこのしょうゆの桶作りから搬入、もろみの仕込み、搾り、販売まで全ての工程に携わり一貫してバックアップされているからなんです。
伝統的な製法でしょうゆなどの発酵食品を作るためには醸造容器として「木桶」が必要なんだそうですが、戦後金属や樹脂などの代用品で作られるようになったので、木桶を作れる職人が全国で数人、木桶仕込みのしょうゆのシェアはわずか1%未満になっているそうです。
それを何とか食い止めたいということで小豆島のヤマロク醤油と全国の有志からなる「木桶職人復活プロジェクト」が立ち上がり、新しい巨大な木桶で2年間じっくり時間をかけて仕込み、初めて出来たしょうゆが・・・今回ご紹介したしょうゆ!というわけです。
ちなみに醸造に使われる木桶は100〜150年くらい使い続けられるそうなので、「初」というのはかなり貴重で珍しいこと。味のみならず、希少価値が高いおしょうゆなんですね。
その上、製造元以外でこの商品を販売している小売店はきしな屋さんだけです!
貴重なおしょうゆ、興味がある方はぜひ一度召し上がってみてください。
ちなみに「木桶」の見本は店内にもいくつかあります。触らせてもらったら、曲線カーブのすみずみまですべすべなめらかさで、木で出来ているとは思えないほどでびっくりしました!
↓店内の様子
北は北海道・南は沖縄から、全国のこだわり食品がずらずらっと数えきれないくらいたくさん並んでいます!いつ行ってもどれだけ眺めてても飽きない楽しいお店です。
ひらつーの事務所がある鍵屋別館1階にあるので、ひらつーメンバーもこっそり仕事の合間にお買い物を楽しんでいます(笑)迷ったときは店長さんが品選びを手伝ってくれるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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◆関連リンク
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