2月25日(土)初発から京阪線のダイヤを変更します(PDF) 京阪電気鉄道株式会社
上記PDFは2月25日初発より改正されるダイヤに関する内容で、大まかにいうと5つの変更点があります↓
【2】「洛楽」の運転時間帯に、急行・快速急行の運転
【3】 昼間時間帯の「普通」の運転区間を延長
【4】「快速急行」の始発を中之島から淀屋橋に。一部「準急」の始発を淀屋橋から中之島に
【5】 全ての特急車両(8000系車両)を7両編成で運転
「洛楽」と言えば「京橋-七条間」をノンストップで走る快速特急のこと。この「洛楽」が平日ダイヤでも定期運転を開始するようです。(午前京都方面行き2本、午後大阪方面行き2本)恐らくこの通過駅の対策として【2】の「洛楽」運転時間帯に「急行」、「快速急行」を運転させるものだと思われます。
「洛楽」の上り(京都方面行き)の運転時間帯(9時台)に、「急行」が平日2本、土休日5本で運行。下り(大阪方面行き)の時間帯(17-18時台)に「快速急行」が上記と同じ本数で運行します。
平日の「洛楽」の時間帯はこれまで特急があった時間だと思われますし、「洛楽」が増えた分特急が減ったということでしたら、少しだけ枚方市民にとってはデメリットと言える点もありますね。
ですがPDFによると「大阪方面から八幡市(「石清水八幡宮」最寄駅)、伏見稲荷(「伏見稲荷大社」最寄駅)、清水五条(「清水寺」最寄駅)など京都観光に便利な駅への利便性が向上」との記載があるので現状よりも特急が通り過ぎるポイントが行きやすくなるのかもしれません。
また平日の朝に「急行」が運転するという観点から見ると、現在平日の9時台の上り(京都方面行き)で急行は運転していないので、枚方公園駅利用者にとっては今までより早く京都方面に行けることになりそうです。
平日、土休日ダイヤともに普通電車「中之島ー萱島間」の一部を「中之島-枚方市間」に延長。これにより現行「中之島-枚方市間」の本数は1時間毎に3本ですが、ダイヤ変更で1本増え4本になります。
枚方市駅より北の駅の利用者の方はあまり影響がなさそうですが、枚方公園・光善寺・香里園駅利用者にとっては朗報なんじゃないでしょうか。萱島行きを見送って次の電車に乗るというケースが少なくなりそう。
▲枚方市駅
「プレミアムカー」導入に向けて8両編成だった特急車両(8000系車両)が全て7両編成になります。既に一部の特急車両が7両編成に変更し運転しているとのこと。
▲プレミアムカーのデザインモデル(『京阪の座席指定特急「プレミアムカー」の試作モデル見に行ってきた。おけいはんも来てたファミリーレールフェアの様子も【ひらつーレポ】』より)
プレミアムカーと言えば、2017年度上期を目指して導入を進めている座席指定の特急車両のこと。以前にも何度か記事にしています。導入に向けて本格的に始動したと言えそうですね。
1車両減ることになるので今までより車内が混雑する可能性も考えられそうですが、どうなるんでしょうか。なお、これにより女性専用車両の乗車位置が変更となる駅もあるそうです。
以上になります。
全体的に見ると枚方市駅より南の駅の利用者にとって利便性が高まるのではといった印象。今後の「プレミアムカー」の導入に向けても大きく気になるところです。
通勤・通学などで電車を利用される方は、いつも乗っている時間や電車の種類が変わる可能性もあるので注意しておきたいですね。
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