先月1/27(金)に東京で開催したひらつーのイベントついでにそれぞれ何か記事にしようぜ!というのがきっかけではじまった東京記事シリーズ全4回。
第1回が渋谷で枚方の人探し、第2回が東京のイベントめぐり、第3回が茨城県平潟(ひらかた)町観光とお送りしてきましたがついに本日最終です。
私おさや@ひらつーは千葉県松戸市に行ってました!
おいおい2分の1が東京ちゃうやんけ〜ツッコミ、どんとこい!
松戸と枚方って何の関係あるねん?と思われると思いますが、多分直接の関係はないと思います。笑
実は昨年末に別件で用事があって松戸市に行ったのですがその時に、
松戸ってめちゃ枚方と似てるやん!!
と感じたんです。
また行く機会があったらいつかひらつー記事にしたいなぁ〜と思っていたら、思ったより早くその機会がやってきたので行ってきました。わーい。
と言うわけで、さっそくご紹介していきます!
↑これからこんなのが登場します。
1, 地理が似てる
2, 統計データが似てる
3, 歴史が似てる
4, 市の木・花・鳥が似てる
5, まちの雰囲気が似てる
※おおざっぱな地図ですみません!
▽それぞれの府県における位置関係
※2府県を横に並べて描いたので縮尺がおかしいのですが、実際は千葉の方が大きいです!
・枚方市は大阪の端っこ、松戸市は千葉の端っこ。
・ともにいわゆる翼部分にある。
・都心(枚方で言う大阪市内・松戸で言う東京都23区)からは少し離れていますが、電車で20分程度の距離にある。
・内陸側にある。
▽続いてそれぞれの市の地図
左が枚方市で、右が松戸市です。
・土地の形状が似ている。
(枚方市はおにぎり型でノリの部分が交野市・松戸市はその部分を含めたような三角形〜菱形)
・大きな川が西側を南北に流れている。
(枚方市は淀川・松戸市は江戸川。響きもちょっと似てる 笑)
・主要線路がその川沿いに通っている。
・中心市街地が川沿いの真ん中あたりにある。
・中心市街地から線路が分かれている。
・国道がほぼ真ん中を分断するように通っている。
・・・ちょっと似すぎてて鳥肌立ちませんか!?
(男:195,020人、女:209,943人)
(東西12キロメートル、南北8.7キロメートル)
(参考:枚方市公式サイト)
(男:241,975人、女:244,339人)
昭和22年、大阪府下12番目の市として枚方市が誕生
当時人口約4万人
→現在は府下4番目の人口です。
◇松戸市
当時人口約4万人
→現在は県下3番目の人口です。
(楠葉東公園の桜)
◇枚方市(参考:枚方市の木・花・鳥)
このあともところどころで花が出てきます!
ここからがメインです!
とりとめがないですがどんどん紹介しますので何となくキーワードをちりばめておきます!
駅前の陸橋とまちの雰囲気・ 壁画・線路で隔たれた神社・宿場町・どらやき・星・きくとひむろ・ 大きな公園・梅と竪穴住居
この何とも言えない、ごちゃっと感がどっかで見たことあるような。
2階に駅の改札があって、陸橋から各方面に降りて行く仕組みが既視感。
ぱっと見の印象ですが、松戸の方がお店の密集度が高く、駅前だけで日常生活で必要なものはほぼ何でも揃いそう。
駅前にサイゼリアがあったりして、「ただいま〜」な同じ空気感がしました。
ただ一つ決定的に違ったのはTSUTAYAの大きさ。枚方T-SITEは枚方市民の誇りですねー。
ちょっと離れたところからの松戸駅。枚方で言う交野線のような分線もあり大きな駅です。
興味深いのがそれぞれの市役所の公式サイトを調べて行くと松戸市も2015年に松戸駅周辺まちづくり基本構想が策定され、これから駅前の再整備が進んで行くそうです。(詳しくは松戸市HP)
ではここからもっとまちブラ!
▽壁画
オシャレな壁画がありました!「根本壁画通り」と言います。「松戸アートラインプロジェクト2011」でアーティストの方が描かれたそうです。
▽線路で隔たれた神社
まちブラしていると突然現れた神社の標石。でも神社がない・・・!
菅原神社は上がるんじゃなくて地下道ですが、この先に神社がありました。
(「藤阪ワイン」決定!桜満開の藤阪をまちブラしてきた。ワインとラテアートの絶妙なマリアージュは突然に!【ひらつーコラボ】より)
高架橋の下をびゅんびゅん電車が下を通って行きます。おもろい場所!!
入ってみると大変立派で、山全体が神社になっているステキな場所でした。
その近くに松戸市役所がありました。
どーん
さらに奥に・・・
どどーーーん
10階建て!!ビッグ!!市役所は全然似てませんでした。
マツモトキヨシ・・・そう、あの薬局の「マツモトキヨシ」の社長さんです。
松戸駅前にもお店がありました。
松戸市発祥のマツモトキヨシの社長さんが市長をされていたんですね〜。
(興味深いエピソードもいろいろ。気になる方はWikipediaなどをご覧ください)
▽松戸駅前すぐに大学があるのも似ています。
枚方で言う関西医科大学。
ちなみに松戸市内には千葉大学園芸学部・日本大学松戸歯学部・聖徳大学・聖徳大学短期大学部・流通経済大学があり、大学の数も枚方とほぼ同じ。歯学など専門分野が多い点も似てます。
〜ちょっと一息〜
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変わった名前のお店がいろいろあったのでついでに載せときます!
▽商店街の星のサイン看板
「MATSUDO STAR (マツドスター)」と書かれています。
▽駅前の百貨店
松戸には駅前に伊勢丹があり、大きなジュンク堂が入っています。
▽江戸川に注ぎ込む坂川
枚方で言う天野川や穂谷川のような感じ。
と案内石に記載されています。(その他の説明書きの写真)
かつて水路があったことや、餅菓子を売っていたと言うところも江戸時代の枚方宿と重なりますね。
(坂川にかかる春雨橋)
このあたりから「松戸宿」の大きなちょうちんが現れ始めます。
かつて、水戸街道だった道路です。
▽旧街道沿い
かつて宿場町があった松戸の歴史街道、水戸街道沿いです。枚方宿の歴史街道は1車線なので松戸の方が広いです。
新しいところと古いところがざっくばらんに混在していること、一方通行が多いこと、一本中に入ると入り組んでいて迷子になりそうなことなどがまさに似ています。
良い雰囲気がにじみ出てるお菓子屋さんがあったのでお邪魔してみました。
店内撮影許可いただけたので、写真も撮らせてもらいました。
気になったのは、一番左の「すぐやる菓」151円(アップの写真)
このお菓子は松戸市役所の名物部署「すぐやる課」の名称を捩(もじ)ったもの。
「すぐやる課」は先ほど出てきた松本清市長が”すぐ出来る事はすぐやる”をモットーとし、1969年に作った部署だそうです。
宿場町時代の石を集めて敷き詰めてあるところもありました。とてもすてきな雰囲気。
ちなみに、松戸市では「まちづクリエイティブ」というまちづくり会社が『MAD CITY』(まっどしてぃ=まっどし=まつどし=松戸市(笑))という面白い空き家対策の取組みをされていて、冒頭で昨年末に一度松戸に来たと書いていたのは、その件について詳しく聴くためにこちらに視察に来ていたんです。
古い町家や使われなくなったラブホテルなどをリノベーションして、アーティストが訪れ滞在して制作や発表を行う施設などを作られているんです。とても興味深い。
そして松戸宿の街道沿いには、神社やお寺がたくさんあります。枚方宿も街道沿いやその周辺にお寺や神社がたくさんあるので、そういうものなのでしょうか。
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▽きくやとひむろ
「きくや」というたい焼きやさんとその隣の「ひむろ」というラーメン屋さんが、たまたま枚方絡みのネーミング。
このたい焼き屋さんがめっちゃ人気でずっと大行列!!
私も20分ぐらい並んでたいやきをGETしました!あんこが大量に詰まっていてほくほくで美味しかったです。また食べたい!
個人的見解ですが、大阪・枚方ではたこ焼き屋さんがたくさんありますが、関東の方はたこ焼き屋さんがほとんど見当たらない気がしました。なので、余計に気軽に食べられる粉もんとしてたい焼き屋さんが人気なのかもしれません。逆に枚方ではたい焼き屋さんが少ないですよね〜。
そして駅前まちブラが一通り終わって、まだ時間があったのでちょっと離れたところに大きな公園があると知ったので行くことに。「きっと枚方で言う山田池公園ポジションや〜!」おさやの枚方センサーが発動。松戸を出発ー!
枚方市駅から交野線に乗る感じで松戸駅から八柱駅に移動。
降りるとすぐにさくら並木が延々と続く「さくら通り」がありました。春はキレイなんだろうな〜。
そこを通って15分ほど歩くと・・・
あったのは巨大なホール!!「森のホール21」
図書館や博物館もありました。す、すごい・・・
山田池公園にはない、巨大文化施設がどん!どん!と。想像をはるかに超えていました。
ここが「21世紀の森と広場」(公式サイト)です!
園内はかなり広く、とてもキレイに整備・清掃された気持ちのよい公園です。
たくさんの子ども達が走り回って遊んでいました!
家族連れ、小中学生、高齢者と世代もさまざま。まさに市民の憩いの公園でした。
園内の池。静かで穏やかな時間が流れている場所でした。山田池っぽい。
なんと公園内にはこんなに意外なものもありました!
竪穴住居!(笑)
この公園のベンチに座ってぼけ〜っとしたり、中を歩いたりして2時間ぐらいまったり過ごし、また他のメンバーと空港で合流して大阪に戻り、東京旅は終了。
大都会に行くと、普段とは人口密度や空気感、スピード感が違いすぎて疲れてしまったりしますが、松戸にいる間はずっと枚方にいるのと同じ気持ちで、自然体でいられました(笑)
以上、長くなりましたが松戸レポートでした!
いかがでしたか?
松戸と枚方。
何度も打っているうちに、字面すら似ているような気がしてきました(笑)
同じまちはどこにもあるはずがないのですが、たまたま地理や歴史などいろんな条件が似ていると、時間を経ても自然と似た動きになってしまうものなのかもしれませんねー。とても不思議です。
なんだか今回の取材でいろんなことを考えてしまいました。深堀りして行くともっと面白い共通点が見つかりそう、そんな気がします。となれば、お互い学べることがありそうです。
他にもこんな似てるまちがあるんじゃないかと、どうしてもそう思ってしまうので、また市外に出るときにはアンテナはっていきたいと思います!
以上、東京記事シリーズ終わりっ!