今日3月12日よりひらかたパークにて開催される「チームラボ★アイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」のメディア向け内覧会に招待されたので行ってきました!
今回見に行ってきたのは、筆者すどん@ひらつーと、以前の職場「日本科学未来館」で今回のイベントをいろいろ案内した経験があり、このイベントを熟知しているほんちゃん@ひらつー。そもそもチームラボとは?というわけで公式サイト↓
チームラボ
サイトの説明文を引用すると「プログラマ・エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団」だそうです。
何だかすごそう。
そんなわけで入口部分。
ひらパーの入口を入って右側のイベントホールにて実施されています。
館内はフラッシュは禁止ですが、撮影やSNSに投稿は可能です。
イベントはおおまかにいうと「踊る!美術館」と「学ぶ!未来の遊園地」の2つに分かれていて、まずは「踊る!美術館」からスタート。
まず最初にあるのは「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる」のコーナー。
「これはどういうコーナーなんですか?」
「人が立っているところは時間の進み方が早くなって、何もない所には花が咲くし、花が咲いているところはすぐ散ってしまうねん。」
咲いてきた!
「花の向きとか、地面の凹凸とかそういった全てがコンピューターで計算されてるねん。人の動きで変わっていくから、一度として同じ絵にならないんですよー。」
と、白衣姿で他メディアの方にも説明し出すほんちゃん@ひらつー。
僕は正直いって専属ガイドがずっとそばにいてくれている感じで、すごいありがたかったです(笑)
続いてやってきたのは「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」という伊藤若冲(→Wikipedia)インスパイアの作品。
このGIF動画でわかるかは微妙ですが、横切って行くほんちゃんに合わせて画面上の水色の物体が動くのかわかるでしょうか。
全体的に3Dで作ったCGを、日本画風に2Dへ落とし込んでいるというのも、見る時のポイントなんだとか。
「なんか剥がれていっていますが、これはどういう見方をすれば?」
「こういった日本画って、いわゆるバースみたいな手前が大きくて奥が小さいという概念じゃなくて、手前も奥も全て同じ大きさで描かれているんよ。
そういった日本画の手法を、昔の日本人はそういう風に見えていたと仮定して、あえてCGで作って、それを剥がしていくことによってその特異性を表現しているというか。」
「へぇー!日本画ってそんなことになってるんですね!」
「小さい大きいとかがないから、日本画ってどこで切り取ってみても絵になるってのも見方の1つ。あとこれら全部は作品というより実験ってチームラボの人たちは言ってたよ。」
ブルーグレーの部分が剥がれていって3Dにおける線が見えているところ。
最終的に全て剥がれていきます。
次はこの写真では少しわかりづらいですが、大画面のディスプレイが7つ並んでいるところ。
名前は「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点」。
こちらも、コンピューター上で作成した三次元空間を平面化しているそう。
「ちなみに光の動きは板野サーカス(→Wikipedia)を意識してるらしい。」
「おお!ロボット好きならピンとくる板野サーカス!」
「ここのオススメは、中心あたりで座って見ることです!」
そしてここで「踊る!美術館」ゾーンが一旦終了。
「ちなみに踊る!美術館ってのは、さっき花を咲かせるために動いたりとか、手を伸ばしたりとか色々したやろ?その動きが踊るってこと。
ここからの未来の遊園地は、共に創ると書いて『共創(きょうそう)』、というのを意識して見ていこう!」
「勉強になります!」
(目がチカチカしたのでモノクロにしました)
まず未来の遊園地で最初に体験したのは上記の「まだかみさまがいたるところにいたころのものがたり」。
壁に流れている象形文字に触れると、その現象が起こって、それが他と連鎖していくというすごいやつ。
例えば上記では火を触っていますが、木に燃えうつってます。
これらが連鎖して物語になっていくんだとか。
広いスペースですので、違うグループのお子さんとかが触った文字によって自分が触って出てきた出来事が影響されたりするそうなので、「共創」という理念が伝わってきます。
続いて体験してきたのは「小人が住まうテーブル」。
テーブルの上にものをおくと、それにそった行動を小人達がとってくれます。
「ちなみにこれはマイクロソフトのゲームでもお馴染みのキネクト(→Wikipedia)を使ってます!」
「Xboxのためだけに使われてると思ってました!こういったことに応用もできるんですね!」
実際にその通りのマークが体験コーナーに出るという仕組み!
「未来館の時には、僕みたいに普通のケンケンパじゃなくって、丸だけとか緑色しか足をつけないとか、自由な発想で楽しんでいる子どももいましたよ。」
「子供の発想力を伸ばしたりできそうですねー。」
手書き風の乗り物が溢れる街「お絵かきタウン」。たまに恐竜が出てきて街を焼いたりしていました。
2つ前の写真の宇宙船はすどん@ひらつー作成のひらつー号。緑のナルトがチャームポイント。
なんでも、書いた絵から裏側や下側などをコンピューターが予測して3D化してくれるんだとか。
車もUFOも建物も、書いたものに触ると全部反応します。
ひらつー号は緑のナルトを吐き出す模様。
続いては「つながる!積み木列車」↓
積み木を置くと、同じ色の積み木と繋がるように道路ができたり線路ができたり川ができたりする場所です。
どうやら色で認識しているっぽい感じ。
次に来たのは「お絵かき水族館」。さきほどの「お絵かきタウン」の水中バージョン。
ちなみに僕らが訪れる少し前にロザンの2人が来ていたそうなので、おそらくロザン直筆の亀です。
書いた絵をスタッフさんに渡してスキャンしてもらうと、モニターにすどんフグが!
ちなみに書いた絵は貰えます。
そして未来の遊園地ゾーンで最後に伺った「光のボールでオーケストラ」がこちら↓
(目がチカチカ対策にゆっくりにしています)
このボール、触ると色が変わるという興味深い代物。
子供が楽しそうに爆走する絵が浮かびます。
床は転んでも痛くないように柔らかい素材になっていました。
そして未来の遊園地ゾーンを抜けると、「踊る!美術館」最後の1つ「クリスタルユニバース」が↓
LEDの付いた無数のヒモ(?)がぶら下がっている空間で、3Dを3Dで味わえるというか、なかなか説明の難しい空間です。
全天周↓
ほんちゃんが持ってきた360°全てを写真に収めることのできるカメラで撮影した画像。
無数の点(LED)がぶら下がっているので、いわばディスプレイモニターに囲まれているような状態。
立体的に光が見えます。
このクリスタルユニバースは出口にあるQRコードからスマホを使って色々と操作できるそうなんですが、今回はリリース前のためか繋がらなかったので、できれば自分自身でどうできるのかお確かめいただければと思います!
ではでは、以上、「チームラボ★アイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」の内覧会の様子でした!
そして最後に、元々解説をしていたほんちゃんよりまとめです↓
大人も子どもも遠くから見るだけでなく、ぜひ体中の感覚をフルに使って楽しんでくださいねー!
僕としては、子供もいいけど大人もめっちゃ楽しめると思うので、デートなどにも持って来いの素敵スポットだと思いました!
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