5月から始まりました新企画「枚方マニアックさんぽ」。
名前のとおり、何らかのジャンルに対してマニアックな知識を持つ方と街ブラをするという企画です。
第1回はビックリマン大好き人間、カトゥーとアレはビックリマンやコレはビックリマンやこじつけながら枚方の街をぶらぶらしましたが、第2回のゲストは……
AYA1000RRさん(左)です!右は案内人のガーサンボイル@ひらつー。
→通称アヤセン。バイクをコンセプトに歌手活動をするシンガーソングライダーで、CBR1000RRという大型バイクに憧れていたことから命名されました。
現在は晴れてCBR1000RRに乗っているそう。
小学生からキーボードで作曲をはじめ、中学生でアジカンを聞いてギターを、そして歌うようになったのはアヴリルラヴィーンの影響だそうです。
ツーリング等のバイクに関連するような歌を作っていて、現在はサンテレビの番組「Like a wind」にもレギュラー出演中。
つまりは事務所所属のガチでプロの歌手の方で、牧野出身、ひらつーに以前にも出てもらったことがあります。
「なんでシンガーソングライダーなんですか?」
「17歳のときからバイクに乗っていたんですが、歌手活動を始めてみたところ、普通に歌手をやっていても絶対売れへんなって思いまして。そこで趣味で乗っていたバイクをコンセプトとして取り入れてみました。私にしか作れない歌を作っていきたいなって」
「なるほど」
「バイクの歌だけ作って生きていってる人とかっています!?笑」
「なかなかいないですね(笑)」
(そんなわけで街ブラスタート。市駅から岡東中央公園を抜け、川原町の方へ進みます)
「目標とかってあるんですか?」
「最終的には大阪城ホールでバイクにのってライブをしたいですね。エンジンをかけるので消防の許可がいるんですけど(笑)」
「枚方についてどう思いますか?」
「枚方って山もありますし川もあるじゃないですか。かといってど田舎でもないっていう中くらいの感じが好きですね。山も見えるのに、田んぼしかないってわけでもないし。ビオルネという商業施設もありますし。都会に出なくても十分っていうのはいいところですよね。枚方って特急が止まるのも嬉しいです」
「枚方ってミュージシャンとってはプロモーションビデオのロケ地にできそうな場所がめっちゃ多くて、例えばこの天野川沿いも壮大な曲が似合いそうな」
「アンダーグラフさんもPVのロケ地に使ってましたね。やっぱりインスピレーションが湧いてくるみたいな?」
「湧いてきますね。たくさん鳥がいるので、曲作りの時にもいいというか。癒やされます」
「そういえば津田の空見の丘公園でも撮影されてましたよね」
その時の動画↓
「結構昔ですが、確かに空見の丘公園で撮影しました。津田サイエンスヒルズのところをバイクで一周するのも好きです」
「ちなみに免許は…?」
「ひらキョーに3回通いました(笑)中型、大型、車と」
「おお、枚方!ひらキョーさんは最近だとガレッジセール川ちゃんも通ってましたね。そういえば川ちゃんは枚方市内で目撃した有名人アンケートでも目撃されてましたが、アヤセンさんも目撃されてましたよ」
「え!?そうなんですか!?」
「ええと、『昨年末、歌手のアヤセンさん(AYA1000RR)を枚方市駅で見かけました。メガネとマスクで変装してましたが声をかけたらちゃんと反応してくれてサインと撮影までしてくれました。その時は新曲のミュージックビデオの撮影にスタッフと向かう途中だったそうです。』という目撃情報がきておりました」
「あってますね(笑)サングラスしてても友達にバレたこともあるので、横顔とかでバレるんですかね〜。それ以外にも電車でライブ会場に向かっている時にファンの方に遭遇したこともあります(笑)」
「あそこに原付がありますけど、原付をみたら思うことってありますか?」
「原付はあんまり反応しないですけど、たまに珍しいバイクを見たらうぉおってなりますね。」
「なるほど。街ブラ先のリクエストが『夜の街』とのことで川原町へやってきましたが、歌詞とかはそういう街のほうが思い浮かびやすいんですか?」
「バイク関連以外の曲を作る時、明るい曲よりも人間の心の深いところが見えたときのほうが歌詞って書きやすいですし、ダークな曲のほうが人の心に響きやすいんですよね。幸せな時はいい歌はかけないっていいますし」
「失恋ソング好きの人とかいますもんね」
「ですので、そういった意味で枚方で音楽的なコメントをしやすいとなると、この街みたいな雰囲気がいいですね。こういういかにも古そうなアパートを見ると興奮しますよ」
「興奮します!?」
「なんていうか、いい歌がかけそうな。この壁の感じとか。築何年くらいたってるんだろう……。こういうのを見ると、『僕は取り壊されずに今までここで過ごしてきて……』」
「悲しい!」
「『どんどんお店が入れ替わっていく、そんなのを僕はずっと見てきた……』、そういう歌もかけそうです」
「へぇ〜!その発想は歌手ならではですね!」
「曲を作る人ってのはやっぱり、モノからの目線になることもできるんです」
「そういう話が聞きたかったのでステキです」
「こういう……日本じゃない感じのところを見ると、歌いたくなるというか、ロックをやりたくなります。誰かステージを組んでくれないかな、みたいな」
「やっぱり外国が好きなんですか?」
「世界のいろんな料理とかビールを飲むのは好きです」
「枚方市駅周辺で思い出とかってあるんですか?」
「枚方まつりで歌を歌ったのが一番ビッグな思い出ですね。2年くらい連続で出ました。
それがちょうど歌いだしたころで、私が初めて作った手作りのCDも、そこで初めて販売したんです」
「めっちゃいい思い出ですね。メロディとかってどうやって考えてるんですか?」
「キャッチーな、人の耳に残りやすそうなメロディを作り込んでますね。家で既成曲や夢の中で聞いたようなイメージを浮かべて、キャッチーなサビを先に作って、そこからAメロBメロを作り込んでいく感じです」
「じゃあ外を歩いててメロディを思いつくみたいなことはあんまりないですか?なんか聞こえてきた音……例えばアレは定期的に音が鳴り出すんですが」
(アレとはヒラリヨンのこと。音の詳細に関しては「枚方市役所近くの岡東中央公園にある、平和の鐘の名称はなんでしょう?」をどうぞ)
「鳴りますねー。でもジャンルが違うので参考にはならないですけど、でもやっぱ聞いてしまうなってのはあります。こういう感じの音の流れやなっていうのは。例えば走って騒いでる子どもの声を聞いただけでも、『今のリズムよかった』とかもあります。音楽ってリズムなんで」
「子どもたちがワイワイしてるのって幸せの象徴!みたいな感じがしますしね」
といったところで今回のシンガーソングライダー街ブラは終了です!
今回出演いただいたAYA1000RRさんからの告知コーナーです↓
以上、新企画「枚方マニアックさんぽ」でした!
シンガーソングライダーの方はこんな風に枚方を見てたりするって思ってもらえれば幸いです!
次回は……まだ撮影していませんが、おそらく僕すどんが“すん”探しのプロとしてゲストで出演予定です、お楽しみにー!
なお、この企画では何らかのマニアックな知識をお持ちの方を募集しております。
ノーギャラですが、ひらつーでめっちゃ愛を語りたい方がもしいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。(※何か告知等を記事の最後に載せることは可能です)
もし出演してもいい、という方がいらっしゃいましたら下記フォームまでご応募ください。
例えば「Janne Da Arc好き」とか「岡田准一好き」とか、そういうのでも大丈夫ですし、「野鳥好き」「建築好き」などなど……
応募してくれた方全員というわけにはいきませんが、どんなにしょうもないことでもいいので、何か普通と違う目線で街を見ているという方はなにとぞよろしくお願いします!