JRで1番枚方から遠くへ行けるのはどっちだ!
という企画の記事が始まりますよ〜!
毎年年末にお届けしているバスでいろいろする記事シリーズですが、今年は電車バージョンです!
これまでのこの手の企画↓
★交通手段は青春18きっぷが使えるJRのみ!新快速?あんなん反則や!新快速禁止!(※本当は新快速ありにしたらみんな新快速沿いに進んじゃうって理由から禁止)
すどん@ひらつー
この記事を書いているひらつーの豚担当。ここ数ヶ月は年末年始の記事を先に書いてストックしておくために必死だった。青春18きっぷはこれまで長野と豊岡まで使用したことがあり、路線についてもややわかる。やや。
おフラの方
ひらつーのイメージキャラクターの1人でフランス人ハーフ拉麺男。いつ話を聞いても近所の公園で遊んだ話なので、きっと子どもの心を忘れていないんだろう。
ガーサン@ひらつー
ひらつーイチのマッチングアプリマスターで、去年は飽きたとか言っていたのになんだかんだでアプリを使用しつづけ、会うだけ会って何もせず帰ってくるというよくわからないことを今年1年も繰り返していた。電車?青春18きっぷで東北までいったことがある猛者です。
こ枚の方
ひらつーのイメージキャラクターの1人で吹奏楽系プチ女子大生。最近は草津から自宅まで徒歩で帰ったという称号をゲットした。いや、それマジですごいよね。
この戦いはすどん&おフラの方 VS ガーサン&こ枚の方のチームでお届けしまして、この記事はすどん&おフラの方チームの行方です。
「……そんなわけで、7時開始予定のところ15分寝坊して申し訳ありませんでした」
「寝坊は置いておいて、ルールはわかりました」
「とにかく津田から離れた方が勝ちなんですね。各チームともどこに向かうかは決まってるんですか?」
「僕たちのチームは四国を目指す予定です」
「オレは富士山が見たい」
「じゃあ私達が大阪方面で、そっちのチームは木津方面にスタートしましょうか」
そんなわけで、早速津田駅内で相手チームとさようならしました。
我々は木津方面、どちらかというと東へ旅立つことに。
ホームにあがったら、ちょうど7時19分の電車が来たので乗りました。待ち時間もなく、なんとなく有利な気持ち。
そうして早速松井山手に到着した我々。まさか乗り込んだ電車が松井山手終点とは思わなかった我々。
2番のりばに到着したのに、1番のりばに移動させられる屈辱を早速味わったので、相手チームを煽ることにしました。
我々のチームは早速乗り換えタイムに入りました
僕らは一気に進めそうです〜
「一気にとかいってますけど」
「どうせ新三田行きか姫路行きとかに乗っただけやろ、いけるいける!」
そんなわけで学研都市線の終点的存在、木津駅にやってきました。
最近全く同じ流れをやったな〜と考えていたら、この記事でした↓
そんなわけで木津駅から隣の加茂駅まで、1駅だけ電車に揺られます。
そんなわけで加茂駅。木津と同じく木津川市にある駅なんですが、
ここから東へ向かうためには、電車じゃなくてディーゼルエンジンでうごく気動車に乗り換える必要があるんです!
しかも奇跡的に待ち時間もほぼなく、スムーズに乗り換えることができました!
これは富士山見えちゃうんじゃないの〜!ってテンションがあがったので、やっぱりLINEしました。
もうちょいで京都とはさよならしちゃうわ…
なんかごめんなすすみすぎちゃって
(※補足:本当は加茂から4駅で三重県に入るから見栄張った)
こっち兵庫の端っこなんでごめんなさい🙇
「尼崎か西宮やな、これは確実に」
「たしかに。流石にまだ早すぎるはず」
大回り乗車の時も書きましたが、この路線は単線ということもあって、
…と、やばいことになったんですが、周りの乗客の方々は至って落ち着いていたので、この辺じゃよくあることなんでしょうか。電車は時折停まっておりました。
でもしばらくしたら、何事もなかったかのように快晴となりました。
霧が晴れたら異世界に……みたいな妄想がはかどりますね!
途中「伊賀上野駅」を「上野」で切ることにより、御殿山にある「上野」って地名ということにしまして、枚方ポイントをゲットしました。
「ちょっと弱音吐いてみたら、なんか向こうも弱音はいてきた」
「いい勝負できそうな展開ですね。どっちかが体調崩したってことでしょうか」
「たぶんガーサンがトイレいきたくなって電車降りた、とかやろ」
「これ海の写真じゃないですか」
「海が見える駅って言ったら…須磨とか垂水とかかな?」
「めっちゃ西に進んでるじゃないですか」
「なんかこ枚の方がオレの地獄のミサワ発言にのってきてる」
そんなことを言っていたら、枚方から東京まで歩いていた時に東海道宿格付けランキングで1位認定した関宿がある関駅を通過しました。
関宿を通った時↓
いいですよー関宿。
なんならこないだ改めて観光してきましたが、
やっぱり町並み最高でした!
と余談はさておき、お隣の亀山駅に到着した我々を待ち受けていたのは、
次の電車が10時24分と、50分近く待ち時間があるという現実でした。
今回のルールは枚方からの直線距離じゃないので、亀山から鳥羽方面にも電車が出ているということもあって、いっそのこと紀伊半島を1周するというコースに変更するのも考えましたが、
見ての通り、どこに行くにしても電車は1時間に1本は当たり前ってダイヤだったのでやめました。
でも50分待ちということで、
せっかくなので枚方ポイントを探しに亀山駅周辺を散策することに。
幹線道路沿いに出ると、サガミがあって、八幡みたいだな〜って。
枚方がない!!
とちょっと焦りましたが、
ヘアーサロンくずはらを都合よく写真撮影することによってくずはを演出。
北山とかめっちゃ枚方やんって言って枚方ポイントを2つゲット。
するとなんだかんだでちょうどええ時間になったので、
我々はようやく亀山駅を後にすることができました。
「この50分待ちは大きいんじゃないですか」
「もし我々が負けたら亀山のせいにしよ」
もう関西っていったらあかんとこまできちゃったな…
(※補足:三重県は関西か中部か問題に則った)
きびだんご美味しいデフ
(※補足:名古屋弁を駆使して名古屋を意識させたかった)
「デフはよくわからんけど、岡山ってやばない?」
「名古屋と比べたら……同じくらいなのか、少し遠いのか」
「ちょっと焦るな、名古屋で観光したかったけど、してる場合じゃないやつちゃうん」
名古屋駅からは新幹線を見ることができたので、ちょっと嬉しくなりました。
ついでにいうと、名古屋のちかくで近鉄の特急ひのとりを見れたのがテンションあがりました。かっこいい!
名古屋からどんな線路が出ているのか詳細がわからない我々は、たくさんの発車ご案内を見て、どれに乗ればいいか悩みました。特急には青春18きっぷじゃ乗れないし!
終了時間の12時20分までもう1時間もない現在、目標であった富士山に近づけそうな東海道線は普通電車しかなかったので、富士山は諦める決断をここでしました。
そんな我々が向かうことにしたのは……
岐阜県の中津川市方面!簡単にいうと、名古屋から北東に進むルートですね。
快速に乗ったら、制限時間いっぱいまで遠くにいけるはずや〜!という理論で、このカボチャみたいな色の電車に乗りました。
もうそろそろタイムアップやん!
この目の前に広がる広大なふじをみせてあげたいわ
広大なる瀬戸内海がもう近くです
「あれ?すどんさんついに富士山が見えるって相手チームに嘘ついたんですか?」
「いやいや、さっき写真撮ってたやん、あれあれ」
「富士山じゃなくてふじって書いたし、嘘はついてないよ」
「相手チームも瀬戸内海ってことは、四国に上陸はしてないってことですよね多分」
「四国上陸してたら四国っていうやろうしなーあ、タイムアップやわ、次の駅でおりよっか」
そんなわけで僕らのゴール地点はここ、岐阜県多治見市にある多治見駅!
地図ではここ↓
岐阜県の南東部、名古屋の北東にある街です。
駅の改札周辺が本当にこんなに広くする必要があったのかってツッコミたくなるくらい広く、
駅前にはマツモトキヨシもあるので、光善寺やんっていうので枚方ポイントをとろうとしたものの断念したり。
なお、ゴールの駅でお昼ごはんを食べよう!という裏ルールがあったので、いろいろと検索した結果、多治見市の超人気店である……
信濃屋というお店にやってきました。駅から徒歩圏内でありがたいお店。
記事作成時点で食べログの口コミ数は266件、下記ブログでは「うどんマニアが最後にたどり着くと言われる聖地」とか言われてますね↓
たしかに店内にはミシュランガイドや食べログ百名店など、いろんなところに表彰されていました。
難点は営業日と営業時間がめっちゃシビアで、水〜土曜の11時30分から15時頃の売り切れまでだけってところです。
メニューは冷たいうどん、温かいうどん、支那そば(ラーメン)の3択でして、普段からラーメンばっかり食べているおフラの方は、
マジでラーメンを注文。うどん人気店でラーメンいくとは…!
ぼくはバッチリ、冷たいうどんを注文。温かいのにしようと思ったら、店員さんから一番人気は冷たいうどんだと教えてもらったので!
食べるまで知らなかったんですが、ここのうどんはころうどんという独特のジャンルのうどんで、東海地方で食べられているうどんの一形態なんだそうです。
そしてそのころうどん発祥の地が、この信濃屋!
漢字だと香露うどん。冷たいうどんは略して「ころかけ」と呼ばれていました。
コシは関西のうどんほどないんですが、名前のとおり醤油と出汁が香るスープで、めっちゃシンプルながらも、これまで食べたことがない味のうどんでした。しかもめっちゃおいしい!
ご覧の皆さん、もし多治見市に行くことがあれば、ぜひぜひ食べてみてください!
普通に暮らしていると、なかなか降りることのない駅であると思われる、多治見市で見つけた美味しいグルメ!これって青春18きっぷならではのイベントですよね。
めっちゃ満足して駅に戻っていると、
タイルマン像とかいうわけわからん展示物があって、多治見市やるやんって気持ちになりました。
そ・し・て!
多治見駅のそばで、この企画で一番うれしかったことが起こりました。
僕たちの目標はそう、富士山を見ること…!
最初からずっとそう言ってきた僕たちが、ついに報われる瞬間がやってきたんです!
そう、フジ山が!フジ山が〜〜!!!!!
……と無事フジ山を見ることもできて大満足。
いや、たまたま降りた多治見駅で、フジ山とはいえフジ山を発見できるのってすごくないですか!?笑
これは…もう勝利確定やなって気持ちになりましたね。
ありがとう多治見。憧れてます。
俺ら遥か遠くにいってしまったせいで、津田につくの17時半とかやねんけどそっちどんな感じ?
16:30につきます
めっちゃ電車が速いんです!
間違えました、津田駅に着くの同じく17:30になりそうです
こうして僕らの青春18きっぷチャレンジは終わり、名古屋から米原経由で、禁止にしていた新快速に乗って津田へ戻ることにしました。新快速、やっぱりめっちゃ早い。
こうして帰路のあいだに、今回移動した距離を計算してみたところ…
↓21.8km
木津
↓6km
加茂
↓61km
亀山
↓59.9km
名古屋
↓36.2km
多治見
で合計、184.9km!
という結果になりました。時速にすると約36.98kmで、津田から直線距離の場合だと142kmです。
枚方ポイント3つ分を加えると、187.9kmという記録に。
なんだかんだで相手チームより先にスタート地点である津田駅に戻ってきた我々。
帰ってきたガーサンたちが、いったいどこまで行ってきたのか、ドキドキしながら待っているとついに……!!
というところでこの富士山目指したチーム編は終了です!
果たして四国を目指したチームは本当に四国を目指して西へ向かっていたのか!?
結果もわかる後編は明日1月4日に記事がアップされる予定、お楽しみに〜!
【追記】後編はこちら↓