香里園駅近くにある聖母女学院は今年度から香里ヌヴェール学院へと名称を変更し、共学となったのが話題になりました。
今回の記事では前回の「卒業生必見!聖母女学院あらため香里ヌヴェール学院の内部のようす」から引き続き、そんな香里ヌヴェール学院の内部、主に校舎外を紹介できればと思います。
ではではさっそくどうぞー!
壁に昔の写真が掲載されていたので撮影しました↓
美しい門だったそうですが……
戦争のために鉄が徴収され、シンプルなかたちになったそうです。
昔の校舎の様子。香里園周辺は沼地が多くてレンコン畑が広がっていたそうです。
校舎が出来る前の予定地。
となると香里園に校舎ができたのは1932年なので、それよりさらに前の写真だと思われます。
続いてはこちらの授業風景。前編でiPadが出まくったのでもう驚かないと思っていたんですが、iPadならこんなこともできるとびっくりしたのが……
生徒が書いた回答が前面のモニターに出るという仕組み。しかもそれに先生が赤線をひいて解説していました。
全員の回答はこのように一覧として出すことが可能。正解者の色が赤色になる機能がついているかはわかりませんが、みんながどのような答えを出したのかがひと目でわかる、参加型の授業になっていました。
こちらは線が予めひかれている、人工芝の小学部用のグラウンド。
この線を使ってドッジボールをする小学生をみたんですが、足で頑張って線をひかんでいいとか羨ましい!と思う方も多いんじゃないでしょうか。
中高生向けのグラウンドはこちら。広々とした砂のグラウンドです。
まずは3〜4階の部分。翌日にイベントがあったので、この日は椅子とシートがひかれた状態になっていました。
続いて1〜2階部分。オーソドックスなタイプですが、さきほどの場所と合わせて、体育館に2つコートがある構造になっているというのは私立ならではでしょうか。
(写っているのはばばっち@ひらつーと案内してもらったスタッフさん)
体育館と校舎のあいだはこのように渡り廊下的なところもありますが、
なかなか地下道がある学校というのは珍しいんじゃないでしょうか。
こちらの地下道は前編に出てきた大廊下につながっていました。
各校舎の間には中庭があり、テニスコートが設置されていたりもします。
少し場所を移動しまして、校門の近くの庭部分へ。ここには噴水がある広場があります。
そのそばにはマリア像があり、マリア像を守るように木が伸びているのが特徴的。
再び移動してこちらは校舎出入り口の近く。黒い物体が壁にささっていますが、
これは昔の写真の時に出てきた校門と同じく、戦時下の鉄を徴収された結果、このようなかたちになっているそう。歴史を感じます。
なお、建物はこのように登録有形文化財として指定されています。
香里ヌヴェール学院の中ではパワースポットとして有名なルルドの泉のエリア。
この石碑の上に大五郎カット的なかたちで設置されている岩はなんとホンモノのルルドの泉の岩なんだそう。ありがたやー。
以上になります!
前編に加え、こちらも懐かしんでいただいたり、私立すごい!ってなってもらえると幸いです。
前編の記事の評判をみていると、藤岡先生に関するツッコミが一番多かったように見受けましたが、いかがでしょうか。アクセス数やいいね数などからも、枚方市民の人も気になっていた人も多いのかなと思いましたし、取材に行くことができてよかったです。
さて、そんな香里ヌヴェール学院ですが、今週末から「オルセースクールミュージアム」というイベントが行われるそうで、なんと一般の人も香里ヌヴェール学院へと入場可能なんだそう!
日時:7/22〜7/30の10:00-17:00(22日のみ13:00-)
料金:大人500円 高校生以下無料
場所:香里ヌヴェール学院特設会場
今回のオルセースクールミュージアムではリマスターアートというオルセー美術館が公認した技術を使用した公式レプリカが使用されているそう。
撮影や模写も本来ならNGなんですが、今回のリマスターアートならOK。となると色々と勉強になりそうです。
展示されている作品はゴッホやゴーギャン、モネにセザンヌなどの有名な画家のものもあるそうで、そういった作品を身近で見ることができるという今回のイベント。
アートに興味があるという方や、聖母出身の方は里帰り感覚で観に行ってみてはいかがでしょうか。
そして取材にご協力いただいた香里ヌヴェール学院さん、ありがとうございました!