枚方からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」の7月25日に行われたvsMIOびわこ滋賀の試合結果をお届けします。
この記事は、サッカー好き外部ライター「ひろちゃん」によるFCティアモ枚方応援企画記事です。
JFL 第18節 FCティアモ枚方 vs MIOびわこ滋賀
前半 2-0
後半 3-0
合計 5-0
得点者:薬真寺孝弥、チョ・ヨンチョル×2、福森大樹、森本ヒマン
JFL2巡目となるMIOびわこ滋賀戦。
FCティアモ枚方は、ここまで7勝4分4敗、勝ち点25で7位。対してMIOびわこ滋賀は、5勝3分8敗、勝ち点18 で13位です。
前半13分に佐藤選手のコーナーキックを相手がクリアしたところ薬真寺選手が振り抜きゴール。
皆さんいい顔をされています。
31分は、ヨンチョル選手のゴール。
後半85分の3点目もヨンチョル選手。
後半は、押されているシーンが長くて、危ない場面もあったのでこの3点目はダメ押しとなりました。
アディショナルタイムの4点目、5点目の福森選手と森本選手。
21歳の17番 福森選手と24歳の39番 森本選手。
若い二人の活躍は嬉しいですね。
終わってみれば、5得点で無失点でした。
この試合で注目したのが、こちらの選手↓
松本選手。
チョ・ヨンチョル選手と並ぶ現在6得点取っているフォワードの選手です。
この試合松本選手は得点がなかったのですが、チャンスがあると前に走ったり、飛び込んで行ったりと何度もしていました。
でも、タイミングが合わなかったりボールがこなかったり。
相手チームのディフェンダーとの攻防もしながら、チャンスを作るために走っては戻りを地道に繰り返していました。
ーーお疲れ様でした。今日の試合の感想を教えてください。
そうですね。試合前の風と試合が始まってからの風向きが変わっていて、試合前は僕らの右サイドが風下だったはずが風上になっていました。
前半いい形で押し込むことができ、その中で2点取れたので比較的優位に試合を進めることが出来ました。
後半もしっかりと追加点をとれました。3点目とるまで時間がかかり、相手に押し込まれたりした時間もあったのですが、1試合を通してみれば自分たちのやりたいことも出来ました。
5点取って無失点で抑えられることができたので非常にいい試合だったと思います。
ーー先週はいわき戦が雷で中止になり、内容としてはティアモが凄く良かったですね。
あの22分どのように受け止めて、どのように今週準備をしてきましたか。
相手が首位のいわきFCだということもあり、モチベーションも非常に高い状態で臨めました。
あの22分は完全にうちのゲームだったと思っています。
雷で中断してしまった後、次迎えるこの試合はよかった流れをしっかり維持できるかというところがポイントでした。
試合に入る前から『自分たちの力を100%出してしっかりプレーしないと、首位のいわきFCだろうがMIOびわこ滋賀だろうがどこにも勝てない。60%、70%の力で勝てる相手なんてJFLにはいない』と選手に伝えました。
開始から選手は集中力を保ってプレーしてくれたので、いわきFC戦のいい流れを今日の試合にも出せたと思っています。
ーーJFL前半戦が終わりました。小川監督にとってもチームにとっても初めてのJFL。半分闘ってみて率直な感想を教えてください。
JFL各チーム、そこまで実力の差はないと思っています。
どのチームにも勝てるチャンスはありますし、どのチームにも負ける可能性はあります。勝つか負けるかは自分たち次第と思っています。それは選手に伝えました。
自分たちがしっかり100%やるべきことをやって相手との1対1を負けないなど基本的はところを疎かにしなければ、(首位の)いわきFC戦の22分間で示せた様に、どんな相手でも自分たちのやるべきことをすれば勝てるという自信はつきました。
それと同時に自分たちの順位より下のチームであってもやるべきことをやらなければ勝てない。
だから、自分たちにベクトルの矢印を向けて、いかに質の高い攻撃をしてしっかりとした守備ができるか、そこにフォーカスしてやっていけばいい結果が出せると半分終わって思っています。
やるべきことを変えず、より高いレベルで後半も望みたいと思います。
ーーこの試合を終えてからリーグの中断期間に入ります。
ですが、国体(国民体育大会近畿ブロック予選)もあり延期分の(いわきFC戦の)試合も入って忙しい夏となってしまいましたが、この間にチームに何をプラスしたいですか。
うかうか休んでいる場合ではないですね。
国体もありますし、試合に出ていないメンバーも実力のある選手達ですので、(チームの)底上げというか、試合に絡めていない選手のパフォーマンスも上げていかないといけない。
もっともっとチーム力を上げていきたいです。
後はいわきFCとの残りの68分が残っているので、そこに向けていい準備をしていきたいと思います。
ーーお疲れ様でした。非常に素晴らしいタイミングでの先制点、流れを引き寄せたと思いますが、率直に感想をお願いします。
こぼれてきたのを打てば何か起こると思ったので、入ってよかったです。
ーートップ下で使われて2試合目でしたね。
先週のいわきFCよりスムーズにされていたように見えましたが、どのような準備、意識でのぞまれたのですか。
(FCティアモ枚方に)来た時はコンディションが良くなかったのですが、徐々に良くなってきています。
自分のコンディション上げて、もっとチームに貢献できるように頑張りたいなと思います。
ーーそんなに出場機会がない中で、外からチームを見ているときにどのような意識をもって試合に絡もうと思っていましたか。
自分が出た時に何ができるかですね。
大学時代から点を取ることに意識を強く持っていました。
このチームでもまだ2点しかとっていないです。
だから、出たら必ず(点を)取れるような選手になりたいと考えながら見ていました。
ーー次にむけての意気込みをお願いします。
まだ若いので、行けと言われたらどこまででも行けるように気持ちを作っていきたいなと思っています。
ーーリーグでは初ゴールですね。
ゴールの感想をお聞かせください。
やっとか….という感じ次につながるようなゴールでした。
ーー試合の終盤で送り出された時、どのような指示があったのでしょうか。
(入った時は)押し込まれていた状況だったので、最初は中を締めてしっかりと守備をすること、攻撃の時は好きなようにやれと言われたのでその通りにしました。
ーー次は国体の近畿ブロックがあり、さらにいわきFCとの中断ゲームが残っていますが、国体予選でまたチャンスが巡ってくるかもしれません。
意気込みやサポーターへのメッセージをお願いします。
サポーターの方も国体への気持ちはリーグぐらい熱い気持ちだと思うので、僕自身の出場機会があるように練習からもっと取り組んで、リーグにもっと出られるように国体で結果を見せていきたいと思います。
◆現在の順位◆
1 いわきFC(38)
2 Honda FC(34)
3 ソニー仙台FC(29)
4 FCティアモ枚方(28)
5 ラインメール青森(27)
6 F.C.大阪(26)
7 ヴェルスパ大分(25)
8 ヴィアティン三重(24)
9 松江シティFC(24)
10 高知ユナイテッドSC(22)
11 FCマルヤス岡崎(21)
12 鈴鹿ポイントゲッターズ(21)
13 奈良クラブ(18)
14 MIOびわこ滋賀(18)
15 ホンダロックSC(14)
16 東京武蔵野ユナイテッドFC(11)
17 FC刈谷(8)
※()内の数字は勝ち点
参照:日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト
試合の模様はこちらのYouTubeで見ることができます↓
◆次の試合◆
8月8日(日) 国民体育大会 近畿ブロック大会@J-GREEN
対戦相手 滋賀代表びわこ成蹊スポーツ大学 と 奈良代表ポルベニル飛鳥 との勝者
国民体育大会近畿ブロックは、2チームが三重で行われる本大会に参加できます。
参照元:大阪府サッカー協会
リーグは、当初の予定では8月22日までないはずでしたが、先日の雷で再試合となったいわきFC戦が8月14日に行われます。
◆超初心者へのサッカー解説◆
初めて見るサッカー。
点も入らないし面白くないという声もよく聞きます。
実は私もその中の1人でした。
そんな私も実際に試合を観戦し、疑問に思ったことを聞きまくり調べてみて今に至ります。
やっぱり、サッカーは面白い!
と言ってもらえるようにルールや豆知識など、不定期で紹介していきます。
【ホーム アンド アウェイ】
JFLはリーグ戦で同じ相手と2回当たります。
この2試合を、自分のホームスタジアムでの試合開催(ホーム)と相手チームのホームスタジアムでの試合開催(アウェイ)と場所が変わるのが、ホームアンドアウェイ方式です。
今回はMIOびわこ滋賀のホームスタジアム、東近江市布引運公園陸上競技場(布引グリーンスタジアム)で行われました。
枚方から車で1時間ほどです。
いつもは車なのですが、公共機関を使っていってみました。
交野市駅から京阪バスの「直Q ダイレクトエクスプレス京都」に乗り京都駅へ。
私は京都駅に向かう時はこのバスに乗ることが多いです。
電車で京都駅に行くとなると京阪枚方市駅で乗り換え、丹波橋駅で近鉄電車に乗り換えてと1時間半近くかかりますが、このバスだと40分ほどでゆっくりと座っていけます。
1時間に1本しかないのが残念ですが。
JR京都駅から東海道本線に乗り、近江八幡駅で近江鉄道に乗り換えました。
近江鉄道の列車。
近江鉄道の近江八幡駅は、自動改札ではなく昔ながらの駅員さんに切符を見せる改札でした。
大阪では、最近見ないので、テンションあがりましたよ。
記事:ひろちゃん@交野タイムズ
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