枚方寝屋川消防組合消防士の寺岡秀幸さんがアームレスリングの全日本2大会で優勝したようです。
寺岡さんは10月24日に開催された「第19回 AJAFオールジャパンアームレスリング選手権大会 一般ライトハンド55kg級」で優勝し、さらに11月7日に開催された「第38回 JAWA全日本アームレスリング選手権大会 男子ライトハンド57kg級」でも優勝。(大会結果:AJAF、JAWA)
2大会の最軽量級を制覇したとのこと!
ちなみに寺岡さん、これまでに「広報ひらかた令和2年7月号」で紹介されています↓
これまでに世界3位にもなったことがあるんだとか。
今回は寺岡さんが所属する枚方消防署中振消防出張所へお話を聞いてきました。
寺岡さんは元々中学校・高校は野球部、大学はレスリング部に所属していたんだそう。
そして、大学時代にレスリング部の先輩から誘われたのと、腕力に自信があったことから、アームレスリングの大会に出るようになったとのことでした。
お話中、実際にアームレスレスリングでの技術についての実践も。
単なる力比べのようでいて、かなり奥深い世界のようでした。
いつの日か「マツコの知らない世界」とかでも取り上げられそうな気も。
鍛え方も右手の親指側をチューブをかけて鍛えたり、腕の筋肉を1本1本鍛えたりもしていたり、必要な筋肉を動かせるように練習しているそうです。
上記サイトにはアームレスリングの技術についての詳細が載っていましたので詳しく知りたい方は参考にどうぞー。
凄まじき筋肉。
太い!!
実に鍛え上げられています。
もしここで挑戦して勝ったら僕ガーサンが「日本一」じゃない…?。そんな淡すぎてほぼ透明くらいな気持ちを胸に…
挑戦してきました。
ガーサン筋肉 寺岡さんの筋肉
分厚さでは幾分心もとない僕の筋肉ですが、
肌のモチモチ具合、白さ、綺麗さ、すべすべ具合では負けていません。
あと最近、お肌測定で20歳だったこの力…
見せつけたるで!!
そして、始まった腕相撲。
写真で見返すと、構えからしてなんか違いますね。
僕は凄くへっぴり腰になっていて、いかにも力が入らなさそうなフォーム。
一切動きません。僕が相手しているのは一体なんなのか。石像?
そこで寺岡さんが提案、
「両手を使っていいですよ」
そんな…プライドを捨てるようなこと僕がするわけないじゃないですか。
使いました。
「あああああああああ動け、動け、動いてよっ!」
エヴァンゲリオンでシンジくんが叫ぶシーンくらいに声を出しても動かず。
写真的には咆哮するエヴァ初号機っぽさがありますね。
空仰ぎ見る
両手を使っても動かない。体重をかけても動かない。全集中とか言っても動かず。
生物としての格差をここで知ることに。
頑張れガーサン頑張れ! 俺は今までよくやってきた! 俺はできる奴だ! そして今日も!これからも! 折れていても! 俺が挫けることは絶対に…
あ…
敗北を完全に悟った顔。
FINISH…
まるで重機を相手にしているかのような感覚…。
これが世界か…そう心でつぶやきその場を後にしました。
ちなみに「勝負を挑まれることはあるのですか?」という質問に対して『自分より体重が重い消防士からもよく挑まれます。でも右手で負けたことはありません。』とのことでした。
また、寺岡さんの好きな枚方のラーメン屋さんは「真っ赤ならーめん とまこ」なんだとか。
次の目標は世界一!
そして、消防職員を目指した理由は…
「小さい頃からスポーツをしていたことから、これまで培ったことを仕事に活かしたいと考えました。また市民から目に見えて感謝される仕事に就き、市民を守って行きたいとも考えました」とのこと。
凄いのは筋肉だけでなく、心意気も凄い消防士の寺岡秀幸さんでしたー!