枚方からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」の5月15日に行われたvsMIOびわこ滋賀の試合結果をお届けします。
この記事は、サッカー好き外部ライター「ひろちゃん」によるFCティアモ枚方応援企画記事です。
第8節はホーム 、枚方市立陸上競技場…ではなく『たまゆら陸上競技場』にて開催されました。
「たまゆら陸上競技場」になって初めてのホームゲームなので、お披露目会がハーフタイムに行われました。
さて、今回の対戦相手の「MIOびわこ滋賀」はJFL在籍15年目となるチームです。昨年2021年は12位でした。今シーズンは1勝1分5敗です。
昨年の対戦成績は2戦2勝。
前節、雨の四日市での鈴鹿ポイントゲッターズとの対戦で勝利を逃がしたティアモ。
ホームでは負けなしを続けたいところ!
試合の詳細は、下記で見ることが出来ます↓
前節と比べて5後藤圭太選手、18大垣勇樹選手に変わって、16阿部隼人選手、17島津頼盛選手が入っています。
前半25分に9森本ヒマン選手が29小谷健悟選手からのパスを決めて先制。
36分に失点し、1-1で前半を終了します。
後半に入って51分、右サイドをドリブルで駆け上がった13斧澤隼輝選手のクロスを、17島津頼盛選手が合わせて2-1。
77分に左サイドの18大垣勇樹選手のクロスを9森本ヒマン選手がゴール前に飛び込んで3点目。
森本選手本日2得点!
アディショナルタイムに8薬真寺孝弥選手のシュートを相手GKが弾いたところを、25宮城和也選手が詰めて4点目をとり4-1と快勝しました!
小川佳純監督
ー前節からメンバーが変わった理由を教えてください。
ディフェンスラインが、後藤に代わって阿部が入って、大垣に代わって島津ですね。
(鈴鹿戦)負けた後でもあり、天皇杯での敗戦もうけてアグレッシブな選手とコンディションを考えて毎試合メンバーを組んでいます。
ー今日は見事な勝利で、今回の起用が良かったのですね。
(島津)頼盛とかあまりスタメンとして出れていなかった(森本)ヒマンとか、結果出してくれました。
チャンスだと思ってくれた選手がしっかり結果として応えてくれたので良かったです。
途中から出た大垣もいいプレーをしていたし、宮城も点を取ったし、チームがしっかりかみ合ってきて、全員で勝ち取れた勝利だと思います。
ー監督の足の怪我はどうされたのですか?
今週火曜日の練習後に若い選手とロングボールを蹴っていたら、前に出ようとした時にアキレス腱を切ってしまいまして、福田総合病院に入院、手術し、無事退院しました。
松葉杖があれば問題なく生活は出来ているので、ご心配なく。
スムーズに入院、手術と出来たのは本当にスポンサーの福田総合病院のご尽力のお陰です。
たまゆらさんとか皆さんのサポートを身をもって実感していたので、今日の試合を勝てて本当に良かったです。
ー最後に青森戦への意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
今日はいい形でホームで勝てて、前節の悔しい逆転負けを少し晴らせたなと思います。
アウェイで今年なかなか勝ててないので、アウェイ初勝利を目指して、しっかりいい準備をして臨みます。
また、上に食らいついていくには、連勝していかないとダメなので今日の勝利を次にいい形で繋げられるように戦います。
森本ヒマン選手
ー本日2得点おめでとうございます!今シーズン既に5得点ですね。 今日の2ゴールを説明してもらってもいいですか。
1つ目は、高い位置で(小谷)健悟さんがボールを持っていて体の向き的に自分にパスを出せる状態だったので、自分が斜めに動き出して。
健悟さんはパスセンスがめっちゃあるので、スペースというよりは、自分がワンタッチトラップして次打てるような優しいパス、流れないようなパスをだしてくれて。
決め手はそこですね。
健悟さんの優しいパスがあってのゴールですね。
逆足で打ったのですが、しっかり綺麗に入ったので嬉しかったです。
2点目は、最初左サイドでニアにいったのですが、タイミングが合わずもらえなったので、もう一度動き直して中に入りました。
そこでガキ(大垣選手)がタイミングよく(クロスを)上げてくれて、誰かに当たってギリギリ伸ばしたら届くかなというところにきたので、足を伸ばしたら入りました。
後ろに隼輝くんがいたとさっき聞いたのですが、そこはFWとして譲れないですね。
隼輝くんにも決めて欲しいです。FWは決めると調子に乗ってくるので。
ー青森戦への意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
青森戦、しっかり勝ってきます。
まだまだ課題がいっぱいあるので、しっかりチーム内で追及し合ってトレーニングして、もっと強いティアモになっていける様に、サポーターの皆さんに勝利を捧げることが出来るように頑張ります。
森本ヒマン選手は、今シーズン5得点目でJFL得点ランキング ホンダロックSCの日野友貴選手と並んで1位になりました!
島津頼盛選手
ー移籍後初ゴールおめでとうございます!
まずは、ゴールを振り返ってもらってもいいですか。
(斧澤)隼輝選手がクロスをあげるやろうなとファーサイドで待っていて、思ったよりフリーで打てるシーンだったので、後は落ち着いてしっかり合わせて枠に飛ばせたのがゴールに繋がったのだと思います。
ー欲しかったゴールだったと思います。
そうです!
色々あって全然出れていない期間があったので。
今日、スタメンで出るとなった時に「早く結果を残してチームの力になりたい」という気持ちが一番強かったので結果に繋がったのだと思います。
ー初めてのJFLはどうですか?
いろんなチームでいろんなやり方があるのですが、一番明るくてみんないい意味で仲がいい。
そういう部分がチームの良さでもあるのかな。
それをもっと試合に上手く活かせたらなと思います。
後は、J2からきたのですが勝ち切らないといけない試合をしっかりチームで締めて、今日みたいにしっかり勝ち切るのが大事で、今後の試合に繋がってくるのだと思います。
ーアシストした斧澤選手とは年が近いですよね。
高校の(1つ上の)先輩です。
(斧澤)隼輝は、セレッソのユースだったのですが、僕は興國高校で同じ学校でした。
お互い存在は知っていましたが、そんなに関わりはなく。
ティアモに来てから仲がいいです。
ー最後に次の青森戦への意気込みとファンへのメッセージをお願いします。
今日の勝利は今日全力で喜んで、練習から次の試合に向けて切り替えてやっていきます。
僕が結果を残して勝利に繋がるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
ー小川監督、森本選手、島津選手、ありがとうございました!
現在の順位
1 FCマルヤス岡崎(19)
2 HondaFC(15)
3 ホンダロックSC(14)
4 東京武蔵野ユナイテッドFC(13)
5 ラインメール青森(13)
6 奈良クラブ(13)
7 FC大阪(12)
8 ヴィアティン三重(11)
9 FCティアモ枚方(11)
10 ヴェルスパ大分(11)
11 高知ユナイテッドSC(10)
12 鈴鹿ポイントゲッターズ(10)
13 ソニー仙台FC(8)
14 FC神楽しまね(5)
15MIOびわこ滋賀(4)
16クリアソン新宿(1)
※()内の数字は勝ち点
参照:JFL公式HP 順位表・戦積表
この試合の結果、ティアモは9位に浮上です!
3点差で勝利なので「大阪王将」の炒飯4倍です!
次節は一週あいて、5月29日にアウェイにてラインメール青森と対戦です。
◆サッカーってよくわかんない…という方へのサッカー解説
初めて見るサッカー。
点も入らないし面白くないという声もよく聞きます。
実は私もその中の1人でした。
そんな私も実際に試合を観戦し、疑問に思ったことを聞きまくり、調べてみて今に至ります。
サッカーは面白い!
と言ってもらえるようにルールや豆知識などを不定期で紹介していきます。
《高校年代のサッカー》
島津選手のインタビューの中で、「同じ高校なのに所属チームが違う」という話がありました。
大阪の興國高校には、セレッソ大阪の下部組織と学校のサッカー部所属の子がいます。
現在リバプールの南野拓実選手とセルティックの古橋亨梧選手も興國高校ですが、南野選手がセレッソ大阪の下部組織で興國高校在籍、古橋選手が興國高校サッカー部出身ですね。
近隣では、立命館宇治高校も京都サンガユースと学校のサッカー部所属の選手がいますよ。
《ユ―ス、ジュニアユースって何?》
クラブチームでは年代の呼び方を、高校年代のチームは「ユース」、中学生年代のチームは「ジュニアユース」、小学生年代を「ジュニア」としていることが多いです。
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