「妙見坂の家」斜面地の高低差を活かした開放的なLDK【ひらつー不動産】

投稿日 2022年6月20日 07:00
更新日 2023年2月22日 16:37
著者シュン@ひらつー
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枚方を拠点に「建築家との家づくり」をお届けするIFA住宅設計室。

交野市妙見坂の閑静な住宅街の一角に、新たに新築のお住まいが完成しました。
お施主様のご厚意で、二日間限定の完成見学会を開催いたします。

土地探しからご提案させていただいた「妙見坂の家」は、校庭に面する開放感と斜面の先にある気持ちの良い遠景が広がる、東西に長い斜面状の敷地にあります。

その景色を空間に取り入れ、高低差のある敷地形状を考慮ながら、S様ご家族の理想の暮らしをカタチにしました。そんな「妙見坂の家」の見どころをご紹介いたします。

西向きに下がる斜面地の特徴を素直に生かす—
日常的な豊かさを感じる家

『この家の敷地は、西向きに下がる斜面地です。住宅街区の奥まった端部にありながら、学校敷地に面する南側は開放感があり、東西に長い西側斜面の先には気持ちの良い遠景が広がります。
住宅では一般的に嫌われる西側ですが、西側に大きな空地を設けることで午後の陽光の恵みを感じる豊かな環境になりました。』

↑庭側からの外観スケッチ。半屋外のテラスから庭へ伸びる階段はベンチとしても楽しめます。

『斜面地の高低差を利用してリビングの床レベルを85cm下げることで、リビングの天井がその分高くなり開放感があります。
また廊下側に二階へとつながる通風用の高窓も設けることができました。室内にいながらも斜面地の高低差を体感できる空間です。』

↑エントランス側のスケッチ。家族の車に加えて、来客用の駐車スペースも兼ねる玄関前は余裕のあるスペース。

『西側の短所である西日には深い軒、断熱ガラス、簾用の庇などで対応し、斜面地の特徴を素直に生かし、日常的な豊かさを感じ取れる家になりました。』

↑二階のテラスからの景色。袖壁と深い庇が周囲からの視線と日射をコントロールし、美しい緑を望むことができます。

またIFAでは月日を重ねるほど美しさが増す、無垢材のフローリングをはじめとした自然素材を用いることを大切にし、ビニールなどの化学合成物でなく、時と共に愛着の深まる素材を吟味します。

見学会会場ではそれらの素材ならではの質感も楽しんでいただきたいです。

お施主様のこだわりと建築家のアイデアが詰まった空間を実際に体感しにお越しください。

>>イベントの概要・ご予約はこちら

敷地の長所と短所をよく理解して空間をつくる、IFAの家づくり

IFAでは、建築家と協力して家づくりをご提案するだけでなく、土地探しからご提案させていただいています。

なぜなら建築家が設計するのは建物だけではなく、まわりの環境も含めたそこでの「暮らし」だからです。

その場所に赴き、日当たり、風の流れ、人や車の往来や景観など、様々な情報から生活シーンをイメージし、周辺環境との調和を考えた建物のあり方、暮らしのあり方を考えてゆきます。

敷地の長所と短所をよく理解し、魅力を生かした設計は、建築家との家づくりならではの豊かさへとつながります。ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
>>資料請求はこちら

楠葉朝日の家（新築建替え｜所在地：枚方市楠葉朝日｜建築家：井上昌彦）

南側に小さな水路が通るこの家の敷地周辺では、風通しの良い穏やかな時間が流れています。
この場所であることの恵みを素直に無理なく住まいに取り入れることを中心に考えました。
人や車の往来がある接道面は閉じ、南東の庭を囲むように設けた軒深い大きな開口は、刻一刻と変化する陽光や風を受け入れます。

>>写真と設計ポイントの続きはこちら [WORKSをみる]

flare -樹々に向かって裾広がりに開かれていくパースペクティブな家-（新築｜所在地：枚方市｜建築家：小坂友恵）

間口4.9m奥行25ｍの、奥に向って広がる細長い台形状の敷地。
視線の先には、敷地の高低差がもたらす開放的な眺望と樹々の緑が広がります。
この景色に寄り添い、敷地形状に沿った裾広がりな建物とすることで、空間に遠近感をもたらし、だんだんと奥の景色にフォーカスし、遠くまで視線を抜いて、風景を日常の暮らしの中で存分に楽しめるように考えました。

>>写真と設計ポイントの続きはこちら [WORKSをみる]

sou　－舟－（新築｜所在地：枚方市香里ヶ丘｜建築家：作人）