\どどーん!/
枚方市内が望める、木のぬくもりあふれる教室。
ここでやる授業とは?!
オランダの小学校に訪問して「いつか、こんな学校を日本に作る!」と決意し、約15年。
やっと開校することができました!
動画配信もできる!広いスペース。
憧れのYouTuberに近づけるかも?!
遊び心いっぱい!こんな壁の部屋も。
どの部屋もわくわくする空間!
子どもが生き生きする姿が目に浮かびます♪
実はここ、新しい小学校のかたちとして開校した
オルタナティブスクール
なんです。
※時間帯によっては他の団体の方も利用されます。
オルタナティブとはもう1つの・代替えのという意味です。
2025年度
新1年生に向けた学校説明会
開催日
10月26日(土)
10時〜11時
場所
枚方オルタナティブスクール
大阪府枚方市上島東町14(地図)
持ち物
上履き
▶詳しくはこちら
お問い合わせフォームよりお申し込みください。
特に「小1プロブレムでお悩みの方」はお気軽にご相談ください!
場所はこちら。ル ファルひらかた社協の4階です。
今回は小学生の子どもがいる ばばっちが「どんな学校なのか」を直接先生に聞いてきました!
ぶっちゃけ普通の公立小学校の授業とはどう違う?
公立小学校の出席扱いになるって本当?
など、いろいろ気になる!
地図ではここ↓
住所は大阪府枚方市上島東町14です。
このオルタナティブスクールを開校するのは、枚方市内でフリースクールや学習塾を運営している
『楽園』。
▷楽園公式ホームページはこちら。
▷枚方オルタナティブスクール公式ホームページはこちら。
▷公式Instagramはこちら。
一般社団法人こどもゆめのほしプロジェクトにも所属。
天の川とんどまつりも運営をしていて、すごい盛り上がりだったそう。
お話をしてくれるのは、楽園の代表 伊藤先生と京都教育大学名誉教授でもある村上先生、枚方市社会福祉協議会の渡部さん。
よろしくお願いしますー!!
きっかけは村上先生との出会い
まず、このオルタナティブスクールを開校するきっかけって何ですか?
今現在フリースクールもされていると思いますが…
大学時代、村上先生の授業で探究学習について学んだのがきっかけですね。
先生が前で教えてメモをとって…というのではなく、子どもがもっと生き生きしながら学ぶということをしたかったんです。
今まで塾やフリースクールをしていましたが、僕の中ではこっちのほうが夢だったんですよ。
やりたくてもいきなりできるわけでもなく、チャンスを待ってたんです。
そんな中、不登校の子どもが増えていることを知り、まずは目の前の困っている子達と向き合うところから始めようと思いました。
フリースクールなら応援するよとIFA住宅設計室の社長さんからお声かけいただいたのもありまして…。
今も困った時に色々助けていただいているので、本当に感謝しております。
おお〜それでフリースクールを始めた後、今のタイミングでオルタナティブスクールを開校されたってわけですね。
ちなみに村上先生による探究学習の授業ってどんなことをしていたんですか?
例えば、紙とのりをくっつけると凸凹になるでしょう?
それがなぜかをみんなで考えるんです。
答えは言わず、どう思う?って聞いたりして。
そうやって考えるのに年代は関係ないんです。
伊藤先生はそういうのに刺激を受けたみたいですよ(笑)
へ〜!興味深いです。
おもしろいですね!
いざ、オランダへ。そこで見たのは…
そして村上先生が先進的な授業をしているというオランダに行くとのことで、15年ほど前に一緒に連れていってもらったんです。
当時は、オランダの授業見て「日本ダメじゃん」って感じて。世界にはこんな学校があるんだと驚きました。これは日本でもぜひやらなきゃと思いましたね!
オランダの授業の様子
例えば、僕たちが見たイエナプランの教育は子どもが「自分で決めて自分で学ぶ」システムがしっかりしているんです。
そのせいか、向こうの12歳くらいの子がすごく落ち着いていて、日本でいう高校生のような雰囲気だったんですよ。
話し合いの中で育つってこういう感じなのかなって。
子どもたちの雰囲気も違うんですね!
いや〜オランダってすごい。
日本とオランダ、ここが違う
あと、サークル対話ですね。
こういう椅子に座って円を組んでお話をするところから授業が始まるんですけど、そういう対話活動が常にあるのが温かみがあっていいなと思いました。
日本の学校のように管理的ではなく、選択肢が多く選べて、それを頑張るっていうのがすごくしっかりしていましたね。
さらに、オランダは個人主義というところが強くて「私はこう思う」というのが1人1人あって、しかもそれを実現しやすいんです。
日本では人に合わせるのがいい子っていうイメージが強いですよね。
「郷に入っては郷に従え」みたいなね。
まぁそれが日本の良いところなんですけどね。
日本の教育は世界に誇れる部分が多いですし、そこは大事にしていきたいところです。
ただそれに溢れちゃう子もいるわけで。最近になってやっと世の中的に受け入れられてきたんですよね。働き方なんかも自由になってきていますし。
確かに!
最近になって、勤務時間を選べたりやリモートワークができる会社が増えた気がします。
日によって行く学校を選択してもいい?
そもそも、枚方にオルタナティブスクールができるのって初めてなんですか?
実はすでにあるんですか、週4日ほどで学校らしくやるのはうちが初めてかと思います。
今考えているのは9時半ごろにここを開けて、10時から授業をスタート。
そして3時半頃に下校という感じですね。
ちょっと遅く始まるけど、普通の学校と同じようなかんじなんですね!
週4日通えない子は行けるときに行く…でもありなんでしょうか?
そこは今悩んでるところで、基本的にはしっかり通える子は来てもらう予定です。
ただ、例えば今いじめにあってたり先生と合わなかったりする子の駆け込み寺のような受け入れ枠もつくりたいなと思っています。
授業の内容によって難しい部分はあるのですが、そういう子には週1日とか短期的な利用もできるように検討していますね。
そういう枠があると悩んでいる子どもにとって安心ですね。
普通に小学校に通ってて、日によってオルタナティブスクールに行くというのもできるんですか?
それも今できるように考えています!
お手本として、兵庫に『ぐるりミライスクール』という公園をメインに活動しているオルタナティブスクールがあって、そこは普段は公立の小学校に行きながら「今日はちょっとしんどいからぐるり行こう」みたいな選択ができるみたいなんです。
公園をメインにっておもしろいですね!
このあたりだったら例えばどこに行くんでしょうか?
うちだったら楠葉中央公園でそういう授業ができそうです。
あとは滋賀県にこどもゆめのほしプロジェクトのコテージがあるので、1日琵琶湖あたりに行ってちょっと休んで帰ってくる…みたいな使い方もできたらいいなと考えていますね!
通うことで公立小学校の出席扱いになるって本当?
オルタナティブスクールに通うことで、公立小学校の出席扱いになるというのを聞いたことがあるんですが、それはどういうシステムなんですか?
現在うちの中学生対象のフリースクールの場合、まず校長先生が見学などをした上で許可をもらい、出席日数をこちらから連絡して反映される仕組みですね。
おそらく、小学校も同じ形になるかと思います。
おお〜そうなんですね。
公立小学校・中学生の先生たちって、周りの生徒と同じように通学してもらうことがお仕事のひとつっていうイメージがあったんです。
でもそうやって出席扱いになるパターンもあるんですね!
確かに、僕も教員を5年ほどしていたので現場の大変さや思いもわかります。
現状は一部の公立の校長先生と繋がりがある部分はあるんですが、村上先生が来てくださる中で地域ともっと繋がっていくスクールにしたいなと思いますね。
もっとフェアで流動性のある組織になっていくと、また違う形になるかなと思うので今後開拓していきたいです!
例えば、探究学習を学びたいという学校の先生がいたらここに来てもらって勉強会みたいなことができたらより価値を感じてもらえると思いますね。
教員のエキスパートである村上先生もいらっしゃいますし!
そうやってうまく連携していきたいです。
先生たちも一緒に学んでいけるチャンスですね!
お昼ごはんは?体育の時間はあるの?
学校生活のお話に戻るんですが、9時半に通学して3時半に下校となると給食のようにお昼ごはんの提供とかあったりするんでしょうか?
基本的にはお弁当を持参してもらいます。
衛生面とかの問題があってきちんとした調理は難しいんですが、フリースクールのほうでホットプレートでお好み焼きとかハンバーガーとか作って食べたりしてるんで、そういうことは月1回ほどのペースでできるかなと思います!
へ〜わいわい楽しそうですね♪
あと気になったのが、体育のような体を動かす時間もあるんですか?
どういう子が集まるかにもよりますね。
元気な子が多かったら、公園まで行って1日遊ぶみたいな日があってもいいと思いますし、隣に防音室になっているスタジオがあるのでそこでダンスや軽い運動もできます。許可がでれば卓球台を置きたいです。
あと、フリースクールでは先程もお話したコテージのある琵琶湖に行ってキャンプしたりサップ体験したりしているのでそういうこともできますね。
外遊びが重要なのはフリースクールをやりながら感じているので、体を動かすというのは何かしらやっていきたいです!
学校に行かないと運動する機会も減ると思うので、こういうのって大事ですよね。
あと、集まる人数にもよりますが授業によって低学年・高学年で分けたりしつつも、イエナプランにもある異年齢で学び合うっていうコンセプトも大事にしていきたいです。
それいいですね。
子ども同士で質問したり、教え合ったりいろんな交流ができそう!
『自由進度学習』で得意なことを伸ばす
あと、気になったのは教科書は小学校のものを使って勉強するんでしょうか?
それとも別の教材などを使うんですか?
オルタナティブに通う子どもたちも基本的には地域の小学校に在籍するので、教科書とかワークなんかは学校でもらったものでもいいですし、こちらで準備したものをやる時間もあっていいと思っています。
そして自由進度学習で1週間の予定を渡して、進み方は個々のペースでやってもらいます。
苦手なことに向き合うよりも得意なことを伸ばしたほうが絶対いいと思うので、今何をするのかは子どもたちに考えてもらって進めていきたいですね。
自由進度学習って?
子どもたちが教科書やプリントなどを使い、個々のペースで学びを進めていく方法。
クラス全員が同時に先生の話を聞いて一斉に教材に取り組む従来型の授業とは違い、子どもたちは計画表に沿って、それぞれ自分自身で学んでいきます。
午後は探究学習を中心にやりたいと考えています。
物作りや演劇、自然科学などの自由研究みたいなことを取り入れる形にして、勉強の部分と探究学習の2つの軸で教えていきたいですね。
勉強面でもしっかりみてくれるって安心感があります!
僕自身、学生の頃は人の話を聞くのが苦手で授業を聞いてもわからないことが多かったんですが、自分で問題集を解いたりしたほうが成績が上がったんです。
なので人によっては良い問題集で勉強したほうが、授業よりも伸びることがあると思うんですよ。
今はYouTubeや動画の教材もありますしね。
その子に合わせたやり方で進めていくんですね。
はい。
自学自習を中心にして、教師は支援者でありたいと思っています。
うちのフリースクールで不登校の子でも、そのやり方で大学受験をして合格している子がいるので、その子のペースで着々とやれば基礎学力が身につくんじゃないかと考えています。
『OS』の違いが今の問題点
村上先生はこのオルタナティブスクールについて、どう思われていますか?
まぁこれは大きな挑戦ですよね。
ただ、実は日本の教育って「みんなに教える」ことに関しては世界で1番なんですよ。
先生のスキルもすごいし、発達段階に合わせて適切な学びができる。
計算ドリルや九九の暗唱とかね。みんな嫌がるけど(笑)
だからそこはうまく公立の学校と連携して保証できるようにしたいですね。
そんな中で一番日本人に必要なのは「自分に向き合って考える力を身につける」ことです。
自分に向き合って考えずに人のせいにする人が多いですからね(笑)
自分で考えて自分で行動できるようにならないと世界で通用しなくなります。
なので、日本のいい教育の形は残しつつもこういう新しい部分はどうやって教育で実現していくかっていうことですよ。
難しい課題ですね。
この問題を僕はよく「OS」に例えるんです。
コンピューターってWindowsにはWindowsのOS、MACはMACのOSがありますよね。
日本の教育は日本教育のOS、我々がやろうとしてる探究学習などのオルタナティブにはオルタナティブのOSがあるんです。
なるほど、それぞれのOS!
WindowsをMACのOSで動かそうとしても動かないですよね?
それと同じで、日本で新しいことをやろうと思ってもOSが違うから具体的に動かせる人が少ないんです。
だから教員研修とかでこういう人を育てていかないといけないんです。
伊藤先生なんかはそのOSを持っていますよね。
これからは『サーバントリーダーシップ』の時代
教える側も急には変われないですもんね。
じゃあ、どういった人が今後必要になってくるんですか?
今某企業の経営勉強会に参加しているんですが、その会社が『サーバントリーダーシップ』という経営の仕組みを取り入れているんです。
昔は上から言われた通りにやってる人が評価されていたのが、自分で考えて行動できる人じゃないとそのポジションには立てなくなってきたり…そういう自分で考えることができる人がこれから活躍するんじゃないかと考えています。
サーバントリーダーシップとは?
立場を利用して指示や命令をするのではなく、リーダーが部下の意見に積極的に耳を傾け、そこから組織の進むべき方向を示し導いていく仕組みです。
その結果、ひとりひとりの可能性を引き出しながら信頼関係を重視し、一緒に目標やビジョンを達成していきます。
昔の日本の会社ってトップがいろいろ指示して…っていうイメージがあるけど、部下自身が動けるように学校で教育していけたらいいですよね!
はい。
ただ自身で考えて動く教育ってバランスがすごく難しくて…。
日本の教育はなんでも決めすぎだからといって、ずっとゲームをするという選択を認めて良いのかどうかなど…。
「自分勝手やわがまま」と「自由で自立して生きる」って捉え方が違うので、その辺の考え方もすごく大事になってきますね。
こんな子はぜひ&塾もやりたい
最後に、伊藤先生はどんな子にこのスクールをおすすめしたいですか?
親御さんがフリーランスで活動されている方ならよりわかると思うんですが、集団の中で我慢をしなくても働くことってできるじゃないですか。
そんな中で自分で考えて行動すること、考えをちゃんと伝えることや決めたことをやり続ける力をつけたい子はぜひ来てほしいですね。
あと、森のようちえんや自由保育の雰囲気の学びを継続されたい方、繊細タイプで学校の決められた学びがしんどい子にもこういうスクールもあるよってことを知ってほしいです。
※森のようちえん:自然の中での活動をメインとする野外教育
さらに、学習支援や受験対策に特化したところでは、月金の週2回で放課後に塾を開いてスクールの生徒だけでなく地域の子ども達にも教えています。
ゆくゆくは塾に行きくても行けない困窮家庭向けの無料学習センターもやっていきたいですね。
繊細タイプから地域の子どもたちまで、様々な子が通える場所になりそうですね。
伊藤先生、村上先生ありがとうございました!
社協さん、お部屋みせて!
このビルでレンタルスペース事業の運営を担当している枚方市社協の渡部さんにもお話を伺いました!
こちらの部屋の家具は職人さんに手作りで用意してもらったんですよ!
結構急ピッチで作ってもらいました(笑)
\じゃじゃん!/
そうなんですね!
木の香りがすごくして癒やされます♡
あと、他の部屋もよかったら見ていきませんか?
え、すごい!
ここはスタジオへの通路なんですが、遊び心がある壁紙を貼ってもらいました!
いろんなクジラがたくさん(笑)
通路と言わず、他の楽しいことにも使えそうです!
そしてここがスタジオです!
防音室なので運動もしていただけます。
お、ここはお話の中に出てきたお部屋ですね!
あの緑の布や機材は一体…?
あれは社協さんにお借りした動画撮影や配信に使える機材です!
興味がある子はこれらを使って何か発信してもらうことができますよ。
憧れのYouTuberになれるじゃないですか!
ここに通う子たちの生き生きした姿が想像できます…!!
2025年度 新1年生募集
~小1プロブレムでお悩みの方はまずは無料相談を~
2025年度の新1年生に向けた学校説明会を開催します。
特に「小1プロブレムでお悩みの方」はお気軽にご相談ください!
2025年度
新1年生に向けた学校説明会
開催日
10月26日(土)
10時〜11時
場所
枚方オルタナティブスクール
大阪府枚方市上島東町14(地図)
持ち物
上履き
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お問い合わせフォームよりお申し込みください。
\お待ちしていまーす♪/
枚方オルタナティブスクール
住所
大阪府枚方市上島東町14 ルファルひらかた社協4階
※京阪牧野駅より徒歩15分、京阪バス停 養父元町より徒歩2分。
電話番号:080-3835-0086
(番号をタップすると電話をかけることができます)
対象学年:新小学1年生~小学6年生
↓枚方校はこちら
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