樟葉駅の隣にある橋本駅の周辺は、昔は大規模な遊郭(ゆうかく →Wikipedia)でした。京阪電車や旧1号線から見てもそんなのわからないですし、歴史の授業でも当然習わないので知らない人もいると思います(僕も最近まで知りませんでした)が、今でも当時を思わせる建物がたくさん残っています。
そのめちゃくちゃ詳しいレポートが最近↓のサイトにアップされました。
大阪DEEP案内
当時は80軒以上の妓楼(ぎろう)があって、大変賑わっていたそうです。今の橋本の印象からすると信じられないぐらいですね。僕も「けっこう古い建物がたくさんあるな~。」ぐらいには思ってたんですが、↑の記事を見ると当時の技巧を凝らした意匠もたくさん残っていて、ほんとすごいです。
文化財としての保護とかは全くされてないらしいんですが、今後検討してもいいんじゃないかと思うぐらいです。八幡市のホームページで「遊郭」でサイト内検索しても1件たりともヒットしませんでしたけどね。
↓記事中にあった一文。
「京都観光に来て祇園だの先斗町だのでその気になっているような場合じゃないぞ。この枯れ果てて行く遊郭の姿こそが京都の素顔なのだ。」
おっしゃるとおり。
「大阪DEEP案内」の人たちはこれまでいろんな遊郭跡を回ったらしいんですが、橋本ほど当時のものがしっかり残ってるところはないそうですよ。
ちなみに枚方公園周辺も昔遊郭でしたが、橋本ほどは残ってないです。枚方市史によると一度ごっそり移転してるみたいですしね。
とにかくぜひ見てみてください。