大阪府下の各市町村の平成22年度決算を元にした財政力比較が大阪府ホームページにアップされています。
↓こちら
8つの指標でレーダーチャート化されていて、各市町村の財政状況が視覚的に比較できるようになっています。
↓枚方市はこんなん
都市平均を基準に偏差値(50が平均)としてグラフ化されています。職員数など数値が大きいとよくない指標は逆数を偏差値化されているので、要はグラフが大きければ大きいほどつおいということになります。
↓いちおう説明も
<8つの財政指標が表すもの>
★標準財政規模・財政力指数 ⇒財政の基礎体力
★経常収支比率・実質公債費比率・徴収率・職員数 ⇒現在の財政の弾力性
★地方債現在高・積立金現在高 ⇒将来の対応力
→詳しくは財政指標 Wikipediaで。
→詳しくは財政指標 Wikipediaで。
※ 標準財政規模、地方債現在高、積立金現在高は、住民一人あたりの金額
※ 財政力指数、実質公債費比率は、3 ヵ年平均の値
※ 職員数は、普通会計職員の住民千人あたりの値
これで枚方を見ると、住民一人あたりの財政規模が小さいですが、それ以外は平均以上でチャートの形としてはバランスが取れていることがわかります。
では枚方だけ見ててもわかりにくいので、枚方近辺の他の市町村も見てみましょう。
寝屋川市は枚方に比べると小ぶり。徴収率が明らかに悪いですね。
交野市は実質公債費比率がよろしくないです。
高槻市は積立金がいっぱいあるようです。
門真市も寝屋川市と同じく徴収率が悪いです。
守口市も徴収率が悪いですね。枚方はそうでもなかったですけど寝屋川→門真→守口と地理的に並んで徴収率が悪いです。
四條畷市は財政力がちと弱い。
茨木市は枚方市とちょっとチャートの形が似てますね。
摂津市。財政規模と財政力すごい!
豊中市はちょっと小ぶりな感じ。
吹田市。なんか全体的に北摂のほうがチャートが大きい気がします。
市町村だけじゃなくてもっと大きな地域性みたいなのも見えるようで面白いですね。上記リンク先に他の市町村のチャートも載ってるので興味ある方は見てみてください。