2012年1月~3月に枚方警察署管内(枚方市・交野市)で起こった犯罪の統計が枚方警察署HPにアップされています。
↓こちら
■枚方・交野犯罪発生状況 枚方警察署
上の表を以下で小分けにして見ていきます。
↓まず全刑法犯の数
・凶悪犯・・・殺人、強盗、放火、強姦
・粗暴犯・・・暴行、傷害、脅迫、恐喝、凶器準備集合
・知能犯・・・詐欺、背任など
先月に続いて窃盗犯が大きく減少していて、粗暴犯が去年よりも増えてます。
赤の棒グラフが去年、白が今年です。
オートバイ盗がほぼ半減してます。すごい。
↓窃盗犯の細かい内訳
(クリックで拡大)
全体的に減少しているものの方が多いですね。件数として最も多いのは自転車盗(196件)。被害額にしたら車上ねらい(160件)でしょうか。
枚方・交野の犯罪発生状況はここまで。
続きまして、自転車盗やオートバイ盗など乗り物が盗まれたとき、後で戻ってくる確率ってどれくらいだと思います?
直感的には10%もないぐらいじゃないでしょうか。
そこのところの大阪府下の統計がありました。
↓こちら
■乗り物盗 被害回復状況 大阪府警察犯罪統計より
なんと自動車盗で37.2%、オートバイ盗で36.3%、自転車盗で43.4%も戻ってきてるそうです(平成24年1~3月の数値)。
すご!
ちなみに犯人の検挙数を見てみると…
■街頭犯罪 大阪府警察犯罪統計より
例えばオートバイ盗の認知件数1852件のうち被害回復数(673件)に対して検挙数(274件)とかなり少ないです。つまりどこかに乗り捨てられて戻ってくるようなパターンが多いんでしょうね。
大阪府の表を載せたついでに言うと、大阪府全体のオートバイ盗の減少具合(2,103→1,852、約12%)よりも枚方の減少具合(216→115、約47%)の方がかなり大きいようです。ただ元々枚方が多すぎたんじゃないかという見方もできますけどね。