2012年の路線価が国税庁から公表されました。
路線価というのは相続税などの計算をするときの基準となる土地価格のことで、実際の取引価格に近い「公示地価」の8割ぐらいなのだそうな。なぜ8割なのかは知りませんが、路線価図を見るとだいたいどのへんがいくらぐらいなのかがざっくりとわかります。
これは枚方市駅周辺です。「190」とか「310」とか数字が書いてありますが、例えば「100」と書かれた道路に面した土地の1㎡の価格は10万円ということなのだそうな。(もっとちゃんとした計算方法はこちら)
枚方市内で最も高いのは枚方市駅南口の「400」。TSUTAYAの物販店とかラッキーとかがあるところですね。でも2011年の「410」より下落してます。
では最近勢いのある樟葉駅周辺はどうなのかというと樟葉駅とくずはモールの間のところの350あたりが最高で枚方市駅には及びません。そして樟葉駅周辺にしても2、3年前に比べるとちょっと下落してます。
↓関西各地の最高路線価は以下で
最高路線価が同じぐらいのところは似たような街じゃないかということになりますが、阪急高槻市駅前(430)とか京都市伏見区新町(大手筋通、380)とか豊中市の北大阪急行千里中央駅前(440)あたりが近いですかね。京都の烏丸通丸太町上る春日町(烏丸通)410も近いです。
↓枚方の各地域の路線価図は以下から
ちなみに路線価図のURLは
http://www.rosenka.nta.go.jp/main_h24/osaka/osaka/prices/html/45073f.htm
のようになってますが、赤字の部分が「平成24年」ということなので22とか23と入れ替えると同じ場所の過去の路線価図が見れます。同じ場所を24→23→22と表示させて路線価の変化を比べてみてもおもしろいかもしれません。下がってるところが多いとは思いますが。
あと路線価じゃなくて公示地価のほうを見られるサイトもあって、そちらも面白いですよ。
▶土地総合情報システム 国土交通省