枚方に根ざした地域密着金融機関 枚方信用金庫。
”ひらしん”の愛称でもお馴染みかと思います。
以前に『ひらしんって他の銀行とどう違うの?』とひらつーでも紹介しましたが、今回はひらしんさんのお取引先商店にお邪魔して、商店主の方に『ひらしんさんってどうですか?』と直接お話をうかがってきました。
全2回に分けてお送りする『ひらしんって、どう枚方の役に立ってるの?』第1回目の今回は、営業の末光さんが担当する金物雑貨屋 塩熊商店さんです!
地図ではこちら↓
枚方にゆかりのあるお塩も置いてありました。
そして塩熊商店の小野さんです。塩ソムリエの資格もお持ちで、今年の9月から10月にかけて枚方全体で行われたまちゼミではお塩の基本講座を開講されました。
ひらしんの魅力とはどんなところなのか?
お話をうかがってきました。
ー 末光さんがこちらの担当になってどれくらいですか?
小野「1年半くらいです。ひらしんさんには五六市でボランティアしていただいているんですが、末光さんが現在のボランティア体制に整えてくれました」
末光「創業者支援という専用の窓口も設置させていただきまして、開業の支援をサポートできる体制を五六市の中でも整えられました」
小野「五六市は始まって8年ですが、その下支えをずっとしてもらっています」
ー 毎月第二日曜日に枚方市駅〜枚方公園駅で開催される五六市も枚方を代表するイベントになってきました。
小野「たくさんの人にお越しいただけるイベントになってきましたが、うまくいっている今だからこそ僕たちも色々話さないといけないと思うんです。ひらしんさんはたくさんの取引先をお持ちなんで、僕らが埋められない隙間を埋めていただいてまちの潤滑油になっていただけたらと思っています。末光さん、休みの日なのに五六市に顔を出してくれるんですよ!」
末光「こだわりを持った商店さんがたくさん出店されているんで僕自身楽しんでいます。ただ、定期的に開催し継続していくということはなかなか難しいことなので、それを続けられているのは五六市に関わるみなさんの力だと思います。続けていれば色んな話も広がっていくと思いますし」
小野「 末光さんも忙しいと思うんですが、日頃から足を運んで色々話そうとしてくれています。その姿勢がまちの活性化の基礎部分になっていると感じます」
末光「仕事の話よりは地域の話をする機会の方が多いかもしれませんね」
ー ほかにもひらしんさんならではのことってありますか?
小野「若手経営者の会というものがあって、それに参加させてもらっています」
末光「若手の経営者の方を集めて勉強会をするんですが、2カ月に一度のペースで行っています。年に一度は視察研修などにも行ったりします」
小野「僕が参加させてもらった視察研修は、新潟県村上市でまちづくりを大成功された吉川さんに講師になっていただいき現地も拝見させてもらえるというものでした。まちづくりを考えていく上で大いに刺激をもらいました(→村上のまちづくり)」
末光「塩熊商店さん自身も色々と試行錯誤して取り組まれていますし…このあいだ開催されたまちゼミなどもそうですし」
小野「ひらつーさんにも参加してもらった全79講座、ホントに好評だったところが多くて。枚方の商業からまちを元気にしていこう!という思いで枚方市商業連盟青年部会が発端となって、枚方市商店連合会主催で開催しました。人と人のつながりの場を設けて、そのつながりを大事にした上でゆくゆく商売につながっていけばいいなと。ひらしんさんのまちの人に対する思いともマッチングすると思うので、次回は是非参加していただこうと思っています」
末光「そういったアドバイスはいつもいただいています(笑)」
末光「五六市やまちゼミなど、そういったつながりやキッカケは大事だと思います。地域の方々とのつながりを持ち、色々なお話をうかがう機会をいただいて、向こうから相談していただけるような担当者になるべきだと考えています。いざ定期預金や住宅ローンや保険加入を考えた時に『じゃあ、ひらしんの◯◯さんに聞いてみよう』と思っていただくことができたらと思います」
ー 若手経営者の会やまちのイベントへの参加などたくさんの種をまかれていると思うんですが…すぐには実りませんよね?
末光「企業さんの成長があってこその信用金庫ですし、枚方市は枚方信用金庫の基盤ですので色んな種をまくのは大事だと思っています。小野さんのような若手の経営者さんが今から頑張ってもらって、もっともっと枚方を盛り上げてもらえたら…と。そのためにも今はとても大事な時期だと考えています」
小野「先を考えて準備をしてくれて、それを地元の人に還元してくれるのがひらしんさんだと思います。その伝統はずっと受け継がれて世代が変わっても維持されていると感じますし。他の金融機関が合併する中、単体で維持されているのはずっと種をまき続けてこられた結果だと思います」
ー 今後ひらしんさんに期待するところはどういうところでしょうか?
小野「 枚方は『枚方をもっと良くしたい!』って思っている人が本当に多いと思うんです。ただ、縦のつながりは強くても横のつながりはまだまだ弱いので、商業者の横のつながりを強くするような活動をしてもらえたらと思います。それはひらしんさんにしか出来ないことなので」
左からひらしんの竹川さん、末光さん、そして塩熊商店の小野さん。
次回もひらしんスピリットを継ぐ営業さんに密着してその魅力をお伝えいたします。お楽しみに!