今回はお酒・ビール好きには見逃せない情報です。枚方発のビール「枚方ビール」なるものが発売されたとのことで、そのリリースパーティーに行ってきました!
「枚方ビール」を企画・販売するのは川原町にある「Beer House Hobbit(ビアハウスホビット)」。
場所はあちらの突き当たりに見えるのが京阪交野線の高架で、そこを左に曲がると枚方市駅前のモスバーガーやセブンイレブンのある交差点に出ます。
ホビットはこれまでにお店みせて!で紹介したりひらつー飲み会を開催したりしてきたので、いろんなクラフトビールが飲めるお店だということは紹介してきました。しかし「枚方発のビール」ってどういうことなのか、いろいろ気になると思いますが、まずは現物を見ていただきましょう!
名前は「枚方ビール Session Citra White(セッションシトラホワイト)」。
名前から想像がつく人もいるかもしれませんが、つよい柑橘系の香りのするホワイトビールです!
詳しい説明は後にしてとりあえず乾杯ー!!
ビール関連のライターをしてる方も来られてました。ビールが似合います。
「枚方ビール セッションシトラホワイト」はいわゆる「枚方の地ビール」というわけではなく、新潟県の「胎内高原ビール」というビールメーカーに依頼して、ホビットが味など全て企画して製造したビールです。
今回のリリースパーティーにはその「胎内高原ビール」のブルワーさんも来られてました。
経緯について語るホビットのオーナー・長尾さん(左)、胎内高原ビールのヘッドブルワー(醸造責任者)・米野さん(右)
「枚方ビール セッションシトラホワイト」を作ろうと思ったきっかけは、長尾さん自身が柑橘系の匂いの強いホップが好きだけど、ビールを初めて飲むという人にそれを勧めるのはちょっと無理があるので、「ホワイト系のビールにそういう味のものがあれば飲みやすくていいんじゃないか」と思ったことだとか。そこで以前から親交のあった胎内高原ビールの米野さんに相談すると「やりましょう」ということになったのだそうです。
セッションシトラホワイトに使用しているホップ。ホップというのは植物ですがこれはペレット状にされたものです。強い柑橘系の香りがしました。
「枚方ビール セッションシトラホワイト」は、胎内高原ビールの得意とするドイツスタイルのヴァイツェンをベースに、シトラホップという柑橘系の香りの強いホップが使用されています。通常のビールづくりで使うのに比べて3.5倍もの量を使用したのだとか。
最初は醸造過程で思うように香りがつかなかったりしたそうなんですが、ドライホッピングという手法を何度か行うことによって、飲んでまず最初にヴァイツェン特有のフルーティーな香りがして、同時にシトラホップ特有の香りと味もきて、そして最後に舌の奥のほうに苦味が残るという味わいに仕上げることができたそうです。
米野さんいわく「初めてお店と一緒にビールを作るということで、これまで使ったことないホップで普段作っているのと違うビールを作るというプレッシャーもあり不安でしたが、お客様に出して『美味しい』と言ってもらって安心しました。」とのこと。
ホビットでは常に6種類の樽生ビールが飲めますが、この日は3種類の胎内高原ビールも提供されてました。価格は「枚方ビール セッションシトラホワイト」含めてどのビールも、
ハーフパイント(284ml)600円
1パイント(473ml)950円
で提供されています。
左から長尾さん、米野さん、遠藤さん、恭平さん
しかし!この「枚方ビール セッションシトラホワイト」、今後もずっと飲めるわけではありません!先ほど「タンク単位で作ってる」と少し説明しましたが、そのタンク分がなくなったら今回の「セッションシトラホワイト」は終了し、次はまた別の味の「枚方ビール」を作る予定なのだとか。
売れ行きによってなくなるまでの期間は変わりますが、だいたい3ヶ月ぐらいでしょうか、とのことでした。飲みたい人は早めに飲んだほうがよさそうです!
住所
大阪府枚方市川原町11-10 川原第一ビル101
072-841-1640
メール
info@naga-ryo.com
17:00〜26:00
不定休(Facebookページで確認できます)
◇関連リンク
Beer House Hobbit Facebookページ
胎内高原ビール 公式サイト
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