突然ですが、枚方つーしんのコメント投稿欄を閉鎖しました。(これまでに投稿されたコメントは閲覧できます)
理由は一つではないのですが、端的にいうと、ネガティブなコメントの悪影響が大きいことと、コメントの公開可否の判断が非常に難しいことです。
ひらつーにいただく大半のコメントは何の問題もなく暖かいコメントばかりですし、記事によっては読者同士のコミュニケーションの場にもなっていて、コメント欄自体がひらつーのコンテンツの一部になっていました。コメントを見ることを楽しみにしていただいていた方も多いと思います。
しかし、数少ないネガティブな内容のコメントが以前から問題でした。数としてはとても少ない(コメント数十件に1件あるかないか)のですが、ひとつのネガティブなコメントは、他のネガティブなコメントを誘発します。そしてネガティブなコメントが増えると、ひらつーのコメント全体がなんだか殺伐とした雰囲気になっていくという悪循環に陥ります。
何と言ってもネガティブなコメントが入ると、その対象となった人はかなりのショックを受けます。これはコメントなどネット上で名指しで何かネガティブなことを言われたことがある人ならわかると思うのですが、100回の褒め言葉よりも1回の悪口(とまでも言えないようなものであっても)のほうが遥かに心に刺さり、ダメージが大きいです。
コメントは編集部で確認してから公開するという承認制にしていましたが、「承認するかどうか」という判断もなかなか難しいものがあります。「基本的にはできるだけ公開し、ネガティブな内容のコメントはあまり公開しない」という方針だったのですが、ネガティブといっても様々で、「ほぼ問題ない内容だけど一言多い」とか「見た人が”ちょっと”イラッとする」ようなコメントを公開するかどうかとか、内容よりも表現方法がよくないから承認しなかったら「ひらつーやひらつーパートナーにとって何か都合が悪い内容だったから公開しなかったのか」と勘違いされたり、それ以前に「勘違いされるかもしれないなぁ」というところで悩んだり。
また、ひらつー自体に対するネガティブなコメントであれば私たち自身のことなのでけっこう公開してきたのですが、そうすると多くの読者の方がまたコメントでひらつーをフォローしてくださるので、結局記事とは関係ない内容でコメント欄がのびていってしまいます。そうなることがほぼ分かってるのでひらつーに対するネガティブなコメントも非公開にすると、今度はコメント者からすると「ひらつーに都合の悪いコメントは公開しないのか」ということになります。そういうのもとても難しいところでした。
また、承認制にしているということから、公開されたコメントは「ひらつーがコメントの内容にお墨付きを与えてる」と考える人もいて、「コメント内容の真偽を現地まで行って確認してから掲載しろ」ということを言われたこともありました。当然、労力的にそこまでするのは難しいものがあります。しかし現在のひらつーのアクセス数から考えると、誰かが気軽にコメントしてくださった内容によって誰かが思わぬ不利益を被る可能性もあります。実際これまでにも「あのコメントでそのような影響があるのか」とビックリすることもありました。
……などなど、個別のコメントの承認判断やその影響を考慮しだすと他にもいろいろと難しいことがありました。
コメント欄も含めてひらつーを楽しんでいただいていた方々には大変申し訳無いのですが、今後ひらつーを運営していく上で、総合的に考えて閉鎖したほうがいいと判断しました。
なお、情報提供募集記事のコメント欄で、ひらつーの記事にはならない話題を見ていた方もおられると思います。そのあたりのために、開店・閉店まとめやショートニュース集、イベントカレンダーといった記事を新たに始めていますので、そちらをご覧いただけたらと思います。
何卒ご了承ください。
今後とも枚方つーしんをよろしくお願いいたします。