ボクね〜ワイン業界の常識をぶっ壊したいんっすよー!
このたび、そんな破天荒な枚方在住のワインのプロと一緒に、とある企画を始めることになりました。
いやー、ほんま暑いっすねー!
颯爽と現れた輝く笑顔の持ち主がその人ワインプロデューサーの大西タカユキさん。
一言で企画を説明すると、
「まちブラして枚方のまちにあうワインを考える」こと。記念すべき第1回目は「光善寺にあうワイン」ということで、光善寺にやってきました。枚方にあうワインって何やねん!とか、なんで最初が光善寺やねん!とか突っ込みどころ満載ですが、追々ご紹介していきます。
「難しい」イメージがあるワインを少しずつ学べる&ディープな光善寺スポットがいっぱい出てきますのでワインが苦手な人も楽しめると思います記事の最後でこの日歩いたコースのマップもご紹介します!
では早速、まちブラスタート
16:00光善寺駅出発。
MAP
大西さん:実は光善寺のこっち側ってあんまり来ないんですけど、結構人いますねー!このにぎわいっぷりは予想外!
(※手に持っていただいているのは光善寺の地図とボイスレコーダー)
おさや:実はひらつーでちゃんと「まちブラ※」企画やるの初めてなんです。
(※まちをブラブラ歩くこと)
大西さん:そうなん!めっちゃやってそうやのに!
おさや:そうなんですよ!私も楽しみです〜
ー すぐに現れたのは「光善寺駅前デパート」
大西さん:え?デパート?(笑)こんなとこあったんや!これだけの人通りの駅前に昔ながらのお店が結構そのまま残ってるってすごい。地域に愛され続けてるお店なんやな〜。
こんなにいろんなお店あったんや!知らんかった!昭和な雰囲気がええ感じやな〜!
おさや:ところで、今回まちとワインをあわせるってことなんですが、大西さんって今までも何かとワインを組みあわせてきたことあるんですか?
大西さん:ありますよ!粉もんとワインをあわせたり、人(性格)とワインをあわせたこともあって、いろんなものにワインを組みあわせてきました。結構ね、特徴が重なってしっくり来るやつがあるんですよ。
おさや:へぇ〜!だからまちにワインをあわせてみるっていうことになったんですね。性格とワインをあわせるのもできるならまちにもあうのもあるのかな。でも結構まちって多面的と言うか、いろんな見方できるから難しいんちゃいます?
大西さん:そうなんですよねー!ボクもちゃんと組みあわせられるか不安でいっぱいなんですけど(笑)でも歩き始めてから何とかなるような気がしてきました!
おさや:正直ですね(笑)よろしくお願いします!
っていうかこの人だれやねん!
とみなさんもいい加減気になってきたと思うので改めてちゃんと紹介しましょう。
大西さんのプロフィールの紹介
◆資格
J.S.A公認ワインアドバイザー、ワインエキスパート
——————–
もともとワインがキライだったにもかかわらず、大学卒業後、間違ってワイン輸入業者に入社。そこで出会った数々の素晴らしいワインのおかげでワインの魅力に目覚めて公私ともにワイン漬けの毎日を過ごすようになる。
フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オーストリアなどヨーロッパ各地のワイナリーを訪問して修業を積み、2011年より「ワインで世界を笑顔に!」をテーマに独立。
という、面白い経歴の持ち主です。すごい人なんですよ〜
大西さん:ちょっとここ行ってみましょう!!
どーん
なんやここ!冒険(笑)
おさや:実は、今回ワインの企画やるってことでTSUTAYAでいろいろワイン本立ち読みしてちょっと勉強したんですけどラベルの見方とかブドウの種類とかめっちゃ書いてあって、難しかったです〜
大西さん:そう、あんなん見てもなかなかわからんでしょ〜!笑
おさや:ワインってどうしても「難しい」っていうイメージがあります。敷居高い感じというか、すごい詳しい人が語りながら飲むお酒、みたいな。お店行っても絶対自分では選べない…ワインは好きなんですけどね(笑)
大西さん:最初はそんなもんですよ!ボクもそんなイメージをぶっ壊したくて色々活動してるんで!
おさや:そして今回は記念すべき第1回目ですけど、枚方市駅!とか樟葉駅!ではなくあえてディープな光善寺からスタートしてしまいましたね。
大西さん:何が起こるか全く予想できへんからね!まぁ、そういうのがボクらしいしひらつーらしいという、第1回目を飾るのにふさわしい場所ではないでしょうか(笑)
やっぱりまちを知るためにはまず歩くことから始まりますからね〜。いっぱいまちブラしましょ〜!
いやそれにしても序盤からおもしろいな〜。こんなんあったん知らんかったわ〜!
ー 以前ご紹介した「コンフェクトナカジマ」。
ー 背後には先日閉店した「アラジン」。
その奥を抜けて、進んでいきます。
ー こちらははらだ@ひらつーがおすすめのイタリアンレストラン。
こっちあんまりこうへんから新鮮!
ー 奥の緑のところは先日ご紹介した和菓子の「遠州屋」。
昭和な雰囲気やな〜!!
ところで、どこを目指しているかと言うと「光善寺」。
光善寺って駅名じゃなくて、実在するお寺!という衝撃の事実を知り、そこには何かあるに違いない!というわけでそこに向かっています。
うわ、この下通ってみたかってん!!
新鮮な感じ・・・すごい独特・・・(@国道1号「中振」交差点地下道の壁画)
すごい〜まちブラおもろいー!ほんま、まちって歩かなわからんっすね!
おじさん:「そっち危ないで、自転車通るから!!!」
(※この通路、左が自転車専用、右が歩行者専用になっています。)
大西さん&おさや:あ、ほんとですね、すみません!ありがとうございます!
大西さん:っていうか、知らんのに声かけてくれるのすごいな!!都会やったら普通は声なんてかけてくれへんよ!
あ、でもこれ光善寺ってこれから行く光善寺!?あ、参考になった!爆笑
おさや:ここまで歩いてきて、光善寺の印象はどうですか?
大西さん:古き良き時代のまち、って感じっすね。ワインで言えば伝統国の昔ながらの作り方でやってるところみたいな。新進気鋭の感じではなく、クラシック。「飲んでみなわからへん!」みたいなんがあいそう。
お、今までなかったようなニュータウンが出てきた!
へぇ〜何やろこれ。でかい人工的な水路やな〜。
この水路で区切られた一角がめっちゃモダン!
わぁ、すごい!なんやこれー!急に南国出てきた!!おもしろいわ〜
こんな地図載ってないのにおもろい場所いっぱい見られて、何かに導かれてる気さえする・・!
うわ、え?でか!!!???え??これ何??
もしや、光善寺到着か!?
大西さん:ボク「光善寺」って寺がほんまにあるって知らなかったんですよね〜!
おさや:ほんまにほんまに!!実は私も知りませんでした(笑)
昔の状態がそのままで残っています。立派!!
っていうかこの扉、突き破ったら破れそうやけど・・・
おじさん:こっからはいれるで?ついてき!
どっからきたんやー?
大西さん:いや、枚方なんですけど(笑)光善寺を知らなすぎて散策しにきました!でも入れないから帰ろうとしてたんですけど。
おじさん:そうか、中に光善寺のいわれやらも書いてあるから読んで行き!
あら、こっち側に入り口が!!
(※クリックで拡大)
「光善寺(出口御坊跡)」の詳しい説明書きもありました。枚方市指定史跡なんですね。光善寺は寺内町だったのか・・・ふむふむ。詳細は画像クリックでアップにしてぜひ読んでみて下さい!
歴史を感じますね〜へぇ〜。
こちら、蓮如上人です。一緒に合掌します。
大西さん:正面から入れないって言うのも知る人ぞ知る感じがするな〜。おじさんにご丁寧に教えてもらえて、あたたかいまちや!じゃぁ、名残惜しいけど次行きましょか。
さっき来た道を少し戻って、違う道へと進んでいきます。ワイントークに入ります。
大西さん:作り手さんの性格ってワインに出るんですよね。頑固な人は頑固なワイン優しい人は優しいワインになります。作り手って見えないからわからないけど、ワイナリーを巡ると特によくわかりますね。
おさや:おもしろいですね!日本でも同じようにワイン作ってるんですか?
大西さん:外国はブドウから作って、醸造、熟成までやるところが多いけど、日本の場合はブドウは買ってきて、それを使って作るところが多いですね。
おさや:日本でワイナリーが多いところってあるんですか?
大西さん:日本で多いのは山梨が一番多い。まちブラして歩いてまわれるくらいワイナリーが点々とありますね。長野も多いかな。北海道も増えてきてるけど距離が遠すぎて車でないと移動できない。
おさや:じゃぁワイン飲めないんですね(笑)ワイナリーって突然行っても迎えてもらえるんですか?
おさや:へぇ〜行ってみたい!!
「親鸞上人・蓮如上人」って書いてる!ちゃんと手入れされて残ってる。
と、入り口にこんなのがあるのを見つけてしまいました・・・
大西さん:ボクここ入りましょか。
言わんでもやってくれましたー!!(笑)
大西さん:ひらつーやったら絶対やるやろなって!読んでたらわかりますわ。
おさや:もうすっかりひらつーメンバーになってますね(笑)ありがとございます!
ここもめっちゃオシャレ!かっこいい!!(←以前開店情報でご紹介しました)
こんな事務所にしたい!!
(ちなみに大西さんは現在事務所を探しています)
あれ・・・あれはさすがに・・・入られへんな・・・
(※「カズマだよ」を彷彿とさせます・・・)
おさや:そういえば、ワインを保管しておく場所ってこんな感じの「蔵」なんですか?
大西さん:あれは・・・かっこいいけど暑いかな。
・温度変化がだめ。
・直射日光がだめ。
・気温20度以上はだめ。
大西さん:フランスでは地下洞窟を掘って自然の中で15〜20度を保ってます。でも日本では四季があるから夏は暑いし冬は寒いしですぐ傷んじゃうから、ヨーロッパの地下を再現してワインセラーが使われてます。日本で常温してたらめっちゃ傷むよー!ひと夏越したら高級ワインも価値がなくなってしまう。
おさや:傷んだら、どうなるんですか?
大西さん:酸っぱくなるな。気温が35度以上になったらキャップシールから中身出てきたりするよ!でもね、いいワインほどそうなってもセラーに入れたら復活もする。10〜20年後に飲むために置いてるなら、絶対に常温はダメ!!ちょっと温度低いけど、冷蔵庫入れてる方がまし。
ー と、すごい木が出てきました!!ご神木みたい!!
「樹齢700年以上」って書いてありました。
すごい田んぼ!あれ一号線か〜あ、大阪行くやつね(笑)←さっきの分かれ道を思い出す
夕暮れでいい感じの雰囲気です。枚方のこんな風景、残してきたいものですね〜。
いろいろあるな〜光善寺。古き良き時代を思い出させると言うか。
ー さだ中の横
(前日の「ただの枚方」はこの時撮ったものでした)
けど洗練されてないと言うか、しゅっとしてない、不器用な無骨な感じもある。
なんやこれ。なんで風呂があんねん(爆笑)
大西さんの光善寺のイメージも、固まってきた様子。
っていうかまちブラだけかい!
ワインネタなかなか言わへんやん!!
とお思いのワイン好きの皆さんもいると思いますので、そろそろワインのネタもちょっとはさんで行きましょか〜。
あ、でももう結構長なったから、まちブラの続きも「次回へ続く!」にしましょかね(笑)
もったいぶるー!
今回の光善寺まちブラマップ(※クリックで拡大)
→今回は、さだ中の横まで行きました!
ぜひ画像保存して、光善寺を歩いてみて下さいね
次回、ワインの作り方や赤ワイン・白ワインの違いなど、モテそうな小ネタを紹介します!!
真剣な表情の大西さん。
お楽しみに!!
◆関連リンク
・大西タカユキOfficial Website(公式サイト)
・大西タカユキのワイン大楽(だいがく)
・光善寺(wikipedia)