イベントなどに実際に参加してご紹介する【ひらつーレポ】
今回は7月13日(水)夜に開催された、テレビで話題の「なぐちゃん」こと、南雲吉則(なぐもよしのり)先生による 「”命の食事と生活術” 講演会〜Apple Watchで健康管理〜」に参加してきましたので、一部を抜粋してレポートします!
(会場の様子)
開催場所は、枚方 T-SITE4階蔦屋書店のイベントスペース。
▽テレビにも出演されているので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらが南雲吉則先生。
南雲吉則先生ってどんな人?
それでは、レポートして行きまーす!
「なぐちゃんで〜す」(←名字がなぐも先生だから)
人間は生きている限り人の世話にならなければなりません。なので、人から受けた恩を倍の力でお返ししていきたいものですね。今日は日頃お世話になっているみなさんに、倍以上の力で「命の食事」についてのお話をお伝えしたいと思います!!
しかしながら、この30年間でガンの発見率も上がりましたが、死亡率も3倍になりました。
下のグラフでわかるように、昭和30年代は日本には、胃ガン・子宮頸ガン以外のガンになる人はほとんどいなかったんですね。
すなわちガンは日本の文化文明、生活習慣がつくり出した人工的な病気だと言うことがわかります。
【部位別ガン死亡率の推移:男性】
【部位別ガン死亡率の推移:女性】
この時代の移り変わりで「増えたガンのと減ったガンのがあるのはなぜか?」と言うのを知ってもらいたいと思います。
*減っているガンは、胃ガン・肝臓ガン・子宮頸ガン
*増えているガンは、肺ガン・大腸ガン・膵臓ガン・乳ガン・前立腺ガン
なぜだかわかりますか?
減っている子宮頸ガン・胃ガン・肝臓ガンの共通点は、胃ガンの原因はピロリ菌・肝臓ガンと子宮頸ガンの原因はウイルス。つまり原因は感染症なんです。近年、衛生環境がずいぶん良くなったので感染症は減っているんですね。
一方、増えているガン=肺ガンの原因はタバコ。乳ガン・前立腺ガン・大腸ガンの原因は食生活の乱れです。
肺ガンはタバコが原因なので、どうすればいいのかはっきりしていますね。禁煙すれば減らすことが出来ます。
しかし、食生活の乱れをどうすればいいかというのは、一番難しいです。
(先生の説得力のある説明に引き込まれる会場)
生活習慣・食生活の乱れによって、自分たちでつくり出しているガン。
つまり、「早期発見・早期治療」ではなく、その原因を断たなくてはいけないんですね。
何を食べて、何をやめるかが大事です。
では、続いてメタボの「3高」にならないために原因を考えてみましょう。
メタボ(ウエストの太さ)=太り過ぎ
それぞれなぜ数値が高くなるかには、理由があるんですよね。薬を飲んで無理矢理下げるのはちょっと違います。その原因を断つことが大事です。
↓次の中で、100g摂ったとして一番太るのは何でしょうか?
(2)糖質(1g=4kcal)
(3)油 (1g=9kcal)
答えは…
(1)タンパク質は太らない(筋肉になるので)
(2)糖質は太る
(3)油は太らない(それ自体は太らない)
油が意外だったんじゃないでしょうか。脂身たっぷりでも、肉だけを食べていたら太らないんです。
でも、組み合わせが肝心で、「脂肪とタンパク質」は一緒に摂ると中性脂肪を分解して燃やしてくれるのでやせます。しかし、「脂肪と糖」は太ります。
たとえば、『焼肉とごはん』・『うなぎとごはん』などの組み合わせは太るので、一緒に食べないこと!!焼肉では肉だけ食べるんです。
なので「糖質」、特に「精製した糖質」を摂ることを控えれば、太りにくいしガンになりにくい。
精製した糖質とは、
・パン
・麺
・砂糖と小麦粉で作った菓子
・ポテト
いやなにも、一切食べてはいけないと言ってる訳ではないんですよ(笑)
食べ方があるんです。
何かと言うと、丸ごと食べてください!
野菜や果物は皮ごと食べる。小麦粉は全粒で。
有酸素運動が効果的です。
また、おなかがぐーっとなっているときには、脂肪を燃やしてエネルギーにしています。空腹の時間は、脂肪が燃焼するし、ガンが発生しにくい状態になります。
その他、「悪い油」「油の使い分け」「空腹」「薄着」「早寝早起き」などについてお話がありましたが長さの関係で割愛します!
「ガンを防ぐ食事と生活術」のまとめ
4,化学調味料ではなく、発酵調味料を使う!
5,1日30分間有酸素運動をする!
6,薄着を心がける!
7,腹八分目で押さえる!
8,早寝早起きする!
考えてみると、昔から健康法としてよく言われていることばかりですよね。
みなさんにも知っていただいてこれを実践していただけたら、この30年間で倍に増えたガンを、次の30年で半減させられるのではないかと思っています。
どうかご協力よろしくお願いします。
続いて・・・
先ほども上がった「有酸素運動」に着目して、Apple Watchのご紹介です。
先ほど出た「有酸素運動」に、Apple Watchの活用がオススメです。僕はもともと機械オンチなんですが、これならそんな私でも使えるので実際に日々記録しています。
というのも、忙しい現代人が1日30分も運動するだけの時間をつくるってなかなか難しいですよね。
1日に30分続けて運動しなくても、日々の活動で30分間の運動が出来ていればいいんです。でもなかなか細かく計算することは難しいですよね。
それがこのApple Watchを身につけていれば計算出来るんです。
健康管理のための「アクティビティ」と言う機能で運動の記録・履歴を確認できます。
(赤・黄緑・水色の3色で、1日の人間の活動を計算し表にしてくれる機能)
例えば運動時間が1日の目標に達していなかったら、
・電車で立つ
・タクシー乗らずに歩く
・エスカレーターではなく階段を使う
など意識して運動するようになります。
つまり、自分の運動の状況を記録することで、運動を意識づけられるのです。
また、「スタンド」機能というのがあって、50分間ずっと座ったままだと「一回立ちましょう」とお知らせが出ます。座ってばかりだと血液がドロドロになって固まってくるのでよくないのです。
そして、1日の消費カロリーがわかります。
目標に達成するとお知らせしてくれる通知機能もあるので、達成する喜び、継続する楽しみもあります!
さらに、心拍数もわかります。
お酒の飲み過ぎやストレスの状況が数字でわかるので、ちょっと一息ついたりして、自分で自分を制御することができます。
またそれだけではなくて、記録した数値をiPhoneで確認することも出来ます。
一覧で見られるので、比較しやすく分かりやすい!
↓ちなみに、iPhoneでも実は勝手に(?)歩数や距離をはかってくれている「ヘルスケア」というアプリがあるんです。
(※こちらはおさや@ひらつーのiPhoneの画面です)
(ある日突然インストールされていて使い方もよくわからず、あろうことか私は「使わん」ボックスに入れてたという(笑)こちらの「ヘルスケア」。みなさんも使ってないんじゃないでしょうか?驚くと思うので、ぜひ一回使ってみてください!)
南雲先生、どうもありがとうございました!
以上、講演会を一部抜粋した形でのレポートでした!
9/28(水)にも梅田の蔦屋書店でも同じ内容の講演会を行われるそうですので、今回参加できなかった方でもっと詳しく聴きたいという方は参加してみてはいかがでしょうか?
南雲先生の最初のご挨拶で「私も還暦になって・・・」とおっしゃっていたのですが、全くそう見えない若さ(どう見ても30代に見えます) だったので聞き間違いだと思い最後まで信じられなかったのですが、なんと本当でした。その若さの秘訣は、やはり今回教わった食生活にあるのでしょうか!?
お話の中で食べるのを控える方がいいとおっしゃっていた、精製された糖(パン・白米・麺等・・・)は、忙しくてもちょちょいとつまんで食べられるものが多いので、私にとってストイックすぎるのですが(笑)自分の健康のためですから、これから心がけていきたいと思いました。普段なかなか聞くことが出来ない目からウロコの貴重なお話、とても勉強になりました!
枚方 T-SITEのイベント情報は日々更新されていますので、「今回行きたかったのに逃した〜!」と言う方はマメにチェックしてみてはいかがでしょうか。
・ナグモクリニック(公式サイト)
・南雲吉則(Facebookページ)
・枚方 T-SITE(公式サイト)
・枚方 T-SITE Appleコーナー(お店みせて!)