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(以下の写真は枚方にあるインターナショナルスクールのようすです)
All of the students speak English.
(全ての子どもたちは英語を話します)
Classes are conducted in English everyday.
(英語は日常的にあります)
We have interviewed teachers to learn about the school.
(この学校で子どもたちが学ぶようすを取材してきました)
ふ…ふぅ〜〜〜
冒頭からなけなしの英語力を引っ張りだしてきて、早速疲れてしまったのはカトゥー@ひらつーです。
オトナも苦労する英語ですが、その英語を日常の言葉として笑顔で元気いっぱいに学ぶ子どもたちを取材にいってきたのは…
旧1号線沿い、御殿山にあるさくらインターナショナルスクール。
オレンジ色の外観が特徴的な満1歳から通えるインターナショナルスクールです。
以前にもひらつーでご紹介しました↓
授業と園生活ではすべて英語を使い、生徒の自主性を大事にしながら、将来は国際社会に貢献する人材を育てるインターナショナルスクールです。
今回は1歳児の Teddy Bearクラスと2歳児の Mermaidクラスの、英語だけじゃない“右脳開発プログラム”を取り入れた授業に密着してきました。
時間割は以下の通り。
Circle Time サークルタイム
10:40~10:50
Tea time and Toilet time お茶休憩・トイレ休憩
Play time お外遊び
Lunch time ランチ
Individual time 自由遊び
Craft / Fine and Gross Motor Skills Activity
Circle Time 終わりの会
08:00~10:00 Indivisual Time 自由遊び
それでは2歳児のMermaidクラスを中心に、実際の授業を見ていくことにしましょう!
登園してまずはじめに行うのはサークルタイム。先生を中心にして円を描くように着席します。
先生が生徒それぞれの名前の書いたカードを使って出欠をとります。
子どもたちは、自分の名前が呼ばれたら手を挙げ、“I’m here!” と答えます。
先生は二人体制。英語を母国語とするネイティブの先生がメインで授業を進め、日本人の先生が子どもたちを後ろからサポートします。
出欠確認が終わると、英語の歌の時間。
大きな声を出して手足を中心に身体全体を使い、遊び感覚で英語を習得できます。
天気の歌ではSunny(晴れ)Cloudy(曇り)など天候を表す単語を音楽にのせて歌います。そしてRainy(雨降り)の時は…
先生が水の入ったスプレーで子どもたちにRainy(雨降り)を体感させてくれます!
子どもたちも大はしゃぎ!
遊びの要素もふんだんに取り入れながら授業が進んでいきます。
続いては右脳開発プログラムには欠かせないというフラッシュカード。まずはご覧いただきましょう↓
先生が写真をパッパッパッとめくりながら、写真の生き物の名前を英語で読み上げていきます。
フラッシュカードは写真だけではなく英単語でも行い、そのあとに子どもたちに回答してもらいます。
「あんなに一瞬で覚えられるの?」と思ったんですが…ちゃんと写真と単語を組み合わせていくようすにビックリしました。
短い時間に大量の情報をみせることで、子どもたちの集中力も持続する仕組みになっています。
(お茶休憩・トイレ休憩)
ここでお茶休憩。お茶配りは生徒が立候補して自主的に行います。
Here you are!!(どうぞ!)
Thank you!!(ありがとう!)
もちろん英語でのコミュニケーション。
毎日の授業の流れの中で自然に生徒の自立を促し、ひとりだちのサポートをしているんだそうです。
続いてみんなで列になり、どこへ行くのかというと…
子ども同士の小競り合いがあれば先生がすぐに駆けつけて、生徒の目をみながら時間をかけて納得するまで話します。
大きな声を出すのではなく、きちんと話すことで生徒は自分が叱られていることを理解します。叱られたあとは、ちゃんとみんなと仲良くする姿が印象的でした。
取材日のお外遊びはプールでした。(8月末までのプログラム)
しっかり身体を動かして…
取材日はめちゃめちゃ暑かったのでとても気持ちよさそうでした。
先生は生徒のそばにつきながらも食べさせてあげるのではなく、自分で食べるように自立を促します。その分、時間は長くかかりますが子どもたちはそれぞれのペースで食事を進めていきます。
お昼ごはんのあとは自由遊びの時間。先生と遊んだりお友達と遊んだり、自由に楽しみます。
遊んだあとはちゃんと水分補給。配るのは自主的に手を挙げた子どもたちです。
(手先を使うアクティビティ)
この日は生徒それぞれが選んだ、手先を使うおもちゃで遊びました。
これは微細運動という手先を使った運動を遊びながらうながすもの。
子どもたちはただ遊んでいるつもりでも、技能や知能の発達を促進するプログラムなんだそうです。
ここからはさくらインターナショナルスクール枚方校のマネージャー廣瀬さんにもお話をうかがいました。
つまり、小学校入学後の教育の効果を決めるのは、入学前の教育にあると結論付けることができます。
幼稚園部の授業を見守る廣瀬さん
― そんな研究結果があるんですね。
はい。また、成人に対する教育プログラムや、職業訓練プログラムの経済効果が低いのに対し、幼児教育は掛けた費用に対して得られる効果が高いこともわかっています。この根拠の1つとなるのが「ペリー就学前計画」の結果です。
― ペリー就学前計画…?
これは1962年から1967年にミシガン州の低所得層の3歳から4歳の子どもたちを対象に行われました。
午前は学校での教育、午後は先生の家庭訪問を2年間受けた子どもとそうでない子どもたちを40年間にわたって追跡調査した結果、40歳の時点での平均所得や持ち家率、生活保護を受けていない率などで、対象者が非対象者を明らかに上回る結果となりました。加えて、その後の学習意欲にも大きく差が出ました。
単に「読み書きを学習する」というのではなく、五感を刺激し、知覚、情緒、社会性の発達を目指す総合的な学習をすることです。
人間の脳は6歳までに80%が作られると言われています。
子どもは目覚めている間、常に新しい発見をし、考え、判断し、社会的な行動の基礎が作り上げられます。
以下の動画でも関西国際学園の就学前教育についてご紹介されています↓
YouTubeでご覧いただくのはコチラから
― そんな早い段階で基礎が作られるんですか!?
はい。さらに情緒の育成や言語、仲間との付き合い方など様々な分野で成長が著しい時期は3歳前後に集中します。この期間にどのように働きかけていくかが、後の人生を大きく左右することとなります。
Teddy Bearクラスの授業のようす
ー 右脳開発とは?
右脳は、イメージやひらめき、感性などを司る脳で、大量の情報を高速に処理し記憶します。テディーベア・マーメイドクラスでは合計2万枚以上のフラッシュカードを使用し、子どもたちの脳を刺激します。これはアメリカの研究者、グレン・ドーマン博士が提示する方法を基にしています。
― 恥ずかしながら初めて聞くことばかりです…
当園に入園されたお子さんの親御さんも、入園説明会などで「初めて聞いた」とおっしゃるかたが多いのでご安心ください(笑)
話は戻りますが、ドーマン博士はもともとは脳に障がいを持った子どもの能力を最大限に引き出すための研究を行っていましたが、そのプログラムを健常者に応用したことで、すべての子どもたちに宿る天才の種を育てる方法を編み出しました。
↓フラッシュカード(ほぼ実際の速度です)
「まだ話すこともできない子どもに教えて意味があるの?」
「あんなに速くカードを見せて、子どもは理解できているの?」
これは学校見学にいらっしゃった方からよく聞かれる質問です。
― ど…同意見です(笑)
確かに1歳という年齢では話すことはできませんが、右脳が優位に働く子どもたちは、カードの内容を瞬時に正確に読み取り、記憶するのです。
また、カードを高速で見せることにもきちんと意味があります。スピードが速く、新しい教材が多く、楽しげであればあるほど、学習の効果は上がります。
フラッシュカードを使ったプログラムのようす
スピードが落ちることは楽しみも減ることを意味し、子どもたちはすぐに学習に飽きてしまいます。
子どもたちが「もっと見たい!もっとやりたい!」と思うギリギリを狙うのが、子どもたちの集中力を持続させ、学習効果を高めるプロの技術です。
そのために、カードの準備も手が抜けません。カードや文字の大きさは最適か、イラストや写真はわかりやすいか、また文字は子どもたちの注目を引く赤になっているか、といったことが求められるんです。
フラッシュカードを使ったプログラムのようす
― 取材時には何気なく撮影していましたが、そんな理由があったんですね。
子どもたちがその理由を知る必要はないのですが、親御さんが疑問に思われることは必ず理由があるので何でも聞いていただければと思います。
― 今回取材させてもらった1歳〜2歳児クラスだと、正直もっと生徒さんは泣いたりわめいたり…と思っていました。
すべての子どもたちが例外なく泣きます。しかし、園での刺激的な毎日を楽しめるようになると、逆に連れて帰るのが大変になるぐらい園のことを大好きになります。
― 前回取材させてもらった時も保護者のお母さんが「ママは2番目に好き」と言われたとおっしゃってましたね(→その記事はコチラ)
そうでしたね(笑)
園生活に慣れるまでの期間には個人差はありますが、ずっと泣きっぱなしで園に馴染めないお子様は見たことがありません。
この期間は子どもたちにとっても、お母さんたちにとっても成長が求められる時期です。日々の細かなことに気を揉みすぎず、長期的な目線でおおらかに子どもたちの成長を見守ることが、成功への一番の秘訣だと思っています。
また現在、期間限定で「Early Autumn キャンペーン」を行っています。
これは0歳~2歳の能力開発クラス、今回取材していただいた1歳~2歳児のテディーベア・マーメイドクラスの入園金を全額免除するものです。
地図ではこちら↓
住所は枚方市三栗1-1-17です。
幼稚園部説明会 概要
◯開催日時
9月27日(火)9:30〜
※約3時間ほどを予定
※事前予約制(TEL:072-840-9119)
◯内容
※入園をご検討の方は必ずご参加ください。
〒573-1171
日曜日・祝日
7:30~19:00
072-840-9119(月〜金 9:00〜17:00)