◎宮之阪ワイン前編の下では、丘の上の謎エリアに潜入したあと百済寺跡公園に行って穴に吸い込まれそうになりながらじっくり見て回り、宮之阪中央商店街の美味しそうなお店探しをしました!
後編では、前編(上・下)を経て決定した「宮之阪ワイン」を発表します!
前回まちブラしてる時に気になる美味しそうなお店をちゃっかりリストアップしていたので、後編はワインを呑み歩きながらの食い倒れ旅となっております!!
グルメ好き必見!!
ー 今回も15時に宮之阪駅を出発!
大西さん:いや〜、今回もワイン悩みましたよ〜
おさや:めっちゃ楽しみです。
ー 早速、前回絶対行こう!と話していた
昔ながらのパン屋さん「BunBun(ブンブン)」に到着!
(▷ひらつーグルメ)
おさや:実は私、このパン屋さんが子どものころから大好きなんです!安いし、美味しいし!いろいろありますけど、今回のワインに合いそうなパンってありますか〜?
大西さん:う〜ん、あんまりパンと合わせたことないねんけどワイン的にはシンプルな方がいいかな〜?
北海道のポテトサラダ110円
大西さん:これめっちゃ美味しそー!安いなぁ〜。
あ、これいいかも!?シューマイパン!?変わってるー!
さんざん迷って、シューマイパン2個入り110円(しょう油マヨor粒マスタード)とデニッシュ食パン(山型クロワッサン)230円を購入!
大西さん:いや〜、ワインと合わせるの楽しみー!!
そういえば、今回まだ「南国の木」が出てきてないんですよ!!代わりに前回柿の木はありましたけど(笑)注:まちブラシリーズでは毎回ソテツやヤシの木など何らかの南国っぽい木が登場しています。
大西さん:ほんまやな〜!6駅目にして・・・まぁいつかそんな日が来ると思ってたけど・・・いや、まだわからんで!
ー すると今回もまた地元のみなさんに愛されてそうなお店が現れました。
今夜は梅の里へどうぞ!
大西さん:「以呂波」って何のお店?めっちゃ気になる!細かくいろいろ説明するよりも、どーんと大胆に書いた方がインパクトあって、人を惹き付けるんやな〜(笑)ええ勉強になったわ!
おさや:ほんまですよね〜
大西さん:うわ、散髪屋の赤と青と白のくるくる回ってるやつ、あんな高いところについてるでー!
大西さん:何でやねん!と思ったけどあの高さに付けへんかったら、近づいたときに見えへんのか(笑)
大西さん:いやテレビちゃうんですよ(笑)
ー 10分ぐらい警備員さんとしゃべりました(笑)
ー 住宅街がずっと続いているようすだったので、Uターンして百済寺跡公園に向かいます。
ー Uターンしても住宅街が続いていました・・・
大西さん:村野や藤阪の古いまちなみとはまた違う、初めての感じやな〜。
大西さん:あの、村野と藤阪の「頭上注意」とかの看板掛かってたところに似てるんちゃう?あれ屋根に頭当たる前に看板に頭当たるっちゅうねん!って感じやけど(笑)ここはあれの昭和レトロ版かな!
(↑左:村野・右:藤阪)
大西さん:それにしても村野ワインも藤阪ワインもよかったよね〜。美味しかった!
おさや:はい!どっちもめっちゃ好きです!
ー この前も行った立入禁止に見せかけて端から入れた公園のところに出ました!
大西さん:っていうか、あの滑り台、急過ぎちゃう?
大西さん:それにしても平和やな〜ほのぼの。宮之阪はシンプルやな。
おさや:いつもは結構いろんなコトが起こりますけど、宮之阪は控えめですよね〜。
大西さん:確かに。今までで一番ディープやったんどこやろ〜?
おさや:ディープ度合いで言えば、やっぱり初回の光善寺?ですかね。笑
大西さん:確かに。でも牧野の一斉に倒れてるシクラメンの花は一生忘れられへんわ!!笑
ー マンションの横で一枚。なんか晴れてキラキラして来たー!!笑
ー すごくカラフルでなんか気になる「しゅんちょう」
(▷開店記事・▷ひらつーグルメ)←ぜひ見てほしい過去記事です。
大西さん:ここは残念ながら、濃過ぎてこれから発表する宮之阪ワインの要素には入れられへんわ。ごめんやで・・・。
ー 言うてる間に百済王神社に到着!
ー 2回目なのですっかり慣れてどんどん中に入ります。すると・・・
おさや:ここ、この前真っ赤な紅葉してたのに!!もう散ってます!!笑
大西さん:ほんまや!!全然あかんようになってるーーー!!パワーなくなってるーーー!!
おさや:この前大西さんがパワー全部吸ってもうたんちゃいます?爆笑
大西さん:いくで〜〜ワイン出すで〜〜
これが、ウワサの・・・
チラッ
宮之阪ワインでーす!!
白のメイド イン ジャパン ワイン!!
→これを元にして選ばれたワインです。
▶︎関連リンク
大西さん:じゃあ特徴を紹介します!
まずは見た目シンプル。日本の山梨県のワインやねんけど、この前山梨にワイナリーツアーに行って10社くらい回ってんけど、一番衝撃的やったワイナリーのワインやねん!しかも一番安い!
おさや:衝撃的!!??・・・というと?
大西さん:売ってないねん。山梨以外では買えへん、超希少なワインやねん!
おさや:なんと!!
大西さん:で、これな、シリアルナンバー1503。
おさや:まだ1503本しか作られてないとか!?それは貴重ですね!!
大西さん:と思いきやーーー、2015年3月に瓶詰めしましたって言う意味やねん。普通はビンテージを入れるから製造月なんて書かへんねんで(笑)
なんせほとんど『手づくり』!このラベルも手張りで。手作り感半端ないやろ!?笑
だからまず、ホームページがないねん!
おさや:なんと!リンク貼れない!笑
↓大西さん主催のワイナリーツアーの様子
(大西さん撮影の山梨のワイナリーの写真)
大西さん:現地にもほとんどワイナリーの看板がないし、ワイナリーにも設備だけがあって常駐してる人がおらんくて。お願いしたら近くに住んでるおっちゃんが試飲させてくれるねんけど、大胆というか雑というかでブワーってこぼれながらコップに入れはるねん(笑)
でも、それがめ〜っちゃ美味しいねん!!
(牛奥第一葡萄酒ワイナリーの近くにある醸造責任者のおっちゃんのご自宅。家の庭全体にぶどうの棚があるワイナリーよりも広いステキなご自宅です)
大西さん:そう言うワイルドな日本にはあんまりなくて。正直、クリーンな設備ではないねんけどめちゃきれいな味がするねん。
なぜかって言うと、ブドウ農家が作ってるからまず素材のブドウがおいしいねん。
それがまず美味しい理由!
(大西さん撮影の山梨のワイナリーの写真)
おさや:それはそうですね!ブドウ農家さんが一番おいしいブドウを知ってるでしょうし。
大西さん:そう!そのワイナリー名は、『牛奥第一葡萄酒』。山梨県で一番小さいワイナリー。まぁ第二はないねんけどな(笑)
楽天でも売ってないし、どこも扱ってへんねん。めちゃくちゃ貴重やで!!
おさや:ちなみに山梨県ってワイナリーいっぱいあるんですか?
大西さん:せやで!山梨だけで70〜80軒はあるかな。歩いて次のところに行けるぐらい近くに!
大西さん:このワインを宮之阪ワインとして選んだ理由は、宮之阪を前回まちブラしてインパクトあったのってやっぱりこの百済寺跡と百済王神社やったやん。
『百済寺』って昔、百済(朝鮮)の人たちが日本にやってきて作ったって言われてるお寺って看板に書いてたよね。でこのワインで使ってる「甲州」って言うブドウは日本固有のブドウって言われててんけど、実はDNA鑑定すると、ヨーロッパ原産っていうことがわかってん!で、シルクロードを通ってきて日本に入ってきてるねん。
もうわかったと思うけど、百済の人たちが日本やってきたようにこのブドウも大陸から日本に移ってきたって言うところが同じやねんな〜!
おさや:おおぉぉぉ!!すごい!!なるほど〜
大西さん:で、製造のメインは一升瓶っていうのも興味深い(笑)
ワインのボトルって普通は750ml入りが多いねんけど、これは720mlやねん。つまり1号が180mlで、4合分ってこと。それも日本的やんな!
ちなみに、一升瓶バージョンも4合瓶と同じラベルやねんけど、4合瓶のワインにいいブドウ使ってるねんて。
大西さん:ほんま、この飲んだことある人おらんから!あんまり知られてないんよね。
おさや:そういうところも宮之阪っぽいですね!あんまり知られてないけど、実は来てみたらすごくいい街って言うところが。
大西さん:そうそう!ほんまやな〜
大西さん:ピュアでシンプル!そして安い!これ、ホンマええワインやで!!
何で安いかと言うとワイン農家たちが自分で飲む用やからね〜(笑)
そして普段飲みのワインやから、シンプルやねん。
晴れの日のワインって毎日飲むのにはしんどいねん。やろ?毎日飲むためにはシンプルで飽きがこないことが大事やねんな〜。
大西さん:というわけで、超貴重なこのワインはそう簡単に仕入れられないので、ある程度の人数が集まったら買えるようにしようと思います!!
おさや:あら、新しいパターン!飲んでみたい人、この指とまれーーーですね!
※というわけで今回のワインは、注文したらすぐに届く式ではなく、5本以上買いたいって言う人が集まったら、買えるようにします!!
大西さん:じゃ、開けようと思うねんけど・・全然開かへん!(笑)スクリューキャップやのにソムリエナイフ使わな開けられへんって言う(笑)
おさや:一般向けじゃないから開けやすさにまでこだわってないってことですね(笑)
ー 開きました!
大西さん:はぁ〜〜、いい香り!!
香りってその場面思い出すやん?独特の香りやねんな〜。柑橘系な香りやな。そういえばあったやん!!前回夏みかんが!!
【大西さんのテイスティングコメント】
ワインを口に入れると、辛口なのにほのかに残されたぶどうの可愛らしい甘みにくすぐられ、とても親近感が持てるファーストアタック。その後、グレープフルーツのような苦みを少しだけ感じ、この隠れた苦みがあらゆる日本の食材に合うポイントのように思います。
とにかく、パン、豆腐、餃子など様々なお料理と寄り添うことができる希有なワインで、お料理と合わせるとワインは控えめな立ち位置で、お料理を美味しく輝かせる!ワイン単体で飲んでも飽きのこない人懐っこい味わいで美味しい!ワイン業界の人もほとんど知らない、超レアな日本ワインです。
◎送料は通常600円のところひらつー読者さんは特別に税別400円・4本以上のご注文で送料無料!他のワインとの合計でもOKです。決済時に一緒にご注文ください。
おさや:そうでした!元パワースポット前のベンチで開けますか。
コロッケ登場ーー!!
え?いつの間に?!
何のコロッケ??!!
みなさんビックリしたと思いますが、知る人ぞ知る、宮之阪のとあるお店の揚げたてのおいしいコロッケです!!(お店の撮影がNGだったのでものだけご紹介。知りたい人は宮之阪に詳しい人に聞いてみてください!)
大西さん:めっちゃモチモチ!!サクサク×モチモチ!!宮之阪の味そのもので、ピュア!余計なものはいってない美味しさです。あー、めっちゃあう!!
おさや:一気に出た(笑)
大西さん:もう空っぽ〜!!すぐにワイン開いてしまうよ!!公園でコロッケ食べてワイン飲んでるっていう幸せ。
ほな、BunBunのシューマイパンも食べてみますか!
おさや:しょう油マヨってどんなんですかね?
割ってみると・・・
中にしゅうまいがまるまる入ってる!!グリーンピースまで(笑)
大西さん:これもめっちゃうまい!合いすぎる!
これすぐ飲んじゃうわ。もう〜飲みやすい!!辛口やけど飲みやすい!!もう普通に美味しいわ。
大西さん:あ〜、めっちゃ幸せ〜。めっちゃ合うわ〜。
甲州のワインってほんまに合わせやすいな。みそとかでも合うしね。ワイナリーの人が「ほうとう」とかと合わせるって言ってたよ。
おさや:へ〜そうなんですね!美味しそう・・・
大西さん:歩こう!寒いから!
おさや:そうしましょう!
大西さん:ちゃんとアルコール度数13%のちゃんとした酒やねんけどクイクイ行けるよな。だってもう半分飲んでるで、ここだけで(笑)このクソ寒い中で!
おさや:今日2人でボトル全部空けてしまいそうですね(笑)
・・・という感じでいいペースでワインを飲みながら、次回も引き続き2人で宮之阪の美味しいお店を巡ります!!
お楽しみに〜〜!!
「あー宮之阪〜、わかるー!!」
◎送料は通常600円のところひらつー読者さんは特別に税別400円・4本以上のご注文で送料無料!他のワインとの合計でもOKです。決済時に一緒にご注文ください。
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