ローカルメディアサミット2017
presented by ライブドアブログ
の様子を遅ればせながらレポートします!
(告知記事はこちら)
「ローカルメディアサミット2017 presented by ライブドアブログ」は、去年初めて開催したイベント。
日本各地で注目を集めるローカルメディア運営者の皆さんに集まっていただき、編集の方針やどのように運営しているのか、継続してやっていくために重要な収益のことなどが聞ける、一日限りのスペシャルイベントとして開催しました。
参加者の集合写真。1日を通してとても盛り上がりました!
GW期間を使って、当日の様子を4回に分けてご紹介して行きます
ローカルメディアやまちづくりなどに興味がある方は、ぜひご覧下さい。
▽当日の流れ
テーマ:「ローカルメディアとは」
ジモコロ編集長の徳谷柿次郎と申します。よろしくお願いします。
ざっくり僕の活動と、今回「ローカルメディアとは」というテーマに通ずる僕なりの考え方をお話させていただければな思っています!
1つ軸としてやっている『ジモコロ』は月に100万PV、UUは30万人で、特徴としてあるのが高校生から30代前半ぐらいの人が7〜8割見ています。
▽ジモコロ
(クリックでサイトに移動します)
WEBのニュースメディアは結構40代50代が多かったりするかもしれないですけど、ジモコロはたまたま若年層の人が読んでくれてるってことで、全国の文化やおもしろい仕事をしてる人をスマートフォン、これもまた8割ぐらいスマートフォンで読まれてるのでそういった人たちに向けて文化を伝えています。
①47都道府県の「仕事」「地元」を再発掘する。
もちろんテレビであちこち取り上げられてる土地とかもあるんですけどWEBメディアが取り上げてない所がまだあるのでそれを再発掘する。
それを、
②企画・編集の力で「文化(=メディア)」を作る。
メディアっていろんな捉え方ができると思うんですけど文化を作るような気持ちで取り組んでいます。
一番大事にしているのは、
③難しいことをわかりやすく伝える。
意外と世の中のものって難しいことを難しいまま伝えていたりとか、文字離れしてる若い子に地方の課題とか問題を伝えるのはなかなか難しいので最後まで読んでもらえる工夫をしています。
④まだWEBに載っていない情報をアーカイヴする。
さっきの話に通ずるんですけど、やっぱり東京中心に世の中の情報って流れていたりするので地方のおもしろい仕事とか文化とかまだまだインターネットにアーカイヴされてないなっていう印象がありました。
なので、気になったものがあって検索したらジモコロの記事が上位に出てきてわかりやすく伝わるっていうものをいっぱい仕込んでおけば、これから仮に若い子が何か興味を持って地元に帰ろうってなって調べた時に地元の記事が最初に出てくる。そういう状態を目指しています。
⑤結果、関わった人たちの生き方に影響を与える ようなメディアになれたらいいなと思っています。
これは僕自身もジモコロを始めてから二拠点生活を始めちゃったりとか、自分で会社を立ち上げたっていうのも、ジモコロのおかげで考え方が変わって今につながっています。
また、取材した人が初めてじゃなくてもスポットライトを浴びてそれきっかけでテレビに出たり本を作ったり、WEBメディアができることって限られてるんですけどやり方次第ではほんとに大きな影響を与えられるっていうのがここ3年やってみて実感しているところです。
テレビでタケノコ王として紹介されて全10回ぐらいゴールデンタイムの番組に出演して、最終的に武井壮とタイマンするまでに至った人なんです。
けど、これがジモコロの指針になった出会いで、静岡の道を車で走っていたらこういう看板が出てきたんです。「風岡直宏がタケノコで日本一の味を目指してます」と。
これだけでもインパクトあるんですけど、小さな看板に「固いもも」「クワガタ」って違和感があるワードがあって、これめちゃくちゃ気になるなーと思って別の取材だったんですけど帰り際に寄って話を聞いたんです。
この人フェラーリを買ったって言うんですけど実は84回ローンで結構無理して買ってるなっていう(笑)
タケノコを掘りまくって東京の築地の料亭とかに卸してるっていうすごい圧倒的な努力でビジネスモデルを作っていてそれがすごく成功していると。
キャラクターがすごく強かったのでそれをそのままジモコロの記事で再現して、記事の最後に彼の携帯番号載せてほしいって言われたんでそのまま載せてたんですね。彼女が欲しいからっていう理由だったんですが(笑)その電話番号があったからテレビ局もすぐアポが取れて出演につながったんです。それはそれでおもしろい動きだなと。
こういうすごい個性と出会った時に僕の中で一番テンションが上がって、こういったものをもっと見つけていきたいなと思ったきっかけの記事ですね。
もう1つ具体例です。
『金がないなら稼げ元ヒモの「マッドサイエンティスト農家」が語る人類改造計画』っていうごちゃごちゃしたタイトルの記事があります。
山形の鶴岡ってところでたまたま紹介されて出会ったんですけど、僕が自己紹介する前に、2時間ぐらいずっと1人でわーっとしゃべってくるタイプのやばいおじさんで。
まず目の前で話聞いてるんですけどマイケル・ジャクソンみたいにヘッドセットマイクを付けて、ビニールハウスにもあちこちBOSEのスピーカーを付けてて、全員に俺の話を聞いてほしいみたいな感じだったんです(笑)
そういうテンションで始まって、やってることとしては全国の在来種の野菜、貴重な種っていうのが世の中いっぱいあってそれを代わりに預かって育ててみたいな、農業系では結構すごいことをやっているんです。
日本古来の野菜はすごい生命力が強くて、実際にこの人が作ってる野菜はいいレストランに卸しているそうです。ただ一番気になったのは、足元に2キロずつ重りを付けていて(笑)
「なんで付けてるんですか?」って聞いたら「足が軽すぎんだよ」と。足が軽すぎるから2キロの重りを付けているという謎の哲学を(笑)こういうのはやっぱり僕は気になっちゃうんで写真撮って記事にも埋め込んだんです。
僕はこの時初めて出会ってその後の活動をいろいろ追っていくんですけど、野菜だけじゃなくてビニールハウス内でポールダンスを女性に教えてるんです。
理由を聞いたら「女性の乳首の角度を上にもっと上げたい」と(笑)この人の野菜を350g食べて体の中をキレイにして重力に逆らうっていう運動をするとすごく健康にいいって言うんです。あとめちゃくちゃ女性好きなのでこういう活動もやっているという…(笑)
普通のテレビだとこういうところはカットすると思うんですけど僕はこれも大好きなのであえて残したり。今度のオリンピックの選手村の寮にこのおじさんが関わるんじゃないかなって話がありました。たぶん本当だと思うんですけど。
というように、すごい個性を放ってるおじさんって裏での活動がすごかったりするので、こういう個性をそのまま記事でわかりやすく伝えるってことをやっています。
CAMP FIREというクラウドファンディングのサービスと、BASEという誰でもECサイトを作れる会社、この2つの合同のオウンドメディアみたいな形で、クラウドファンディング自体地方のおばあちゃんや子供でもうまいこと企画を立てればみんなからお金を集めてやりたかったことを早く形にできる。
CAMP FIREで形にしたものをBASEで売ったり。
小さな声を拾い上げて光を当てていくことをコンセプトにしていて、そういう新しいサービスってもっと増えていくと思うんですけど、実際使ってみてどうなのとかクラウドファンディングでお金集めてた人って半年後どうしてんのかなとか、そういう点で拾えていないものを取材して形にしていきます。
世の中の社会問題や課題がいろいろあるんですけどその根っこに何があるのかっていうのを捕まえて、その問いを読者に投げかけるっていうのをやりたいと思っています。
世の中答えのある記事とかノウハウみたいなものって山ほど溢れてるんですけど、そもそもこれってなんでこうなっているんだろう?って問いとして止める記事が少ないなと思って、あえてそういう切り口でやっています。
そこでの差別化っていうのもありますし、答えばっかり追い求めてても本質の部分になかなか近づけないなみたいな。そこの解決を少しでも支援できたらいいなと思ってやってます。
ジモコロもそうなんですけどBAMPもあまり数字にとらわれないで書き手と読者が共に成長できるようなメディアを目指しています。
今回のテーマである、ローカルメディアの定義…というか、そもそもこれだけ多様化してる中でローカルメディアを定義付けするのは難しいんですけど、ざっくり言うとジモコロや今回ゲストで来られてる「東京別視点ガイド」や、雑誌でいうと「ソトコト」さんみたいなところは、全国を対象にしてるローカルメディアである。
で、「宮崎てげてげ通信」や「枚方つーしん」は特定のエリアに特化してるローカルメディアです。
ここって結構やり方も違うし、たぶんこれからも何かしら変わっていくと思うんですけど、ここはちゃんと区別して考えないと難しいなと思っています。
なんとなく僕なりにメリット・デメリットを書いてみたんですけど、全国を対象にしてるジモコロみたいなメディアはネタが尽きません。
ずーっとネタリストが立っててそれを処理するのが大変みたいな。あと全国を渡り歩いているので全国の人にジモコロを知ってもらえるっていう機会がすごく多い。これはやっていてすごくメリットがあるなと。
デメリットとしては現地に行くので取材がとにかく大変です。2泊3日でとか。どんどんそういう需要があったりするのでそこに応えることが体力的に難しくなってきます。
で、これは3年やってみて本当に思ったんですけど、サイト内の回遊率といいますか、例えば大阪のローカルメディアであれば大阪の人が興味を持って過去の記事を全部読めるんですけど、全国をやってると点で紹介しているにすぎないので、例えば沖縄の人が青森の記事を読むとかなかなかありえないと思うんですよね。
そこが結構意識がバラバラになっちゃうというか、それはやりながら難しいところだなと。これは今後の1つの課題だなと思ってます。
逆に特定のエリアに特化してるローカルメディアはどうかなって考えると、やっぱり地元の知名度は高くなりやすいですし、たぶんやればやるほど強くなる。
検索やその土地の人にとって追い求める情報がいっぱいたまっていくのでそこはメリットというか武器だなと。
一方でネタの幅が狭いといいますか、同じ土地をずっとやっているとどうしてもネタがなくなっていったりとか、地域の新聞社の人が全然ネタがなくて毎日探してるみたいなことになっていくのでそこの持続性というか続けるのは大変な部分もあるのかなと。
それは結局続けることしかないなっていう。
1つのエリアでローカルメディアって旗を掲げて5年、10年やり続けるってすごく大変なんですけど、続けるだけで価値は高まっていくと思うんですね。
まぁ圧倒的にやめていく人の方が多いと思うんで。続けるためには体制づくり。要は最初は地域に特化していたのに途中でブレて広告寄りの世界になったりして、お金が見え過ぎたりすると元々のファンが離れるかもねとか。
それをしないための体制づくりをどれだけできるか。
あとジモコロでもよく言ってるんですけど熱量・時間をどれだけかけて、それに対しての体力・予算ですね。お金がないと続かないっていうのは今日参加してるみなさん課題としてあると思うので、その両軸をどうやって作るかっていうのがほんとに大事です。
ジモコロは幸い、体力的なところは広告会社から予算が下りてるのでまだやりやすいですけど、逆にその会社さんがもうお金払えないってなったら終わっちゃうっていうところがあって、それは結構難しいところだなと。
最近「文化」って言葉を使いたいなと思っています。どこでも読める情報、メディアの数って圧倒的に世の中で増えていっていますが、「こういう記事はジモコロでしか読めないよね」っていう特別感といいますか。それって雑誌とかのイメージに近いのかもしれないです。
ネコのページはPV出るよねとか数字を出しやすいネタとか切り口っていっぱいあるんですけどそこにあんまりとらわれないで、このメディアでしかこれ読めないよねみたいなものをずーっと続けることでその文化ってものが生まれていくんじゃないかなと思います。
ひらつーさんもそうかもしれないですけど空間とかWEBだけにこだわらないでフリーマガジン作ってみるみたいなそういう横展開。時間も手間もかかっちゃうんですけど横展開していくことによってメディアの名前がどんどん広がっていくと。
ジモコロに関わりたいとかジモコロで書きたいっていうようなライターさんからジモコロでやったらこんなことできますよって言わせるようなものって、ジモコロらしさが読んでる人に伝わっている、それがイコール文化ってことなんですけど、その文化を作っていけばさっきの体制づくりとかもやりやすくなっていくんですよね。
文化があればお金で買えるってこともやりやすくなったりするので、近道しないで遠回りしながら価値を追い求めるっていうことをローカルメディアはやっていった方が最終的にはやりがいといいますか関わってる全員が楽しくなったりするので、それはすごく大事なことなんじゃないかなと思います。
さっきのタケノコのおじさんやマッドサイエンティスト農家のおじさんみたいな全国に眠っている個性って実はまだまだいっぱいいて、その人とどう出会うかってところなんです。
が、その人をぱぱっと短い記事で紹介するのも別にいいとは思うんですけど、ジモコロはやっぱり8,000字〜10,000字の記事が大量にあるので、深くそして長いんだけどちゃんとわかりやすく最後まで読める、伝えるってことを大事にしています。
1つ例で言うと、島根県にある「たたら製鉄」っていうのは鉄を作る文化。(Wikipedia)
これってもののけ姫でちょっと出てきたりするような日本の鉄の技術を支えた文化で今でも一部やってたりするんですけど、たたら製鉄って検索しても全然情報が出てこなくて、専門の厚めの本か新聞社が連載した全48回の連載しかない。
地元の子がたたら製鉄に興味を持ってもその全48回の新聞口調の記事は読めないですよね。だったらジモコロでURL1つでたたら製鉄がわかるものを作ろう!と思ってこの記事を作ったんです。
実際現状たたら製鉄で検索したら2番目か3番目ぐらいに出てきます。
かつ地元の小学校とかでその土地の文化を教える時にこの記事を読んでもらうとか、実際にこの記事を要約したものをパネル化して学校で教材にしてもいいですか?っていう話があったりして、それはやってみてすごい意義深いことだなと思いました。
あとこれはジモコロ独特なところでもあるんですけど、記事の行間や画像でリズムと間を作っています。スマホでみんな読んでいるので、そこのデザイン性ってライターとか編集者が意識しないと最後まで読んでもらえないなと。
いわゆるこの顔アイコンって言われる方式もジモコロ含めてバーグハンバーグバーグって会社が結構メインでやってたりしたんですけど、この会話形式って若い子も読みやすいしテンポが生まれやすいっていうのでジモコロではこだわってずっとやってます。
あと1行2行で収めた方が人の目的には読めるなとか、会話形式だけどこれを5行6行まで文字続けちゃうと結構読み手からしたらつらかったりするので、いかにつらくさせないかって部分で太字にしたり色を変えたり、みんな流し見してるので伝えたい要点にいかに目を留めてもらうか、その要点をわかりやすく伝えて理解してもらうってことを全記事でやっています。
ちゃんと編集を入れた記事はやっぱりじわじわ読まれるというか結構目に見えて変わってくるのでここは手抜かないでやっていきたいなと思います。
僕自身編集長としていろいろ動いていて、土地との関係値を溜めないといいネタって集まらないんですよね。逆に関係値を溜めていけばいいネタが自ずと集まってくる状態になります。
いいネタが集まるっていうのもさっき言った文化、「ジモコロってこういうの好きそうだよね」っていうのを周りの出会った人に理解してもらえると、飲み会の時に「こんなおじさんがいたよ」とか「こういうのジモコロでどう?」みたいなのがすごい入ってくるのでそこはやりやすくなる。
これは今の自分が一番大事にしてる要素で、記事タイトル含めてコピーはすごい重要で絶対妥協しないことです。
記事タイトルには結構クセのあるワードを使っていてそういうのを使わないとなかなか人の目に留まらない。TwitterとかFacebookみたいなSNSから今人の流れを作らざるをえない状況なのでやっぱり目を引くようなものにしたいなと思っています。
例えば「私のパパは”ヨガきこり”」っていうタイトルの記事とか、これ要はライターの女の子のお父さんがヨガの先生と普段本業できこりをやってるっていうインタビュー記事なんですけど、じゃあこれを「長野の◯◯さんのお父さんはヨガときこりをやっていました」みたいな説明っぽい記事タイトルにしちゃうか、いっそ「私のパパは”ヨガきこり”」ってなんかドラマみたいなストーリーがありそうな空気感を出して一人でも多くの人に読んでもらいたいと。
これも間口を広げるっていうテクニックかもしれないですね。
で、もう1つ。
あんまりジモコロって地名とかを入れないようにしてるんですけど、というのは地名を入れるとその土地に関係ある人しか読めなくなっちゃう。これはどうしようもないとこなんですけど。
仮に大阪ってタイトルに入れると大阪に関係ない人には他人事になっちゃうので読んでもらえない。これは全国を対象にしてるメディアの性といいますか、大阪のローカルメディアであればガンガン地名を出した方がいいんですけどジモコロはそうじゃないので、そのままのことをそのまま置くっていうのは難しいなと思っています。
例えば、この「ウンコを土に還さない現代生活は、想像以上にヤバかった」っていう記事が最近公開したらFacebookで1万シェア以上されてすごい伸びたんですけど、これってパーマカルチャーの話なんですね。
持続性可能な地球の環境にやさしい取り組みをすることをパーマカルチャーって言うんですけど、僕個人はすごい興味があって話を聞きに行ったんですけど、記事のタイトルにパーマカルチャーって入れた途端にパーマカルチャーに関心のある人はクリックするけどそれ以外の人は読めないなと思って、あえてメインの単語を使うのはやめたんですね。
実際人の排泄物を土に還すのは山を守るってことになっていて、全部下水に流しちゃうと山のパワーみたいなのが弱まっていくよみたいな話なんです。
これは嘘を言ってるわけじゃないので、誰もがなんだろこの記事って思えるようなコピーを考えて記事にしたのが結果良かったんじゃないかなと。こういうような切り口のタイトルがジモコロにはわーって並んでるので、見てもらえたらうれしいです。
これは僕が勝手に作った言葉なんですけど(笑)
広く届けるためにこのFF(「ファクト × ファンタジー」)が必要だと。ローカルで取り組みがおもしろくて成功してるところってこの2つが絶対入っています。
ファクトっていうのは数字である事実で、ファンタジーはちょっとおもしろそうな雰囲気ですね。
兵庫県に多可町って町があって、多可町ではこのおばちゃんが地元の地産地消の野菜とか食材だけを使った巻き寿司を作っててそれがすごくおいしくて、車で1〜2時間かけて食べに来る人もいっぱいいるんですよ。それだけで年商が2億。
働いてるのは20人ぐらいの50代60代のおばちゃんで、その人らめちゃくちゃ笑顔で働いててしかもそこの根っこの理由がボーナスもらえるからなんですね。
50代ぐらいから雇用されてボーナスがもらえるぐらいいい環境で働いてるんです。
そこの実際に利益が出てるっていうファクトの部分とおばちゃんが「私はカンピューターがすごい」と。勘がいいから雇用して巻き寿司が作れるって言ったから、みんなが知ってる「コンピューターおばあちゃん」のワードを引っ掛けて「カンピューターおばちゃん」みたいなファンタジー感を出してやったらネットでそこそこ話題になって。
地域の町工場が急に利益が上がったとか残業ゼロにした方が結果売り上げが上がったっていう話はなんか夢があるじゃないですか。みんないっぱい働いて利益上げないといけないっていう世界でやってたりするんで。
そんな風に自分もなれたらいいなーっていうファンタジー感。
こういったものって地方にいっぱい眠ってるはずなのでそういったものをタイトルにする。それをちゃんと取材の時に聞くようにして記事にするっていうのがローカルメディアってものでいうと、テレビとか全国版の新聞に取り上げられるポイントなんじゃないかなと思ってます。
ということでザッとなんですがこんな感じで以上です。
みなさん、ありがとうございました。
▽ジモコロ
(クリックでサイトに移動します)
【次回の予告!】次回はこちらのお二人のお話をお届けします!
お楽しみに!
関連リンク
・ローカルメディアサミット presented by ライブドアブログ(公式サイト)
・ジモコロ(公式サイト)
・宮崎てげてげ通信(公式サイト)
・しがトコ(公式サイト)
・東京別視点ガイド(公式サイト)
企業協賛
・株式会社LINE(公式サイト)
・ことりっぷ(公式サイト)
・INCLUSIVE(公式サイト)
・株式会社シカケ(公式サイト)
・コワーキングスペースひらば(公式サイト)