執筆方針は愛とノリ!宮崎のローカルメディア「テゲツー」と、自慢したくなるポイントをくすぐる情報を発信する「しがトコ」のお話【ひらつーレポ】

イベントレポート1

イベントなどに実際に行ってご紹介する【ひらつーレポ

昨年2017年11月18日(土)に枚方T-SITEで開催された、
全国のローカルメディアを枚方に集める一大イベント
 ローカルメディアサミット2017 
presented by ライブドアブログ

の様子を遅ればせながらレポートします!(告知記事はこちら
GW期間を使って、当日の様子を4回に分けてご紹介して行きます
今日は2本目。
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▽1本目をまだご覧になっていない方はぜひこちらからどうぞ。
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最近よく聞く「ローカルメディア」って一体何?月間約100万PVのジモコロ編集長 徳谷柿次郎さんが考えるローカルメディアと編集のお話【ひらつーレポ】

「ローカルメディアサミット2017 presented by ライブドアブログ」は、去年初めて開催したイベント。
ローカルメディアサミット

日本各地で注目を集めるローカルメディア運営者の皆さんに集まっていただき、編集の方針やどのように運営しているのか、継続してやっていくために重要な収益のことなどが聞ける、一日限りのスペシャルイベントとして開催しました。

ロゴ2

第1回目の開催となる今回は、枚方つーしん編集部が発起人となって、全国の注目ローカルメディアの運営者さんにお声がけし、企画をし、募集したところ、今ローカルメディアを運営している人・これからはじめたい人・地方 / まちづくり / 地域活性化に興味がある方など、全国から約40名以上のご参加をいただきましたー!

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参加者の集合写真。1日を通してとても盛り上がりました!
ローカルメディアやまちづくりなどに興味がある方は、ぜひご覧下さい。
開催概要

枚方T-SITE4階吹き抜けのイベントスペースで行いました。

ローカルメディアサミット-28

▽当日の流れ

◇午前の部
開会
・基調講演「ローカルメディアとは?これからのローカルメディア」
・ゲスト紹介

   ジモコロ (編集長 徳谷 柿次郎さん)
 ・宮崎てげてげ通信 (会長 長友 まさ美さん)
 ・しがトコ (編集長 林 正隆さん)
 ・東京別視点ガイド (編集長 松澤 茂信さん)
 ・枚方つーしん (代表取締役 原田 一博)

・トークセッション

◇午後の部
・協賛企業のPRタイム
・グループごとにテーマトークワークショップ
 ①ローカルメディアの役割
 ②コンテンツ、どうやって面白くするか
 ③ローカルメディアの今後
 ④マネタイズについて
・振り返り・ワークショップ後のまとめトークセッション
閉会
今回は午前の部の上のオレンジのマーカーのゲストお2人のプレゼン内容をご紹介します。

まずは長友さんから!

宮崎てげてげ通信 長友まさ美さん
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 「経営者もスタッフも幸せにはたらく会社づくり」をテーマに、企業研修、チームビルディング、エグゼクティブコーチングを実施。宮崎を拠点に、日本全国で、強いチームづくりをとおして、社会問題の解決を行う。
 人材育成、組織開発の手法を地域づくりにも活かし、キーパーソン育成、新商品開発WS、まちづくりWSなどを行う。

 自身もプロジェクトチームの立ち上げ、推進を多数行う中の一つが、宮崎の魅力を世界に発信するローカルWEBメディア「宮崎てげてげ通信」(テゲツー!)
 人と人を繋げ、宮崎を豊かにすることを願い、取材・執筆・情報発信、チャレンジをうみだす場づくりなどを行う。ジャーナリズム・イノベーション・アワード2016優秀賞受賞。

▽宮崎てげてげ通信
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(クリックでサイトに移動します)

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九州の宮崎に特化したローカルウェブメディアで「テゲツー」といろんな人に呼んでいただいています。
「人と人を繋げ、豊かな宮崎を創る」をテーマに2014年5月にスタートしました。

宮崎に観光に来られる方が最初に検索して「あ、おもしろい」って言って読み続けてくださったり、あと宮崎出身の方が県内で「あ、宮崎ってこんなに変わってるんや」って見続けてくださってる方がとっても多いです。

私たちは「自分たちの街を、自分たちの手で創る」ってことをすごく大事にしたいなーと思ってやっています。なんとなく街のことって気になるんだけれども、行政の人とかまちづくりの人がやることだよねーっていう風に自分たちがやっても変わんないんじゃないかって無力感があったりする…でも、いやいやそんなことないよと。私たち一人一人の行動とか選択がこれからの未来を創ってくんだってことを大事にしています。

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私たちの特徴は大きく2つあります。

1つはWEBとリアルな場づくりをとても大事にしています。
WEBでは一次情報、口コミとかこんなおもしろい人がいるよとかおいしいお店があるよっていうのを自分たちで行って取材をしていくってことをとても大事にしています。

実は全員本業を持ちながらやっている活動なのでメディア関係者っていう人はいないんですね。全員が素人からスタートしているのでライティングとか写真撮影のスキルっていうのを自分たちが学びながらブラッシュアップしていくってことをやっています。

リアルな場づくりっていうところは、人と人をつなげるっていうことを大事にしています。
例えば「テゲツー!寺子屋」という宮崎にこんな人だったらおもしろいかもっていう人たちをお呼びして、寺子屋なので一般的な講演というよりは膝を突き合わせてそこで一緒に学び合うってことをやっています。あとは移住をテーマにしてるところが多いんですが、いいとこだけではなくてデメリットも如実に話をしていくってことをやったりしています。

あと月2回宮崎ダイアログカフェといって、これは宮崎産経大の学生が中心になって運営しているんですけども、私たちはどんな街にしていきたいんだろう、どんな地域だといいんだろうっていうことを話をしながら、そこからアクションを起こしていくっていう活動をしています。ここからアクションを起こしたものをテゲツーで記事にしていくっていうことをやっています。

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2つ目は、全員が本業を持ちながらやっています。
県庁職員、市役所職員といった行政の職員さんや、会社をやっている人、企業にお勤めしている人や主婦の方もいらっしゃいます。執筆方針が「愛とノリ」。

これだけ握ってまして、あとは宮崎のことで本当にここいいよって心からおすすめするものや人、場所を本人が書きたいっていうものを書いてます。
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①取材対象への愛、②読者への愛、③宮崎への愛、④自分への愛。

この4つの判断軸をクリアしてるものを編集でリライトをかけながら載せていってるという形です。
地域には本当におもしろいことがあって、地域にとっての日常は誰かにとっての非日常だなという風に思っています。

これはどういうことかというと、私は宮崎出身なんですけど宮崎が大っ嫌いで飛び出したんですね。
で8年前に帰ってきて、こんな何もないところになんで帰ってきたの?っていろんな人に言われたんですけど、それがすごいチクチクとしていてそれをつみだして「あれ?こんなに豊かなところなのになんでみんな何もないとこって言うんやろ」って思うようになったんですね。

それをテゲツーで発信していきたいな、こんなにユニークなとこだよって発信したいなと思ったのがきっかけだったんですけども、私たちは当たり前すぎるとそれが価値って感じにくくなるなと思っています。
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この当たり前にある足元のものをこんなに素敵なものなんだよっていうのを切り取って伝えていくっていうことをやっていきたいなと思っています。

さっき柿次郎さんが、1つの地域に特化するとネタがなくなってくんじゃないかって言ったんですけど、私はまだ数年なんですが宮崎はやればやるほど情報が集まってきて、こんなおもしろい人いるよとかおもしろい場所あるよとか住んでいても知らないネタがゴロゴロあって、それこそ取材行きたいリストが山のようにたまっています。

なので、始める前はネタ尽きるんじゃないかなって心配してたんですけど、それは無駄な心配だったかなと思います。
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テゲツーをやって変化したことなんですけれども、人生がとっても豊かになりました。
宮崎っていうキーワードでほんとにたくさんの人とのつながりをつくれて、県内だけじゃなく県外の人とのつながりもほんとに増えまして、これは信頼資本につながってるなと思います。

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お金ではないものがすごく多いんですが、この信頼資本って目に見えないものなんですけど、実は何かをやりたいって声を出した時にぱっと集まる仲間がすごい増えたんですね。
これは私にとって、とっても大きな宝物だと思います。

いろんな人とのつながりを育んでいると私自身の縁も育まれてですね、テゲツー!寺子屋にやってきてくてた人と結婚しまして今年の5月に子供を産んで、とても人生が豊かになりました。

地域も変化しました。チャレンジする若い子たちも本当に増えまして、今宮崎ではクラウドファンディングとかガンガン立っています。
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こういうことをやりたいっていう若い子たちが出てくると近くの子たちがチャレンジして変化しているのを見ると、「あ、私もなんかできるんじゃないか」ってチャレンジャーが増えるんですね。

いろんな人の人生に影響を与えてるっていうことがすごくうれしいなと思っていて、東京の大学に進学した女子大生が東京で就職するか、宮崎に帰って実家を継ぐか迷ってたんだけれども、テゲツーを見てこんなに宮崎愛を持ってる人たちがいるんだってことを知って宮崎に帰ることに決めました!って帰ってきて、実家を継いで今すごく頑張ってる女性とか、ほんとに人の人生に少し影響を与えてるかもしれないなっていう手触り感のあることがあると、とてもうれしく感じています。
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テゲツーは人と人をつなげ、宮崎を豊かにするってことをやり続けていきたいなと思ってまして、WEBでこんなおもしろいところあるよっていうのを発信したり、あと挑戦する場づくり、ダイアログカフェや寺子屋をやって挑戦する人たちをどんどん生み出していってアクションを満たしていくと。

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そのチャレンジの種を丁寧に一緒に育てていくと豊かに生きる人が増えていく。

豊かに生きるっていろんな人の定義があっていいと思っていて、そういう人たちをまたメディアで発信していくってことをやっていく、そうすると県外の人たちですね、リモートワークとかふるさと納税みたいないろんな仕組みが今はあると思うのでこんなものを使いながら県内と県外をつなげていく。

これをやり続けていくとどんどん豊かな人が増えていくんじゃないかと小さい実験を繰り返しています。

本当にありたい未来のために今できることを生み出すプラットホームであり続けたいと思っているので、メディアにとらわれずにいろんなチャレンジをしていきたいと思っています。
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柿次郎さんのお話をほんとにそうだなと思いながら今後ろで聞いてたんですけれども、やり続けると見えなかった世界が見えるんですね。

私も始める前はローカルメディアにこんなに可能性があるとは思わずに何か発信しなきゃっていうのだけでやり続けたんですけど、やってるうちに「あ、私たちがやることってこういうことなのかも」って気付いて、やりながら「こうなんじゃないかな」ってつくられてきたものです。

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最初はやりたいとかおもしろそうっていうものからやり続けることをやると、私たちのやるべきこと、使命はこれなんじゃないかっていうものが見えてくるのかなと思います。

私たちが楽しむ、そしてチャレンジし続けることで宮崎がもっともっとおもしろい街になっていくといいなと思っています。

是非、みなさんにも宮崎に遊びに来ていただけるととってもうれしいです。

しがトコ 編集長 林 正隆さん

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1981年滋賀県守山市生まれ。大学在学時よりWebサイト制作に携わり、デザイナーとして5年間経験を積む。2009年よりWebディレクターとして企画・設計を始める。2010年から大阪のWebマーケティング企業にて、大手鉄道会社ポータルサイトや飲料メーカーキャンペーンサイトなどの企画制作やWebマーケティング支援に携わる。

2012年、地元の滋賀県にて独立し、Webマーケティング専門のプロダクション「プラスエイチ・ワークス」を立ち上げ。同年、“滋賀を自慢したくなる”をコンセプトとしたローカルメディア「しがトコ」を開設。Facebookを中心にSNSでのシェアを設計し、開設1年でファン数が1万人を突破、滋賀県No.1のファン数を誇るメディアとなる。

▽しがトコ
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(クリックでサイトに移動します)

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基本滋賀県って全国的に知名度がない県なんですね。
それをちょっとどうにかしたいなと始めたのが、このしがトコです。

運営しているのが私と、編集長は妻がやっておりまして、私はWEBの世界でずっとやってきてて結婚して子供ができたタイミングで滋賀に帰ったものの、滋賀で何の仕事しようかなーっていうのがあったんで独立してWEB制作の仕事をしようというところから始まりました。

妻は元々雑誌の方で書いたりしていたので、書ける人がいるならメディアは簡単に作れるね、書いてよって妻にお願いして立ち上げました。
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なんでそんなことをやり始めたかというと、都市部を除く地方は全体的にそうだと思うんですけど、どこの地域にも暮らしでありグルメであり祭りでありいろんないいものがあるんだけれども、そういうのはテレビに扱ってもらわないと、もしくはジモコロさんみたいなところで扱ってもらえたらそれはそれで出てくるんですけど、待ってるだけでは地元情報って届かないんですよね。

新聞はきちんと地元情報を取材してくれるものの、新聞では届かないところがあって、滋賀県って47都道府県で唯一地元新聞がない県なんですよ。南の方は京都新聞に侵食されていて、北の方は中日新聞に侵食されていて。そういうのもあって滋賀県ってメディアが弱いってずっと言われていました。
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じゃあそれをどうしたらいいんだって考えた時に、地元のローカルメディアが必要なんじゃないかと。特にSNSに特化した広がりを持たせることができればどんどん広げていくことができるんじゃないかと。

でFacebookやTwitter、あと「ことりっぷ」さんとタイアップさせてもらって、そういうところで情報発信したりしています。多くの人に「いいやん」っていう滋賀の情報を届けられるようにしたらいいんじゃないかなと。

そうした時のテーマにしようと思ったのが「滋賀を自慢したくなる!」この一点。

滋賀県の人って滋賀愛はめっちゃ強いくせに滋賀のことはネガティブにとらえてるというか、どうせ滋賀には琵琶湖しかないしみたいなことを言ったりするので、そういう人たちに「でも滋賀っていいところだよ」って言ってあげたら「そやろ、めっちゃいいところやろ」ってどんどんSNSで広げたくなるというところで、テーマを一点に特化してそれ以外のことは載せないと

おもしろ情報とかもいろいろ載せたかったんですけど、滋賀を自慢したくなる!につながるなら載せようという風にルールを決めて運営しています。
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今Facebookページのファン数が40,000人に達しました。

2012年から始めてSNSを中心に広げようということで、ターゲットは都市部に住む30代女性。例えば大阪に住んでる女友達に「滋賀めっちゃいいところやから来てよ」って言いたくなる情報を発信していこうというところに特化した運営でファン数も増えてきました。

具体的にどういうことをしがトコで発信しているかというと、一番バーッと広がったのでいうと、余呉湖という湖が滋賀にあるんですけどこの絶景系の写真がカメラマンさんと一緒に行って撮れたのでそれを紹介させてもらいました。
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あとイベントの紹介とかもするんですけどこういうのは地元の人全然知らないんですよ。

12月に熱気球を使って琵琶湖を横断するというイベントがあって、それってすごい夢があっていいイベント〜!ってなるんですけどなかなかテレビでも紹介してもらえないし、もちろん地元の人も知らなくて滋賀県ってなんのイベントもないみたいになってるっていうのがあるんですね。

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でもこれって滋賀を自慢したくなる情報なのできちんとSNSで紹介してあげたらみんなシェアするんですよね。これはいいねが2000人ぐらいでシェアが180人ぐらいついたんで。そういうことで自慢したくなるポイントをくすぐる記事を作っています。

他にも地元のイベントであったり滋賀を自慢したくなる部分で例えばドクターヘリの見学会とかでも全国的にもやってるんですけど、見学会できてるっていうのが滋賀県でしかなかったりとか、いろんなカフェがあるよとかいろいろ見てると、滋賀県ってめっちゃええところやんって見えてくることをとにかくやっていこうというのがコンセプトです。

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最近はインスタグラムも一生懸命やり始めててですね「#しがトコ」で滋賀を自慢したくなるような情報を投稿してくださいって投稿したら、すごい情報・写真が集まってきてて「#しがトコ」で投稿されてるのが、今5万件ぐらいあります。

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インスタのフォロワー数が今12,000人ぐらいいます。

「#しがトコ」が盛り上がってきてるので最近ユーザーさんとかもしがトコ巡りをするみたいな人が増えてきてて、「#しがトコ」で検索して出てくるところってすごいフォトジェニックなところやったりいいとこばっかりなってきてるのでそれを巡って遊びに行くと充実した休みを過ごせるみたいな。そのしがトコ巡りみたいなものもうちもどんどん記事として紹介していこうとやっています。

今はライターが20人ぐらいになってきてまして、メンバーの中でどんどん人が集まってきてるようになっていて、うちももう5年やってるんですが、最近は「しがトコで書きたいんです」が募集で来てくれるようになったので、特別ライターを募集してなくても、ほんとに人には恵まれている状態になってきています。

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(メンバーのみなさん)

今日参加されてる方はお金どうやって稼いでるの?みたいなところも気になるのかなと思ったんで少し紹介させていただくと、しがトコではいろんな企業コラボをさせてもらっています。

みなさんが幼い頃から使ってきたキャンパスノート。あれ滋賀県産なんですよ、みたいなよくわからんような滋賀県自慢を展示会場で紹介させてもらったり、あと滋賀のグッズを売ったり。それはしがトコでプロデュースさせてもらってパルコさんからもある程度広告というか企画費みたいなのをいただいてやらせてもらいました。
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あとは行政とのコラボですね。

やっぱり滋賀県の地元でやっていると滋賀県がいろいろな事業をされているのとかをどう広げていくかを考えられています。

この滋賀のええフォトコンテストっていうのは、滋賀県でやっていた写真投稿コンテストみたいなのがあったんですけど投稿が1ヶ月に2〜3枚とか全然集まってなくて、じゃあしがトコさん一緒にやらせてくださいよっていう感じで一緒にやらせてもらって、滋賀県×しがトコってなるとうちも箔がつくんで(笑)

それで月100、200枚集まるようになってきました。
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そもそもの事業の話をすると、僕自身が元々WEBマーケティング事業をやっていて、前職でもWEB制作をしてたのでそこから独立した流れからの仕事も多々やらせてもらっています。

滋賀県で武将といえば石田三成ってCMをやっておられたんですけど、それをWEBでプロモーションをどうするかっていうのをしがトコでやらせてもらって、テレビとかTwitterとかでどんどん広がっていきました。
あとWEBサイト制作も含め県の事業をどんどん広げるようなことをさせてもらっているので飯は食えるようになってきています。結局これってWEB制作だけお願いする制作会社は世の中にいっぱいあるんですけど、制作したものをきちんとメディアに載せるところまでやってくれる制作会社ってそんなにないんですよね。
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うちの場合は、しがトコさんに頼めばWEB制作もしてくれるけどそれプラスメディアに載せて広げるところまで考えてくれる、だからしがトコさんに発注しますみたいな仕事の依頼がすごく多くなってきました。

ありがたいことにWEB制作の仕事にはもう困っていない状態です。
これはメディアをやってるメリットの一番大きい部分かなと思います。
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もう一つはPR広告というのを最近やり始めていまして、最近で一番おもしろかったのがふなずしポテトチップスっていうのが先日発売になりました。これは47都道府県各地の味のポテトチップスが発売になっていて、その中で滋賀県の味はなんとふなずしに決まりましたみたいな。

「ふなずし何それ?!」みたいな状態になってたんですけど、それもうちでプロモーションして広げていこうということで知事の発表のところから取材させてもらって、「ふなずしに決まりました!」って投稿したらコメント欄が炎上どころか、カルビーさんは貴重なポテトを何してくれるんや、ポテト不足って言ってたのにふなずしなんかに投資するんやとかそういうコメントとかで埋まったりしまして。

そういうネガティブな情報もありつつ、でもPR記事として子供たちに食べてもらっておいしかったっていうのもちゃんと載せたら、すごい売れ始めて47都道府県で滋賀県が1位の売れ行きになってます。
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最近やり始めた事業モデルとしては地元の求人広告事業です。

これは滋賀県の魅力をどんどん発信してる中で滋賀県に来たいっていう人がいるっていうのもなんとなく話として聞くようになってきて、ただ滋賀にはどうせ仕事がないと言われるのが一方であります。でもそんなことなくていろんな仕事があるんですけど、メディアに載ってない仕事だったりハローワークにしか仕事がなかったりするんでわからないと。

じゃあそれをしがトコで取材してわかりやすく記事にしていこうということで、例えばこの和菓子屋さんは菓匠禄兵衛さんっていうすごい有名店で今どんどん伸びてきているんですが、そこの仕事情報を載せさせてもらったりっていうのを今やっています。

これはしがトコはたらくっていう名前で滋賀で見つける新しい働き方ということで、しがトコといろあわせさんという会社の2社の共同事業として今後もやらせてもらおうと思っています。これは完全に有料広告として受けるサイトにしています。
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しがトコは自分たちでおもしろいを思ったものを紹介する、しがトコはたらくは有料で求人情報を紹介するので企業さんに広告出したいって言ってもらったらこっちで出してもらう、そうやって住み分けをしながら今事業を展開しています。

WEB上でどうやって広げていってWEB上でどうおもしろがってもらうのか、特に滋賀の情報をっていうところを考えたコンテンツづくりをやっています。

みなさん、ありがとうございました。


【次回の予告!】次回はこちらのお二人のお話をお届けします!

東京別視点ガイド 松澤茂信さん

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枚方つーしん:原田一博

ローカルメディア800-17111866

お楽しみに!

関連リンク
ローカルメディアサミット presentby ライブドアブログ(公式サイト)
ジモコロ(公式サイト)
宮崎てげてげ通信(公式サイト)
しがトコ(公式サイト)
東京別視点ガイド(公式サイト)

企業協賛
株式会社LINE(公式サイト)
ことりっぷ(公式サイト)
INCLUSIVE(公式サイト)
株式会社シカケ(公式サイト)
コワーキングスペースひらば(公式サイト)

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