このお店は「炭火焼肉 筵 en 香里園」に続く2店舗目で、香里園のお店を知っている方もいるのでは?
今回、「炭火焼肉 筵 en」の大谷代表に話を聞いてきました!
焼肉屋のイメージって煙モクモク、床はちょっと油っぽい、内装も古めかしくてところどころ汚れてて、お肉はタレで揉んで出てきて、生ビール飲んで、白ご飯食べて。
大谷代表:そういうスタイルももちろんいいと思うんですけど、「食べ方・食べさせ方に新しい切り口を」と思って始めたのが9年前に香里園に出したお店なんです。
大谷代表:今回のお店も、炭火焼肉にこだわっています。やっぱりガスと炭火だと全然違うんですよ。
ガスの方がお店としては楽ですけど、炭火の方が断然美味しいです。
なので、「お店の雰囲気」「サービス」「サイドメニュー」「お酒の種類」などにも力を入れています。
大谷代表:例えば「お店の雰囲気」って大切なんですよね。
外食するってなった時に「特上の贅沢」ではなくて「プチ贅沢」。
雰囲気もサービスも良くて、いつもよりおいしいものを食べるっていう空間提供が大切だと思っています。
大谷代表:例えば、神戸牛しか置いてないような1人2〜3万円するお店に行って、スタッフさんが一生懸命お肉の説明していてもお客さんって案外聞いていないんですよ。
主役は「肉」じゃなくて「お客さん同士」です。
大谷代表:「久しぶりやな!お前元気してたか?」みたいな空間を提供したいと思ってます。
だから次は居酒屋をやるかもしれないし、イタリアンをするかもしれないし、フレンチをするかもしれないです。
でも、ステキな場を作るのは一緒です。
店に入ったらカウンターしかありません。2階が全部テーブル席なんです。
「え、焼肉屋なん?!」ってみんなに言われますけど、そういう驚きから入って欲しいイメージでつくっています。
大谷代表:今回のお店で言うと、この広さが大事なんです。
普通はもっとテーブルを置きます。でも置くと少し狭くなるんで、空間の良さが出ないです。
それは、席数よりも大切なことだと思っています。
折戸については個室希望の方結構多くて。
そういうニーズに応えられるようにやりたいなと思って、設計と施工をお願いしたハウスプランナー匠建さんに「ここを半個室みたいにしたいんです」と相談して作っていただきました。
本当は、開店コストを抑えないといけないんですけどね(笑)
― ワインセラーもありますね。
個人的には「お肉食べるのになんでワイン飲めへんの?」って思いますね。
もちろん僕がおいしいと思う焼酎や日本酒も置いていますけど、ワインをおすすめします。
何かお返しじゃないですけど、個人的に大本さんにお願いしたいなって思っていたのでお願いしました。
でも別にうちの店は1人1万円、2万円するわけじゃないですし、普段の生活の中でちょっとした非日常を、ちょっとしたプチ贅沢を、彼女とゴハン食べに行こうとか、子供を預けて奥さんと2人でちょっと行こうかとか、そんな感じで使っていただけたらなと思います。
「炭火焼肉 筵 en KUZUHA」の設計・施工をしたハウスプランナー匠建さんがお店に来られていたので、話を聞いてきました。
大本さん:例えば、床はコンクリート、壁・天井は白いクロスでとてもシンプルにしました。
そうすることで、木の色が際立ってあたたかい雰囲気に仕上げています。
当たり前のことですが、コストをかければいい雰囲気のお店って簡単にできます。
でも実際は、コストを抑えていい雰囲気のお店を作らなければいけません。
いかにコストを抑えるか。今回は、アイデアでコストを抑えました。
大本さん:例えば、この半個室ですね。普通に作るとすごくコストがかかるんです。
でも、クローゼットで使われる既製品を折戸に採用するアイデアでコストを抑えました。
ただ、既製品のままでは使えないので、裏面にシートを貼ったり、取手を付けました。
大本さん:折戸の上は壁を無くし、空間的に繋がっているようにしました。
壁があるとないとでは、折戸を開け放った時の開放感が全然違います。
大本さん:開放感で言うと、天井はできるだけ高くしました。
実際よりも広く感じていただけると思います。
大本さん:外観では、扉や窓の木枠ですね。
既製品の扉や窓のアルミ枠の上に木を張って木枠に見えるようにしています。
そうすると、あたたかい雰囲気になりますよね。
「そんな手あんの!?」といつも感心しています。
西星さん:それに大本さんが「やれるやろ?」ってうまく乗せてくれるんです。
それで「よし、やってやろう!」ってなって、楽しく仕事ができました。
― 特に思い入れがあるところはどこですか?
西星さん:いろいろあるけど、カウンターかな。
メニューや調味料を置くためのヘコミは、少しでも空間を有効活用して、カウンターの上がスッキリ見えるための大本さんのアイデアです。
その分手間はかかるんですが、いいものが作れたと思ってます。
西星さん:あと、カウンターがたわまないように、下がり止めの受けを入れています。
机がたわまないようにこの受けを長くしたいけど、長いと座った時にじゃまになってしまうし。
そこらへんを考慮して絶妙な長さにしました。
西星さん:信頼関係があるんで、図面で伝わりにくいところのやり取りはスムーズですし、大本さんが伝えたいこともすぐに理解できます。
大本さん:信頼関係があるからこそ変更の要望があったときは、すぐに現場に行って、現場でやり取りをしましたね。
現場で説明した方が正確で早いことだと現場でどんどん進めました。
信頼関係がなかったら、小さな変更については図面を書かないといけなくて、少しの変更で工期が長くなったりしてしまいますからね。
お肉はもちろん、お酒も充実しています。
夜の23時まで空いていて駅に近いので、終電を気にせずお肉にお酒を楽しめるので、「プチ贅沢」を
「炭火焼肉 筵 en KUZUHA」でしてみてはいかがでしょうか?
店名 炭火焼肉 筵 en KUZUHA
営業時間
月〜金
昼 11:00-15:00(L.O.14:30)
夜 17:00-23:00(L.O.22:30)
土日祝
11:00-23:00(L.O.22:30)
定休日 第3火曜日
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
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