イベントなどに実際に行ってご紹介する【ひらつーレポ】
今回は梅田のグランフロント37階、Yahoo! JAPAN大阪グランフロントオフィスにて8月25日に行われた「シビックパワーバトル大坂夏の陣」の様子をお届けしますー!
シビックパワーバトルについて上記より引用↓
まちの魅力は、交通アクセスの良さと大型商業施設の有無だけなのか。
天下を取るのは果たしてどのまちか。
とのこと。
具体的にはこんな感じ↓
オープンデータを利用し、チーム対抗のシティプロモーションバトル的な話です。
そんなわけでやってきました、グランフロント37階のヤフージャパンのオフィス。
各街の代表がオフィス内に集合。水色のシャツのところが枚方市のチーム。わかりやすさでは間違いなく優勝です。
そんなわけで枚方代表チームの方々。
Facebookページ「枚方が好きやん」の管理人でもある余田さんをはじめ、以前の牧野生き物街ブラ記事でもご紹介しました『枚方プロデューサーズ(通称:ひらぴー)』の方たちがメンバーです。
ここから今回の出場市をご紹介↓
まずは兵庫県尼崎市。大阪府やと勘違いしている人もいたりするあの尼崎市です。
つづいて奈良県生駒市。枚方に隣接する奈良県の市。今回の主催だそう。
つづいて唯一区として出場する京都市左京区。地図上で見たら左じゃなくて右にある区です。
以上5チーム。そしてここでイベントのルール説明です↓
→プレゼン1回目はテーマが固定で『暮らす』
→プレゼン2回目はテーマを「かがやく」「つながる」「おもろい」から選択
★プレゼンは1回3分
→オーバーすると鐘がなり、さらにオーバーするとイエローカード、最終的にはレッドカードで強制終了といったかたち
★プレゼンが1つ終わるたびに、他の市からの質問タイム
★審査は一般審査とプロフェッショナル審査の2つ
(プロフェッショナル審査を行う審査員の方々。詳細は公式サイトへ)
★プロフェッショナル審査の基準は4つ
→まちへの「愛」の本物度
→魅力発掘 / 発見度
→データ活用度
→プレゼンテーション
ではいよいよ、プレゼン開始です。
まずは動画から↓
ここから下は僕すどんが現地でめっちゃ噛み砕いてまとめたモノなので、すごいラフな内容です。
詳細が気になる方はぜひ上記動画を再生してみてくださいー!
★本当に住みやすい街大賞2018年1位
★交通利便性の高さを主張
→駅の数や大阪駅までのスピード
★コンビニとか激安スーパーの多さ
★20代前半の人口の転入超過が多い
★尼崎での1日の暮らしなどを提案
→神戸市からの質問
―治安が悪いイメージがありますがどうなんですか?
「昔は確かに犯罪が多かったけどもう改善されています」
―プレゼンは数字が多くて目がチカチカしたんですが、主にどこを見たらよかったんですか?
「要するに、便利です!」
★自然が豊か
→日本初のなんかいろいろある
★神社仏閣・文化財などが多い
→美術館とかもたくさん。一乗寺のラーメンストリートもある
★元気がある暮らし
→ウォーキングとか、動物園とかある
そして途中でイエローカードが出て終了。
ストーリー仕立てのプレゼンでした。
→尼崎市からの質問
―自然が多いのはわかったけど、山間部の交通事情が悪いと聞いてるんですが、山間部の魅力とかを教えてほしい
「何も縛るモノがないところが魅力的」
―食べ物のインパクトがありましたが、ラーメンとみたらしのインパクトしかのこらなかった
「3分じゃ足らないだけで、一回京都に遊びに来てください」
★関西有数のベットタウン。
★生駒市外で働くひとが多い。生駒山を挟むことによって仕事のオンオフがきく
★犯罪の発生率が出場都市の中で一番低い
★娯楽施設はあまり少ない、そのかわり自分らで作る。マルシェとか
★ボランティア団体が多い
→京都市左京区からの質問
―生活は楽しんでいますか?
「家族向けのイベントも多くて満喫しています。我が家もラブラブです」
―面白いもんは何もなくて自分で作るっていってましたが、夫婦でつくった楽しみはなんですか?
「夫婦で美味しいもの食べに行ったり映画いったりします(でも生駒市内に映画館はない)」
大学のまち ひらかたをアピール。
でも神戸市や京都市左京区には勝てない……
つづいて七夕伝説ゆかりのまち ひらかたをアピール。
でも七夕まつりの来場者はめっちゃ少ない……
と、自虐ネタからスタート。会場のウケも上々です。
……
と、一旦ココで街の魅力については終了。
生駒市からの質問
―大学の数って魅力と関係あるんですか?
「学生数 / 市面積の多さから、街を歩くと学生に会える確率が一番高いです」
―結局名物は何なんですか?
「なんでもあるし、わが町が好きって熱量は負けません。例えばブランコの数に対する子供の数ですが、質問してきた生駒市はブランコを子供1人が30秒で乗るとしたら、生駒市の子供全員が1周するのに54分かかりますが、枚方は13分で済みます」
神戸市は動画を作ってきたので、詳細は動画をどうぞ。
やたらとクオリティの高い、どう見てもプロの仕業感ある動画で主張。
次回予告風で、個人的には何を主張したいのかよくわからず。
枚方市からの質問
―(動画中に)データがなかったので教えてください
「緻密にそっと刷り込むかたちで動画で見せた。データを見たというよりもデータを活用しました」
―データは感じましたが、愛情はあまり感じなかったですが……
「撮影するにあたって神戸市は一銭も出してなくて、無償の愛のみです」
1回目のプレゼンが終了し、審査員の方々からコメント。
「何があるないじゃなくて、どんな暮らしができるのかというのがわかって、生駒の映画や、枚方の枚方じゃないってのも面白かった」
「熱がヤバイ」
「なんだかんだで伝わってくる、互いに認めあっている感」
まさかの寸劇がはじまるパターン(笑)
動画を見てくださいとしか言いようがないやつです。
時間オーバーにオーバーしてレッドカードで終了。でも面白かったです(笑)
京都市左京区からの質問
―寸劇面白かったんですが、神戸市のいいところって何がアピールしたかったんですか?
「神戸には面白い人たちがいっぱいいるということとか…」
―おもろいといえば大阪ですが、(神戸は)兵庫じゃないですか。一発芸してもらえないでしょうか?
「テーマがおもろいじゃなくておしまいなんですよ……etc」
―全然おもろないことがわかりました。
一同ざわつく。京都市民代表こっわ。
そうして出てきたデータの1つ目が、みなさんが今見ています媒体「枚方つーしん」について。
つづいて前述の「枚方が好きやん」のデータを紹介。参加人数が1万人を超える巨大コミュニティです!
そう、ありません!ホント、1万人を超える参加人数はめっちゃすごいと思います!
尼崎市からの質問
―地域のつながりやったら尼崎も負けてないと思うんですが、Facebookページは1万人ってすごいけど、なんか仲間内だけのつながりで、イベントグループって感じ。それがどんだけマイカタの魅力に繋がるんでしょ〜か?
「ありがとうございます。実は枚方が好きやんが僕が作りました。3年前にたちあげて、今1万人いってます。おっしゃるとおり元々内輪の集まりです。その内輪の集まりが枚方愛になって、枚方愛が地元愛になって。写真にあるような熊本のボランティア。これ50人くらい連れて行ってます。大阪北部の地震の時も、向こうで知り合った人たちが『枚方しってんで、地震あったんやな。大丈夫か?なんか送ろうか?』って送ってきてくれたんが焼酎120本です(笑)
で120本には熊本の人たちからの応援メッセージが全部入ってます。
僕らの枚方の愛情っていう内輪の愛情自体が、地元愛に広がっていって、枚方に負けへんように盛り上がっていこうって感じで熊本やったり奄美大島やったり、いろんなところに広がっていってます。
枚方市はこういうグループがあって熱量もあるんで、枚方市とも一緒になって、地域を盛り上げていこうって魅力を発信していってます。だから中でも外でも枚方が一番じゃないかって思っています」
―枚方つーしんって初めて知ったんですけど、テーマが「つながる」ですが、httpsでつなげるとつながらないんですけど。
「枚方つーしんのモノです。httpsの件なんですけど、僕らはライブドアブログで運営してまして、ようは何が言いたいかと言いますと、ライブドアブログがhttpsに対応してないからです、僕らのせいじゃありません!!」
と、まさかの僕すどんが登壇しました(笑)
動画を見てもらうとわかりますが、実際はめっちゃキョドりながら、かみまくって発言しています。
エイチティーピーピーエスがめっちゃ言いづらいんですよ!って言い訳。
★プールが無料
★空気がキレイ
★市長認知度が5都市で1位。ていうか市長は今日もココにきてる
★子育て世代に選ばれる街
→神戸市からの質問
―子育てしやすい街の根拠は?
「出生率がひくめの割に、15歳未満の子供の割合が多いです。そして労働力人口の増加率が5都市中トップ」
―劇団に所属されているんですか?
「元保育士の現フリーターです」
★多様性のある街
★外国人や学生が多く住む街
★サブカルを育む土壌がある街
→枚方市からの質問
―朝カフェというイベントが楽しそうですが、どのような活動を行なっているのか、その活動がどのようにまちづくりにつながるのか教えてください
「対話の場づくりです。行政がやってるからこそ来る人・来たくない人がいるので、共同でやることでその壁が崩れたりも」
―京都ならではの独特の嫌味というか、僕らが左京区にいった時の制限とかってあるんですか?
「左京区は京都市の中では変わった区で、嫌味とかはあんまりないと思います。移住してきた人も多いですし」
★かがやくネオン
★とにかくナンバーワン尼崎
→生駒市からの質問
―結局一番輝いているのはなに?
「3月にできる予定の尼崎城です」
―企業や工場が多いイメージをうけました。生駒は隣接した街と協力してやっていますが、尼崎は周りの市との交流とかはされているんですか?
「もちろんです」
すべてのプレゼンが終了し、ここで一旦審査員コメントタイム。
「発表している人の裏側はどんな人なんだろうと思いました」
「さすが関西」
「誰が市民で誰が行政の人なのかわからないのが面白い」
「結果よりもこれまでの準備が素晴らしい」
そして唯一市長として出席している生駒市長からのコメントタイム。
結構心動かされるステキなメッセージをいってはったんですが、一番おもしろかったのは
「市長は僕だけしかきてないけど、いいんですかね?」
でした(笑)
審査員の方々が別室で審査を開始し、一般審査用に会場のみなさんが良かった市に投票。
休憩を挟んで、結果発表前にYahooによる5都市の分析タイムがはじまりました。
京都府からの関心が高いのは、個人的には八幡市民からのくずはサーチやと思ってるんですけどいかがでしょうか。
ひらパーは東海地方から興味を持たれていないって言われてました(笑)
いよいよ、結果発表の時が!
果たして……
結果は……?
一般審査員は名前のとおり、一般審査員(会場のみなさん)からの得票が多かった市に与えられる賞。
会場での枚方市チームのプレゼンに心動かされた方が多かったゆえの!ステキな賞です!
練習が報われた瞬間でした。
全体としてはプロフェッショナル審査員賞を生駒市が受賞し、講評などののち、
枚方チームの感想↓
「たくさんの投票ありがとうございます。枚方は感じていただいたとおり、みんなで遊びながら、楽しみながら。
八幡市さんやったり交野市さんやったり寝屋川市さんの土地を借りながら、楽しんでいる街なので、みなさんもお気軽に遊びに来ていただいたら、きっと楽しいと思います。
今日は枚方まつりで枚方市長は来れなかったんで、事情があって来れなかったんですけど(笑)
ぜひ生駒の方にはひらかたパークに遊びに来ていただいたら、僕らも生駒山上遊園地、スカイラインいかしていただきますので、よろしくお願いします。楽しかったです」
とコメントされていました。
以上になります。
記事ではあくまで枚方メインで、枚方以外を大幅にはしょっているんですが、各市共に発表が面白かったので、記事を見て興味が湧いたという方はぜひぜひ動画を御覧ください。
勝ち負けとか、そんな感じじゃない的な感じの空気でしたが、結果としては生駒には負けたけど、神戸市・左京区・尼崎市には枚方は勝ったという認識で……イイはずです!
最後に一言いって、この記事を締めさせていただきます!
枚方ってちょうどええし、めっちゃええ!
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