みなさん、趣味を楽しんだり新しいことを学んだりしていますかー!?
生涯学習市民センターとは、名前の通り「生涯に渡って学習する市民を応援する場所」のこと。
学習・芸術・文化活動やコミュニティ活動が行いやすいように場所を提供してくれたり、支援してくれたりする施設です。
簡単にいうと、枚方市民のいろんな活動の味方!!!!です。
枚方市内には生涯学習市民センターが9つあります↓
★菅原生涯学習市民センター(菅原図書館と併設)
★御殿山生涯学習美術センター(御殿山図書館と併設)
★津田生涯学習市民センター(津田図書館と併設)
★牧野生涯学習市民センター(牧野図書館と併設)・牧野北分館
★サンプラザ生涯学習市民センター
★南部生涯学習市民センター
★さだ生涯学習市民センター(さだ図書館と併設)
★生涯学習情報プラザ
今回の記事シリーズでは太字にした「楠葉・菅原・御殿山・津田」の4つを紹介する予定で、ここでは菅原と津田を詳しく紹介します!
枚方市内の生涯学習市民センターは、9施設中6施設(楠葉・菅原・御殿山・津田・牧野・さだ)が、市の直営ではなく指定管理者によって運営されているということをご存知ですか?
今回のシリーズで紹介する4つの生涯学習市民センターは、
★大阪ガスビジネスクリエイト株式会社
★株式会社リブネット
★京阪ビルテクノサービス株式会社
の3社による「枚方まなびつながりプロジェクト」が指定管理者となり、施設を運営しています。
「枚方まなびつながりプロジェクト」が指定管理者になったことで何が変わったのか、何ができる施設なのか!
ここからはその疑問に答えていきますよー!
まずは菅原生涯学習市民センターからどうぞ!
菅原生涯学習市民センター・菅原図書館は9つのセンターの中では比較的新しい、1997年に完成した建物。
この建物はナンバヒップス(以前フリーフォールができたところ)や能勢妙見山 星嶺(すごい形で有名なところ)などを設計した著名な建築家、高松伸率いる「株式会社高松伸建築設計事務所」による作品で、無機質なコンクリート製の壁が印象的。
公式サイトも指定管理者が「枚方まなびつながりプロジェクト」になったことにより、大きく変わりました↓
枚方市立菅原生涯学習市民センター
見やすく、そしてわかりやすくなったホームページ。個人的にはセンターで開かれるイベント情報の発信力が高まったと思います!
利用時間は生涯学習市民センターと図書館共に9時から21時までで、日曜日・祝日は17時まで。
昨年の4月までは、図書館は平日は19時だったところが、21時までと大幅に延長。
ここも「枚方まなびつながりプロジェクト」が指定管理者になったゆえの変更です。
図書館だけ先に閉まるということがなくなったことの相乗効果で、利便性はかなり高まったのではないでしょうか。
休館日は毎月第4月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)と年末年始。
図書館は年度末(2~3月に6日程度)蔵書点検のため休館です。
地図ではここ↓
所在地は大阪府枚方市長尾元町1-35-1。長尾駅からも徒歩圏内です。
菅原生涯学習市民センター:050-7102-3141
菅原図書館:050-7102-3115
【アクセス】
★電車
JR長尾駅から南西へ徒歩約7分
★バス
京阪バスのバス停「長尾口」下車すぐ
なお、駐車場(34台・内2台は身障者用)や駐輪場(100台)は施設のすぐそばにありますので車等で利用することも可能です。
建物は3階建てとなっております↓
菅原図書館 / 録音室 / 対面読書室 / 多目的室 / 菅原図書館事務室 / lei cafe / コミュニティスペース「MOKU」
2階
ホール / 音楽室
3階
料理室 / 交流室 / 美術室 / 第2集会室 / 和室 / フリールーム / 映像工房 1・2 陶芸棟
作陶室
1階から写真で詳しく見ていきましょう!まずは館内地図↓
右側が正面入口。
図書館入ってすぐには「すがわらの木」というモニュメントがあったり、
「くまくんポスト」という、利用者のお子さん自身がみんなにオススメの本を紹介するコーナーがあったりして、子どもにも優しい雰囲気になっていました。
くまくんポスト利用者の子どもたちオススメの本はホームページで見ることも可能。
ちなみに、くまくんは菅原図書館のイメージキャラクターだそうで、かわいいです。
入り口左手には、木のぬくもりを感じさせるカフェ。
王仁公園にある「なかなかの森」の姉妹店のカフェ『lei cafe(レイ カフェ)』です。
メニュー看板。
これ以外にもカレーやランチがありまして、ひらつーでも以前『鶏ミンチとれんこんカレー』を紹介しています。
店内。注文したメニューはここだけではなく、2019年2月24日にオープンしたMOKUや2階ロビーなどで食べることもできます。
(菅原生涯学習市民センターに「MOKU」ってコミュニティスペースができてるよりMOKU)
館内図↓
2階からは生涯学習市民センターのエリアとなります。
この建物は吹き抜けとなっています↓
吹き抜けならではの、光が差し込む明るい空間。
3階のちょっとした空中通路が見えたりして、開放的な館内となっています。
高松伸建築設計事務所の建物ならではで、他の生涯学習市民センターとの違いと言えそうです。
ここは歓談や読書、勉強などができるフリースペースとなっていて、前述のとおり飲食可能。
昨年12月からはロビーに限りWi-Fiも接続可能となりましたので、なんならここで仕事もできるんじゃないでしょうか。
また、菅原だけというわけではありませんが、生涯学習市民センターのエリアに図書館の新刊案内の看板が設置されています。
生涯学習市民センターと図書館の運営が一体となった指定管理者ならではの工夫も。
ロビー横には、こどもコーナーというエリアもあります。ここで子どもが勉強することもよくあるそう。
2階には他にホール(150名収容可)や音楽室、第1集会室に保育室などもあります。
この日は午前中に訪問したのですが2階はすべて埋まっておりました。大人気。
館内図↓
3階には映像工房や料理室などが。ちなみに昔は映像工房で映像が編集できたそうですが、現在は小会議室的な使い方をされているそうです。
この日、3階で空いていた部屋は2つ。
そのうちの1つがこの和室。囲碁や舞踊なんかにも使われることが多いそうですが、別に利用方法に限りはないので、ここでトランプや百人一首をするのもよし!
もう1つは料理室。いろんな調理器具が揃っていて、料理教室を開くにもいいですね。
普通にパーティーを開く方もいらっしゃるそうです。
クリスマスはケーキを作ってパーティー!こんな使い方も面白いんじゃないでしょうか。
菅原生涯学習市民センターの特徴とも言える施設、それがこの……
陶芸棟です!!
1階の図書館を抜けた先、施設の裏側にあるので近隣でも知らなかったという方もいらっしゃるのでは。僕すどんは実家が近いんですが知りませんでした。なんか悔しい!
棟内ではこのように作業机や、ろくろ(写っていませんが)など、陶芸をするために必要なものがバッチリ揃っております。
窯もありまして、もちろん焼くことも可能。
陶芸棟では通年で受講する陶芸教室が行われています。(例年2月〜3月に募集を受け付けています。)
以上で菅原生涯学習市民センター編が終了です。
引き続き津田生涯学習市民センターを紹介する前に……スタッフさんよりコメント↓
建物も明るくて開放感があり、 2月24日には新しいコミュニティスペースMOKUもオープンしました。
館内にはカフェも併設されており、 ゆっくりと滞在いただける施設ですので、是非お気軽にお越しください!
利用料金に関しては公式サイトの利用料金のページをどうぞ。
津田生涯学習市民センターは1990年にできた施設。図書館が内部にあるだけでなく、枚方市役所の津田支所も隣接していることから、すごく便利な施設です!
菅原と同じく、津田生涯学習市民センターの公式サイトも大きく変わりました↓
津田生涯学習市民センター
利用時間は菅原生涯学習市民センターと同じく図書館共に9時から21時までで、日祝日は17時まで。
図書館が夜21時までオープンしているのは学生や社会人にとって本当にありがたいですよね。
休館日は毎月第4月曜日(祝日の場合は開館)と年末年始。図書館は年度末(2~3月に6日程度)蔵書点検のため休館です。
地図ではここ↓
大阪府枚方市津田北町2-5-3が所在地。アルプラザ枚方の近くです。
津田生涯学習市民センター:050-7102-3139
津田図書館:050-7102-3123
【アクセス】
★電車
JR藤阪駅から南東へ徒歩約15分
★バス
京阪バスのバス停「津田本通」下車すぐ / 「津田中学校前」徒歩約7分
建物は4階建てとなっております↓
駐車場
2階
図書館 / おはなしの部屋 / 対面朗読室
3階
和室 / 音楽室 / 保育室 / 料理室 / 印刷室 / 団体ロッカー室 / 事務室 / 湯沸室
4階
ホール / 録音室 / 第1〜3集会室 / フリールーム / 映写室
階段を使わずとも、エレベーターで上の階へと昇ることができるのが嬉しいところ。
館内図↓
2階は主に図書館のエリアとなっていて、徒歩で来たときの入り口はこの階になります。
入ってすぐ左には、新刊図書やオススメの本などが置いてあるんですが、
実際よりも小さいサイズになっていて、見るとなんか可愛い気もしてきます。いや本当に。
このように照明を落とすと、写真撮影なんかにも良さげだと思いました。
保育室は本当に保育園に来たみたいな雰囲気のエリア。
子どものイベントに参加して普段見られない子どもの様子を見ておく、なんて使い方もできますね。
再び料理室。個人的にはガス炊飯器にテンションがあがりました。ガスは美味しいって言いますし、お家にない調理器具を使えるというのは素敵!
ちょっとしたゼリーカップ等もこれだけあったりして、単純にここで料理をするのも楽しそう!
3階のロビーではこのように勉強する若い人たちがたくさん。もちろんここもWi-Fiが使えるそうです。
館内図↓
大きなホール(120名)に加え、集会室にフリールームなど。
照明類もきっちり備え付けられていて、段差を作ってステージを設営することも可能。
音響や照明などを操作する機械もバッチリ。そういう勉強をされている方の練習なんかにもいいんじゃないでしょうか。
変わって集会室。会議から講義まで、いろんな使用方法が。
第3集会室に限っては、美術関連などにも使える水場もついています。
4階には他にも録音室などもありまして、こちらも現在は録音目的というよりも、防音が効いているので音楽系の練習などにも利用されているそうですよ。
詳細は以上です。
スタッフさんよりコメント↓
部屋の料金もリーズナブルな料金設定となっていますし、気軽にご利用いただけたらと思います。
利用料金に関しては公式サイトの利用料金のページをどうぞ。
……といったかたちで、いろんな部屋があって、いろんな使い方ができる生涯学習市民センター!
趣味の活動からパーティー、教室まで使えますし、利用することによって市民の皆さんの人生をより豊かにしてくれるんじゃないでしょうか。
個人的には若年層の勉強利用から、子どもがWi-Fiを求めて生涯学習市民センターへやってくるというのも驚きでした。動画を見るためとかが考えられますが、Wi-Fiで子どもたちを誘導できるというのは面白い知見だなと。
この記事は以上になりますが、最初に書きましたとおり、今回の記事はシリーズもの。
引き続き楠葉・御殿山編もお届けする予定なので、お楽しみにー!
菅原生涯学習市民センター:050-7102-3141
菅原図書館:050-7102-3115
【アクセス】
★電車
JR長尾駅から南西へ徒歩約7分
★バス
京阪バスのバス停「長尾口」下車すぐ
【リンク】
菅原生涯学習市民センター公式サイト
菅原図書館公式サイト
津田生涯学習市民センター:050-7102-3139
津田図書館:050-7102-3123
【アクセス】
★電車
JR藤阪駅から南東へ徒歩約15分
★バス
京阪バスのバス停「津田本通」下車すぐ / 「津田中学校前」徒歩約7分
【リンク】
津田生涯学習市民センター公式サイト
津田図書館公式サイト