星丘に「おひさま」という里親支援機関ができています。
住所は大阪府枚方市星丘1-20-8。
内覧会をやっていたので見に行ってきました↓
ヒマワリがお出迎え。
この日は内覧会ということで、お話を伺いに来られていた方もたくさんいらっしゃいました。
「おひさま」について、スタッフの木内さんにお話をお伺いしてきましたので簡単にご紹介します。
以下は木内さんのお話。
親が病気だったり、行方不明だったり、育てられなかったり、子どもが育つ環境が安全でなかったり、育てられないさまざまな理由があります。
そんな子どもたちは施設に預けられますが、施設のスタッフは交代制なので、家庭と同じような環境でずっと一緒に生活をしていくことは難しいのが現状です。
そこで養子縁組だけでなく、子どもに必要な期間「家庭」に受け入れ育てる「里親制度」ができました。
週末や夏休みなど休日を過ごす「週末里親」や数週間から1年以内の短期間のこともあれば成人になるまでの長期間過ごすなど一定期間暮らす「養育里親」など受け入れるご家庭の環境や気持ちに合わせた里親の種類(タイプ)があります。(→詳細はこちらのページをご覧ください)
子どもたちにとっては、特定の大人の深い愛情につつまれて、家庭で健やかに育つ事が望まれていて、今国でも里親制度を増やしていこうという動きにあります。
なんらかの理由で親と暮らせなくなった子どもたちは、枚方市から離れた周辺の高槻や東大阪などの施設に入ることになります。
となると、転校することになりますよね。
学校は子どもにとっては大きな存在で、転校はかなりのストレスになります。
他市の施設よりも枚方市内で里親さんが見つかれば、同じ学校に通うことが出来て今までと変わらず枚方市内で暮らしていくことも出来るのです。
以上、木内さんのお話でした。
里親に興味がある!と思っても、実際里親になるためにはどんな事が必要なのでしょうか。
(1)「おひさま」に電話やHPから相談
(2)面接
(3)登録前研修
(役割や子どもの行動、何が出来るのかなど、理解を深める研修)
(4)乳児院・児童養護施設にて実習
(5)家庭訪問
(6)大阪府社会福祉審議会
(上記2〜5までの情報を共有し、登録可能化審議されます)
(7)登録
(委託のお話が来るのを待ちます)
里親制度には、いくつか種類があります。
・「週末や夏休みなど休日を過ごす」週末里親
・「養子として育てる」養子縁組里親
・「祖父母宅やきょうだい宅」などの親族里親
・「経験と専門知識を持つ方」による専門里親
希望する里親制度を相談して決めることが出来るんです。
里親に興味はあっても、心配なことや不安なことは出ると思います。
そういったことにしっかりと相談できるサポート体制があります。
木内さんに、ひらつー読者さんに伝えたい想いを聞いてみました。
里親を待っている子どもたちがいるという事を知る機会も少ないんです。
もちろん、里親をされると大変なこともあると思いますが、相談にのったりサポートはさせていただきますので、ぜひ一度「おひさま」をのぞきに来てくださいね。
実際にお話を聞いてみたいという方は、お電話(072-380-3455)でお問い合わせいただくか、HPのお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいとのことです。
里親支援機関「おひさま」への行き方はこちら。
星ヶ丘駅を出て天野川の方へ。写真でいうと左側に進みます。
こんな景色。ここを道なりに進んでいくと……
地図ではここ↓
■住所
〒573-0013
大阪府枚方市星丘1-20-8
■TEL/FAX
072-380-3455
※受付時間 9:00〜18:00
■公式ホームページ
https://ohisama-satooya.jp/