新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの大学ではオンライン授業が行われているそうなんですが、
オンライン授業ってどんなんなん?
ってちょっと気になっちゃったので見てきました。
そんなわけでやってきたのは長尾峠町にある摂南大学枚方キャンパス。
今回見学させてもらったオンライン授業の配信はこのホール内で行われているそうです。
見てきたのは僕すどん@ひらつーと、現役大学生の2代目お枚の方。
お枚の方は立命館大に通っていてオンライン授業もバリバリということで、解説的な感じで呼びました。
オンライン授業の配信が行われています。中心に立っているのが今回お邪魔してきた授業を担当する安原准教授。
「基盤演習」という物理と化学の1年生の授業が今回の見学授業です。
ビデオカメラ、たくさんのPCなどを利用して配信しているそうですが、苦労したのはその機材のセッティングなどだそう。度重なるトラブルでGW中は大変だったそうです。
配信中央に映るテーブルには、
3台のPCがあって、それぞれ確認等の用途がありました。
演習型の授業なので、安原准教授以外に2人の担当の先生と、オンライン授業の補助のため1人の先生が補助に入っていました。
何気ないオンライン授業の裏にはたくさんの人が関わっているという事実!
MicrosoftのTeamsというビデオ通話アプリ(ZOOMみたいなもの)を利用し、PCの画面(今回はPowerPoint)と配信動画を200人以上の学生と共有して授業をすすめます。
出欠に関してはTeamsの入退場ログとディスカッション時の動画を見て判断するという、なんとなく近未来感ある確認方法です。
ガッツリ黒板に板書するみたいな授業かな?と思っていると、安原准教授から授業の概要等が説明されたあと、
小テストがはじまりました。
オンラインの小テストとなると、カンニングも防ぎようがないということで計算問題に関しては電卓の使用も可能に。
高校時代は物理で20点を叩き出したことがあるというお枚の方に挑戦させてみると、電卓を使おうが前提知識がないと全く解けない問題。
なんならググってもすぐにはわからないような問題にして、少ない問題数で短い時間で解くことを繰り返すことで、インターネット検索をする余裕をなくす工夫をしていたそうなので、オンラインでも効果がありそう。多分1問も正解できてないです(笑)
例↓
○か☓か的な。そうなん?必要なん?(頭パー)
なお小テストですが、Microsoftによるフォーム機能を利用していて、
学生たちの回答は安原准教授がまとめてグラフやエクセルで見ることができるようになってました。
ひらつー読者さんにわかりやすくいいますと、ひらつーしらべのアンケート的な感じで小テストを行なっていると考えていただければ!
その日は小テストのあとはグループワークの時間に。
学生ごとにグループに振り分けられ、ディスカッションしながら設問を解いていくかたち。
このご時世のためまだ一度も実際には会ったことがないという学生たちですが、グループによっては楽しそうにワイワイ雑談も挟んでいるところもありました。
その間に講師陣が何をやっているのかというと……
めっちゃフォローにまわっているようでした。
グループ分けしたものの、何かの不具合でグループに入れなかった学生がいるグループに指示を出して改善させたり、ちょこちょこトラブルが起こるので走り回っているというオンライン授業の裏側。
グループワークの成果は制限時間までに提出となっていて、制限時間が来たら授業が終わるというかたち。
う〜んオンライン感!
以上が見てきたことになりまして、今回は裏側目線でお届けしましたが、学生目線でいうとまた違った感じに見えるかも。
オンライン授業が全てこういうパターンというわけではなく、あくまで一例となっていまして、例えばお枚の方の大学の場合はYouTubeに限定公開している動画を見といて、みたいな授業もあるそうです(その代わり課題の量がすごいそう)。
お枚の方に感想を聞いてみました↓
真面目な感想文!
僕としては自分が大学2〜4年生ならともかく、1年生なら大学の友達とかも作りづらい状況の中、グループワークが授業であったりするのは助かりそうだな〜というところ。
やはり通学が再開したら
「オンライン授業中にめっちゃ質問してた○○や…!あれが本物…!」
みたいになったりするんでしょうか。
今回のオンライン授業はあくまで一例ですが、今の大学生はビデオ通話アプリで授業をうけていて、その裏側はこんな感じです!
近未来を感じる授業でしたが、それでも早くこの状況が終わってステキなキャンパスライフを送れる時代がきますように。
【おまけ】