「家づくり」といえば、ハウスメーカーで建てる、分譲地を見に行って建売を買う、不動産屋で中古物件を紹介してもらう、マンションを買う…
今はたくさんの選択肢がありますね。
その中で「建築家」と聞くと敷居が高く、縁遠いもの、そんなイメージから家づくりの選択肢からはずしてしまっている方も多いのではないでしょうか?
今回、そんな方に建築家の魅力を知っていただける新しい企画が枚方T-SITEにてはじまります。
建築家はこれまでたくさんのご家族と、そして住まいのあり方について向き合ってきました。
周辺環境を読み取り、そこで営まれる暮らしから街並みのことまで考えつくして設計し、
選び抜いた素材で、家の隅々まで思いを込めて一邸一邸、丁寧につくる住まい。
それは、決してゴージャスで高価なものだけではありません。
住み手の住まいへの想いに寄り添いながら、居心地のいい空間を設計するだけでなく、予算に合わせたコスト調整に至るまで。
建築家の役割として、その知識と経験が発揮されます。
建築家の役割として、その知識と経験が発揮されます。
今回は京都より、安原三郎氏と井上昌彦氏をお招きし、枚方T-SITEにて、作品の展示、建築家と直接お話いただける相談会、そして座談会を開催。
建築家が考える上質な住まいについて語ります。
建築家が考える上質な住まいについて語ります。
一生に一度かもしれない家づくり。
人生において大きな買い物だからこそ、後悔のないものにしたい。
そう考えている方にぜひ訪れていただきたいイベントです。
イベント概要
「建築家 二人展-ふたりの住宅建築家が語る上質な住まい-」
同時開催:建築家と話せる二日間&家づくりセミナー
展示期間:10/26(金)~ 11/6(火)
10:00-18:00
10:00-18:00
会場:枚方T-SITE 7階
展示期間限定 特別イベント
①「建築家と話せる二日間」家づくり相談会
開催日時:10/27(土)~28(日)11:00-17:00
②「家づくりセミナー」
開催日時:10/28(日)14:00-16:00
14:00~建築家座談会:建築家が考える上質な住まいとは
15:00~大人世代の住宅ローン-リバースモーゲージ-
お問い合わせ先
IFA住宅設計室 0120-556-327
HPからもお問い合わせいただけます>>公式HP
資料請求はコチラ>>
お二人が手掛けた住まいは、この枚方にも実際に建っています。
事前に建築家自身の経歴やその家づくりにかける熱い想いをインタビューしてきましたので、少しご紹介いたします。
建築家 安原三郎 × 岡山手町の家
建築家を志したきっかけは、ゲイリー・クーパー主演の映画「摩天楼」でした。
フランク・ロイド・ライトをモデルとした映画で、中学生の頃大変感動し、建築家に憧れ、伏見工業高校の建築学科に進学しました。
建築家では出江寛さんも同じ高校ですね。
フランク・ロイド・ライトをモデルとした映画で、中学生の頃大変感動し、建築家に憧れ、伏見工業高校の建築学科に進学しました。
建築家では出江寛さんも同じ高校ですね。
高校を卒業してからは、ウロウロしていました(笑)
その中で木原千利さんと出会い、建築への情熱と時間だけはあったので、一緒にコンペをやったりしていました。
その頃、木原さんに安藤忠雄さんや東孝光さんなど紹介していただきましたが、みんな有名になられましたね。
その中で木原千利さんと出会い、建築への情熱と時間だけはあったので、一緒にコンペをやったりしていました。
その頃、木原さんに安藤忠雄さんや東孝光さんなど紹介していただきましたが、みんな有名になられましたね。
そのうち、大阪でおもしろい事務所があるというのを聞きました。
それが石井修さんの美建です。
それが石井修さんの美建です。
さっそく事務所を訪問し、「君おもしろいな」と評価していただいたのですが、事務所に空席がないと。
そこでもう一度事務所を訪れまして、設計室の席をギュッギュッと詰めていただいて、机を置くスペースをつくり、採用してもらいました。
当時はみんなそんな感じで仕事を見つけていく感じでしたね。
5年ほど在籍し、いつの間にかチーフになり、吉村順三さんの案件含めたくさんの作品に関わりました。
そして独立。
それから住宅をメインにしながらも、高島屋など商業施設も担当し、気がついたら今ですね。
今は台湾の商業施設も手掛けています。
日本との違いに驚きながら、やらせてもらっています。
それから住宅をメインにしながらも、高島屋など商業施設も担当し、気がついたら今ですね。
今は台湾の商業施設も手掛けています。
日本との違いに驚きながら、やらせてもらっています。
■その土地の「よりどころ」を見つけ
そこにしかないものをオーナーとつくり上げる
住宅をつくるときは、まずその場の「よりどころ」を見つけます。
それが自然であれば一番良いのですが、そこに頼りながら居心地のいい家をつくりたい。
それが私の長年の考え方です。
それが自然であれば一番良いのですが、そこに頼りながら居心地のいい家をつくりたい。
それが私の長年の考え方です。
「その土地」というのは、唯一無二の条件なので、それをどうくみ取って、形にしていくか、そこをオーナーと一緒につくり上げていく。
そこが醍醐味ですね。
ハウスメーカーのように決まった形はありませんから。
そこが醍醐味ですね。
ハウスメーカーのように決まった形はありませんから。
この未知のものを形にしていく作業は、オーナーにとってはじめは不安もあるのですが、だからこそ形になってきたときに感動があるわけです。
デジタルの時代でも、設計図を書くときは製図版に手描きのスタイル。
その図面には手描きならではの美しさが宿ります。
その図面には手描きならではの美しさが宿ります。
■枚方市岡山手町、「はすまがりや」
リビングからキッチンを臨む →WORKSを見る
高台に建つはすまがりや。
ここも敷地に何度も足を運び、陽の入り方、風の抜け方、様々な角度からの眺めなどを確認し、「土地のよりどころ」をみつけ、設計しました。
ここも敷地に何度も足を運び、陽の入り方、風の抜け方、様々な角度からの眺めなどを確認し、「土地のよりどころ」をみつけ、設計しました。
外観は、坂からの見上げを意識してデザインしています。
はすまがりや:坂の下から見える特徴的な外観 →WORKSを見る
こちらのオーナーもプランをはじめてお見せした時に、すっかり気に入って下さってほぼファーストプランのまま進んでいきました。
この土地のいい面をどうすくいあげていくか、土地にふさわしい建物はどうあるべきかを考えてつくる建物は、新築で建てても「前からずっとそこに建っていたように思う」などと言ってもらうことが多く、うれしいですね。
またその建物だけでなく周りの環境にも寄与することを考えて設計しています。
例えば塀で囲んでしまうより、オープンにして緑地をつくり、家の中からも街の人にもその緑を楽しんでもらうとか。
そうやって街につながっていくことも大切だと思っています。
例えば塀で囲んでしまうより、オープンにして緑地をつくり、家の中からも街の人にもその緑を楽しんでもらうとか。
そうやって街につながっていくことも大切だと思っています。
■本物の素材
美しいものは時が経っても美しく、今、その価値がわからなくても、美しいものや本物の素材に囲まれた生活をすると、その人の感性が自然と高くなり、人の心を豊かにすると私はそう思っています。
だから、予算の限られた方でもできるだけ本物の素材で住宅をつくろうと工夫します。
だから、予算の限られた方でもできるだけ本物の素材で住宅をつくろうと工夫します。
最近は、とても古い蔵の改築も手がけました。
あちこちがシロアリの被害にあっていましたが、思い入れのある蔵が見事によみがえり、大変喜んでもらえました。
あちこちがシロアリの被害にあっていましたが、思い入れのある蔵が見事によみがえり、大変喜んでもらえました。
これまでたくさんの住宅に携わってきましたが、まだまだ色々なお住まいを作っていきたいですね。
枚方は坂の街。
そこに魅力を感じています。
枚方は坂の街。
そこに魅力を感じています。
建築家 安原三郎氏が手がけた「はすまがりや」はこちらからご覧いただけます>>WORKSを見る
建築家 井上昌彦 × くずはの家
■くずはの家ができるまで
枚方市楠葉朝日の新築住宅です。
お母様が一人でお住いだった家に、定年を迎えたクライアントご夫婦が同居される二世帯計画でした。
お母様が一人でお住いだった家に、定年を迎えたクライアントご夫婦が同居される二世帯計画でした。
はじめに今のお住まいを訪問し、どのような暮らしをされたいかをじっくりお聞きしました。
ご主人は住宅の性能を重視される方、奥様は自然素材に囲まれて、天気の良い日は窓を開けっ放しで暮らしたいとのご要望でした。
また、ご主人は模型やジオラマ作り、奥様はウールを彩色し編むという、本格的なご趣味をお持ちでした。
当初、リノベーションか新築か両方で検討しましたが、ヒアリングを重ねた結果、ご家族の理想の暮らしを実現するには、リノベーションではなく、建て替えで話を進めることとなりました。
■ハウスメーカー志向だったご主人の変化
元々ご主人は大手ハウスメーカー志向、奥様は建築家との家づくりがご希望でした。
そのため当初は大手ハウスメーカー数社と併行して話を進めました。
そのため当初は大手ハウスメーカー数社と併行して話を進めました。
お話を進める中で、ご夫婦をIFAで建てたお住まいへお連れしました。
これが前述の安原さんが手掛けた「はすまがりや」。
そこで、それまで気密性にこだわっていたご主人が木製建具の美しさに魅了され、「多少気密性が落ちても庭に面する大開口の窓は、手作りの木製建具がいい」とおっしゃいました。
時が経つほどに味わい深くなる、素材そのものの良さを知っていただいた瞬間でしたね。
時が経つほどに味わい深くなる、素材そのものの良さを知っていただいた瞬間でしたね。
住まいに対する価値観は人それぞれ。
ご主人が最終的に建築家との家づくりを楽しんで下さったのは、何よりうれしく思っています。
ご主人が最終的に建築家との家づくりを楽しんで下さったのは、何よりうれしく思っています。
■設計にあたって
建物の南側に小さな水路が走っています。
この環境が設計の決め手になりました。
この環境が設計の決め手になりました。
水路側に庭を設け、庭を囲うようにほぼ平屋で構成しています。
庭を縁側が囲み、リビングの向こうにお母様の個室が見えます。
ここから2世帯暮らしをはじめるご家族のちょうどよい距離感を考えました。
平面を考えるのと同時に屋根の勾配を考え、デザインします。
楠葉の家では庭に向かった大らかな屋根とし、庭の窓から、吹抜を通して書斎の窓へと風が抜けます。
よほど暑い時以外は、クーラーをかけずに、窓を開けて暮らしているとお聞きして、安心しております。
楠葉の家では庭に向かった大らかな屋根とし、庭の窓から、吹抜を通して書斎の窓へと風が抜けます。
よほど暑い時以外は、クーラーをかけずに、窓を開けて暮らしているとお聞きして、安心しております。
■家族の絶妙な距離感
新居での暮らしをスタートされたご夫婦とお母様。
先日改めて訪問すると、ご主人から「IFAで建てて本当によかった」とのお言葉を頂くことができました。
先日改めて訪問すると、ご主人から「IFAで建てて本当によかった」とのお言葉を頂くことができました。
共にリタイアされて、家で過ごすことの多いご家族が、リビングを中心にお母様の個室、ご主人の書斎、奥様の趣味室、庭とそれぞれの空間にいても、なんとなくつながっていて、お互いの気配を感じる。
居心地のいいお住まいになったと思います。
くずはの家はこちらからご覧いただけます>>WORKSをみる
IFA住宅設計室の建築作品はこちらのスライドショーでもぜひご覧ください。
IFAと建築家が手掛けた作品はこちらからもご覧いただけます>>HPをみる
どんな家に住みたいか、どんな暮らしがしたいか、それはクライアントのご家族それぞれで異なります。
建築家は、その潜在的な要望を会話の中から引き出し、空間として形にすることができます。
建築家は、その潜在的な要望を会話の中から引き出し、空間として形にすることができます。
27日、28日はお二人の建築家と気軽にお話いただける機会となっております。
お住まいに関する質問やお悩みなどにも、経験豊かな建築家の視点でお応えいたします。
この機会にぜひ、「建築家とつくる家」に触れてみてください。
イベント概要
「建築家 二人展-ふたりの住宅建築家が語る上質な住まい-」
同時開催:建築家と話せる二日間&家づくりセミナー
展示期間:10/26(金)~ 11/6(火)
10:00-18:00
10:00-18:00
会場:枚方T-SITE 7階
展示期間限定 特別イベント
①「建築家と話せる二日間」家づくり相談会
開催日時:10/27(土)~28(日)11:00-17:00
②「家づくりセミナー」
開催日時:10/28(日)14:00-16:00
14:00~建築家座談会:建築家が考える上質な住まいとは
15:00~大人世代の住宅ローン-リバースモーゲージ-
お問い合わせ先
IFA住宅設計室 0120-556-327
HPからもお問い合わせいただけます>>公式HP
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井上氏が手掛けた住まいの完成見学会も
11月下旬には現在工事中の南中振の家の完成見学会を行います。
4人家族のための「程良い」という言葉が似合う家です。
お施主様へお引渡しする直前の建物の内部をご覧いただける大変貴重な機会となっております。
この機会もぜひご利用ください。
この機会もぜひご利用ください。
イベント概要
南中振の家 新築完成見学会
見学自由
日程/11/23(金)~ 11/24(土)10:00-17:00
場所/枚方市南中振2-54-10(現地駐車場有)
(お申し込みはTEL0120-556-327 または 公式HP見学会予約へ)
お問い合わせ先
IFA住宅設計室 0120-556-327
IFA住宅設計室
電話番号
0120-556-327
住所
枚方市山之上西町27-30(→Googleマップ )
営業時間
09:30〜18:30
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