・・・遡ること3ヶ月。
あれは夏の終わりの暑い日のことでした。
はらだ@ひらつー
「うわ〜〜〜やばい!忘れてた!
明後日から萩行ける人!」
みんな「はぁ?明後日?」
「あ、残念やな!予定あるわー」「あたしも・・・」「ボクも・・・」「俺も・・・」
シーン…
はらだ「じゃ、暇そうやしおさやで。一瞬で旅行の用意するの得意やろ!俺も行くし。」
おさや「・・・なんであたしやねーん!!」
おさや「久々の休み、ゆっくりDVDでも観たかったのに…」
と言う訳で、よくわからない理由ではらだの付き添いとしておさやが萩出張に行くハメになってしまいました。
すどん「行けなくって残念すわ〜!せっかくやし、萩で枚方要素見つけてきてくださいよぉ〜(悪い笑い方)」
その2日後、8/29草々徒の夏祭りの取材後、
ブツブツいいながら19時半に大阪を発ちました。
(ちなみにはらだ@ひらつーはもっと早い時間に出発して前乗りで楽しんでいました。)
− 22時40分新山口着。
「あーねっむ・・・」
− 翌日。晴れました
枚方とは到底似ても似つかぬ「新山口」で、萩行きバスの待ち時間で枚方要素を探して歩いてみることにしました。
おいでませ!山口
山口市観光マップ
広いな〜山口〜でもちょっと広すぎやな〜
そばに種田山頭火の像がありました。
種田山頭火は有名な自由律俳句の俳人ですよね。
有名な句と言えば
「分けいっても 分けいっても 青い山」
まさにこのときの私は…
「分けいっても 分けいっても 新山口」
枚方要素が新山口にあるわけないがな!!
くっそ〜!!!
悔しいので結構歩き回りましたが・・・
おさや「あかんわ、やっぱりない。」
おさや「・・・いや、でも微妙やな。全然似てへんわ・・・40分も歩いたのに!」
もう諦めてバスに乗って萩に向かうことにしました。萩に期待!
おさや「新山口から萩まで直通バス出てるんやな。っていうかあたし萩に何しに行くねんやろ・・・」
(・・・バスではよく寝ましたzzz)
− 1時間バスに揺られて、無事に「萩」に到着!
そういえば萩はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台の地だったんですね。
着くなりキレイな器を見つけました・・・淡い色がキレイや!
これって・・・萩焼?!
おさや「枚方では長崎の波佐見焼の「くらわんか茶碗」が有名やから、焼物つながりで枚方要素に入るかな〜?!いや、はいるはいる!!1ポイント〜!」
(1人で審判するこのむなしい感じは何だろう…)
今から約400年前の慶長年間に毛利輝元公に招かれて朝鮮より渡来した陶工李勺光、李敬兄弟が朝鮮の陶技をこの地に伝えました。萩には古くから盛んに陶業が行われていたので高麗焼の新しい技術と融合して研究工夫が重ねられて、日本的な茶人好みの萩焼が焼かれるようになりました。
特徴は、手ざわり・口ざわりが柔く、色調が変化すること。
長く使用する間に表面の細かいヒビに茶渋が浸透して色変わりを呈し、上品な風味が深くなります。それを「萩の七化け」と言います。
そういえばバスから降り立った場所は、バス停「萩明倫センター」。
明 倫 ! ?
これはこの前取材に行った小学校の名前と一緒ではないか〜!!
これはきっと何かあるはず歩いてみよ。
と思ったら、早速ありました!!
−萩市観光協会ホームページより一部抜粋
約1万5千坪(約5万㎡)もの敷地内に、宣聖殿と呼ばれた聖廟を中心に、西側に小学舎、手習所などを含めた主として学問習得のための建物、それも漢学中心の初等・高等の教育施設が配置され、東側には槍場、撃剣場、射術場などの武芸修練場、後方には水練池、北方には約3千坪の練兵場が設けられていました。吉田松陰や楫取素彦(小田村伊之助)もここで教鞭をふるいました。
おさや「これは当然認められるやろ〜!枚方ポイント2ポイントゲット〜!」
− 古い校舎。
− 水泳や水中騎馬の練習が行われた「水練池」
国指定史跡になっています。現存する唯一の藩校の水練池と言われています。
いわゆる「プール」ですね。
↓ 案内図もありました。
→もっと詳しく知りたい人はこちら
特に大河ドラマを観ていた方や、吉田松陰ファンの方、幕末好きの方はとても興味が湧く観光名所でしょうね〜!大河ドラマ館は2016年1月10日までのようですので、気になる方はぜひ正月休みの間に行ってみてはいかがでしょうか?
元枚方市職員のおさや「ここはノーコメントで。」
と、そこへはらだ@ひらつーよりLINEでメッセージが届きました。
おさや「なるほど。今11時過ぎやから、あと1時間ちょっとか。
お昼ご飯の時間やけど・・・・」
おさや「・・・時間もったいないしもうちょっと歩くか。枚方ポイントもまだ2ポイントやし」
と言う訳でさらに周辺を散策することにしました。
先ほどの明倫小学校のお隣の中央公園にやってきました。
− なんとこのオシャレな建物、図書館!!めっちゃキレイ!!
広い芝生に美しい公園。なんとうらやましい。。。
家族でキャッチボールしたり、お昼ご飯を食べたりしていました。
おお、すごいでかい銅像!馬にまたがってる…
こちらはあの幕末の政治家、山縣有朋の像!顔も似ていました。
続いて、久坂玄瑞の像!しかも、進撃の像!(笑)
まさに大河ドラマを観ていた人は興奮ものではないでしょうか!妻は吉田松陰の妹・文。私も大河ドラマを観ておけばよかったとこのときばかりは思いました。
手っ取り早く楽して枚方要素探すには人力車に乗って回るって言うのもありやけど…さすがに1人で人力車に乗るのは勇気がないな…
おさや「何かやたら銅像があるな〜。さすが歴史が深いまち。このペースで幕末の英雄が続々と出てくるかもしれへんな。
でも、枚方要素は・・・なかなかないな・・・」
ここから、さらに歴史好きにはたまらないエリアに突入して行きます。
枚方にもこんな城下町があったらずいぶん町が変わっていたと思います。このような観光地がまちにあるかないかって、かなり大きな要素ですよね〜。
と思ったら強めの色の器もありました。
雰囲気がだいぶ違いますが、これはこれで魅力的。
お・・・これは何となく観たことがある風景のような・・・
枚方要素ありじゃない!?
セルフチェックでは枚方ポイント追加やぁ〜!
やった〜、現在枚方ポイント3ポイント〜!
ちょっと無理矢理感あるけど、枚方ポイント追加しちゃえ〜〜!!4ポイント目☆
上品な雰囲気の町家、重厚感のある町家、店舗に改装した町家・・・などいろんな建築物が見れました。
その横に萩焼!
萩焼は、萩市民にとって野菜と同等に扱われるくらい日常にとけ込んでいるようです。
おさや「萩の城下町は、
銅像→萩焼→建物→銅像→萩焼→夏みかんソフト→萩焼→建物→・・・のエンドレスループやー!」
とここで時計を見ると、街中を高速歩きで駆け巡って50分くらいが経過していました。
やばい、そろそろ待ち合わせの時間!!
商店街を抜けてちょっと行くと、目的地の商工会議所です。
この黄色い布の単語は何やろな〜と思っていると、裏面にも単語が書いてありました。そう、表は方言、裏はその意味が書いてありました。面白い!上を向いて歩きたくなる商店街。
って、そんなん気にしてる場合じゃない!
わざわざ萩まで来て遅刻したらあかんし!
ダーッシューーー!!
待ち合わせ時間ジャストに到着しました。ぜぇぜぇ。
※ちなみに萩商工会議所ですが、現在は新しい建物になっています。
おさや「っていうか。私ここで何するんやっけ・・・?」
さてここで何が行われるのでしょうか!?
後編に続く
■関連リンク
・萩焼窯元マップ(公式サイト)
・萩焼窯元マップ等PRコンテンツ完成!(萩青年会議所公式サイト)
・萩市観光協会公式サイト