―とある日、取材の帰り道。
ここは住宅街ですが、結構な交通量…。
慣れてる方が多く、みんなスイスイと運転されています
「ナーガ、めっちゃノロノロ運転やな。
あぁぁぁぁ!左に寄りすぎ!溝に落っこちるで!ほんで、すれ違いのときにゆっくりすぎて、後ろ詰まってきてるしぃ!」
「もう〜、うっるさいなぁぁ。ぜんっぜん集中出来ひん」
(何故か前回のひらキョーの記事に登場していたチャラ男と取材している)
「ナーガ、ひらキョー行って来い!」
「運転うまくなって、黙らせてやるぅ…」(本気)
ということで…
▲今までの記事はコチラ。
今回は、枚方市内の危険な道を現役の指導員さんたちが徹底解説
果たして、ナーガはチャラ男を黙らせることが出来たのでしょうか…!
マンガ風の記事に登場していた西川さん(左)、卒業生とガチンコ対決していた小林さん(右)、ヤンキーにあおり運転の怖さを叩き込んだ今村さんと、豪華3名の指導員の方たちに攻略法を解説してもらいます
「宜しくおねがいします!」
「早速なのですが、ナーガさんってどれぐらいの頻度で運転されてます?」
「えっとぉ〜…」
「思い返さないと出てこないぐらい、ってコトですね(笑)」
「そうですね…雨の日の保育所への送迎と〜…、うーん、ニトリモールとイオンモール四條畷には行けます」
「めちゃピンポイントな使い方(笑)
じゃ、早速、乗って下さい」
「え!?」
ココで運転チェック!ということで、4Kの特大3画面が付いたシミュレーターを特別にお借りして運転することに。
「やばい…めっっちゃ緊張する」
「ナーガさん、シートベルトしてくださいね」
「あ、忘れてました」
「出発までが時間かかりそうやな(笑)
大丈夫かな?落ち着いてくださいね!」
3人の先生に囲まれてこれが落ち着けるわけないと心のなかでつぶやくナーガ。
では出発!!
「おぉぉ〜!私、運転してる!」
「いや、そうですよ。って、しっかり前向いてくださいね〜」
両サイドの画面の過ぎ去っていく景色、アクセルを踏んだときのスピード感も本当に運転しているよう
とってもリアルです!
「ちなみにナーガさんはどういった道が苦手なんですか?」
電柱が多く、その間を自転車&バイクがすり抜けていく
公園の近くで子どもやボールが出てきそう
木など植物などで見通しが悪い
狭い道で中心線が消えている
「正直、1号線みたいな大きい道より自分の家の周りとか保育所行くまでの方が怖いですね。
保育所の駐車場はそんな広くないですし、皆さん、順番で待っているのでプレッシャーがすごいですし・・ペラペラペラペラ…」
「ナーガさーーん、しっかり前見て!!」
住宅街のなかで、ボールを追いかけて来た子どもにぶつかってしまいました。
よくある事故の1つ。
固まるナーガ
「ぶつかってます!!」
「ど、どうしよう!!と、とりあえず、救急車」
「完全にパニクってますが、これはシミュレーターですから落ち着いてください!」
という感じで、シミュレーターを使って自分の苦手な場面、ココ危なかったで!というところを解説してもらいます。
「そこまでは、イケてたんですけどね…」
「いや、それ以外もまぁまぁ危なかった」
ちなみにひらキョーではAEDの講習も行っています。
いざ、というときに、出来るようになっていたいですね
次は、ひらつーメンバーに聞いたこわっと思う道を解説してもらいましょう
意外と多い幅狭な道、緑や公園があったり…どこ見ればいいん?冷静な判断力、視野の広さがポイントに
高架下の細い道で自転車もすり抜けていきます。
緑があったり、公園があって子どもやボールが出てこないかヒヤヒヤ
「あ〜、ここね!僕もよく通るんですよ。確か、右折しかできないですよね?」
「そうなんです。この写真だと明るいですが、雨が降ったり夕方になってくると結構暗いんです」
「見通しが悪そうですね」
右に曲がると一方通行の青い標識がアチコチに
見落とすと、逆走にもなりかねません。
「ひらつー事務所が近いので車で出たらほぼ必ず通るんですが、高架下の公園があるところは見通しが悪くって、行った先も一通で…いつも緊張します」
「では、実践してみましょうか」
「え!?」
ということで、実際の教習車に乗って体験しながら解説してもらいました
なんて、贅沢〜!
では、出発!
進んでいくと、緑の壁が
両サイドから車が来るかどうかも見えない状況。
「あ、車、右側から来るので、気を付けてくださいね」
「前フリ?は、はい!!」
どうしよ、また緊張するヤツやん。前フリされても怖いもんは怖いねんけど。しかも、よりによって何で今日雨やねん。
ナーガの心の声です。
一旦、停止を超えて、なるべくゆっくり進んでいきます。
「ゆっくり行ってて、しかも先生がいるから安全なのが分かってても、なんか怖い!出てくるの分かっててもタイミングが分からなくて怖い」
「運転は合ってますよ〜!ゆっくり進行してください」
「あ!!!」
前フリ通り右側から車がやってきました。
練習というのが分かっていても見えないので、ぶつかるかもぉ!という恐怖心がわきます
「練習なので実際にはぶつかりはしませんが、もしぶつかっていたら、車の破損だけじゃなくて自分自身も怪我するかもしれません」
「こういうときって、どうしたらイイんですか」
「前を見て下さい」
「え??あ…」
カーブミラーがあっ…た…!
まぁまぁ遠いところにあるので、視野が広くないと見えません。
「運転するときはついつい前方と言っても近くを見がち。
でも、視野を広げてみると、危険なところにはカーブミラーがあったりするので、確認してみてくださいね」
「そっか…必死になって近くばっかり見てました〜。
カーブミラーを見ながら、来てないタイミングでスッと進んだらいいんですね」
実際の車に乗って解説を聞くと、急な場面で自分が出来ていないところが分かりやすいです!
見通しが悪いところは視野を広く、そしてカーブミラーなどを利用することがポイント
それでは、次に行ってみましょー!
確かに狭い
電柱が多くて、さらにバイク&自転車、歩行者もとなると色んなところに目がいってしまいます。
「私、多分一番苦手なパターンの道です
両側通行というのが怖い!ぶつかる自信しかない…」
「こういう道って乗ってる車の大きさにもよるんですよね〜。
でも、怖がって左にばっかり行くと、車のミラーが電柱に擦れたり危険ですよ」
「私も左に寄りすぎ!と言われました…アイツに(チャラ男)」
「そういうときはね…」
カキカキカキカキ。
スラスラと絵を描く今村さん。
結構、お上手。
「電柱があって自転車が来てて、さらに対向車が来そうな場合、まず自転車が通れるだけの道幅を確保するのがスムーズです」
「左に詰めすぎないってことですね」
「詰め過ぎたら自転車が通れなかったり、万が一電柱や人などに接触して自転車が倒れたときに危険なので、抜け道は作ってあげてくださいね」
一番、アカンところでストップしてるの図↑
「あと、もし対向車が来てヤバ!ってなったときも、慌てて電柱の真ん前などスペースがないところでストップしないことですね」
「自転車に乗ってる人からしたら、何でこんな所で停まってるねん、進まれへんがな〜!ってなっちゃいます」
「なので、もし停まって対向車に行ってもらうなら、電柱などで自転車や人を塞がない場所で停まるのが良いですね」
「は〜…私、慌てちゃうからな〜」
「冷静さと判断力がポイントです」
道幅は狭くはなさそうなので通常の速度で進んでも問題なさそうですが、割と交通量が多いので慣れるまでは怖そう
「時々、こういう道ありますよね。
生活道路として使っていて、使われてる方たちは慣れているから、結構スピードが出てたり…」
「そういうときはね…」
カキカキカキカキ。
またまた、スラスラと絵を描く今村さん。
「運転に不安だと対向車ばかり見てしまいがちなので、道幅を見極めると安心して通れますよ」
「道幅を見極める?」
図にするとこういう感じです。
「対向車が来たときにその車がどれぐらいの大きさで、道幅を見て余裕で入りそう?と確認して行けそうだったら、怖がらずに進めば大丈夫!ということです」
「怖がって左に寄っちゃうと、左側だけボっコボコになっちゃいますからね〜」
「さっきから左側の破損が激しい(笑)」
「あと、怖がって急にスピードを落とすと後続車と接触事故を起こすかもしれないので、危なくなさそうやったら一定のスピードで進んでくださいね」
他にこういう道も話題に
光善寺駅らへんの踏切りを渡るところ。
アチコチから車が来て、交通量も多いのに…信号がない
もちろん人や自転車も多く通ります
「ここ、イオンモール四條畷へ行くときに通ってて、私は直進しかしないんですが、どうやって渡るんって思いながら通過してます」
「ここは、もう、通らない」
「めちゃシンプルな回答(笑)]
「こういう道は、慣れてる方でも違う場所で曲がるようにしてると思います」
「特に地元の人の方が、この道を回避してる可能性はありますね!」
「危なそうやなと思ったら危険を察知して違う道で行く、というのも安全運転に繋がるんですね〜」
危険な道や行きにくい道についてどう行けば良いのかミッチリ攻略法を教えてもらいました
「ナーガさん、今日はどうでしたか?」
「いや〜、3人の現役指導員の方たちにガッツリ指導を受けさせてもらって、心得のようなものも教えてもらったので、もう大丈夫かと…!」
「もう、大丈夫!!イケるでしょう」
「適度にリラックスして、楽しいカーライフを送ってくださいね」
これで、もうアイツ(チャラ男)にゴチャゴチャ言わせない。
ナーガの心の声です。
「はい!怖がらずに楽しんで運転しようと思いますっ!
ありがとうございました」
―後日。
スイスイ〜。
「お、ナーガ、スイスイ運転できるようになってるやん」
「でしょ!ひらキョーさんで4K画面のシミュレーターに乗せてもらって3人の現役指導員さんに見てもらいながら、実際の教習車も特別に乗せてもらって解説もしてもらってんから、そりゃ〜、もうバッチリよ!しかもさ…ペラペラペラペラ」
「あぁぁぁ!前、向いて〜〜!!」
いかがでしたか?
車に乗られている方は慣れているかもしれませんが、改めて気をつけるキッカケになればと思います
ひらキョーでは消毒や教室の換気などを徹底しております
来られた生徒さんには検温をお願いしてカードをお渡ししています。
カードを持った方が教習などを受けることができます。
2020年11月現在、ペーパードライバー講習は休止中です。
ひらキョーの教習指導員は、皆さまが免許を取った後に安全で楽しいカーライフを送れるよう、楽しく時には厳しくレクチャーいたします。
教習にお越しの際は何でも遠慮なく質問してくださいね!
住所
枚方市招提東町1-1-1
地図ではここ↓
電話番号
072-857-6339
営業時間
・平日 9:00〜20:00(受付19:00)
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