※この記事は再アップ記事です。
外壁の塗替え。
そう聞いて「自分に関係ある」と感じる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
近所の家がこの間やってたような…
うちもいつかはやらなアカンやろけど…
まぁ、しばらくは大丈夫ちゃう?
正直それくらいの感想じゃないでしょうか?
かくいう私、カトゥー@ひらつーもそうでした。
ぶっちゃけ…
外壁の塗装って、
意味あるんかしら…
そんな失礼な疑問を思い切って老舗塗装店の社長に聞いてみたところ…
「ぶっちゃけ言うと…
他に不具合がある場所を差し置いて
最優先する工事ではないです」
えー!正直すぎ!
広告終わってまう!
ですが、今お住まいのお宅と『このさき何年付き合うか?』を考え、気持ちよく住みながら資産としての価値を維持するために、塗装はひとつの有効な手段だと考えています。
気持ちよく住みながら資産価値の維持?ちょっと気になるかも…
皆さんにかわって塗装に関する疑問を聞きにやってきたのは、枚方の茄子作にあるカトウ塗装工業株式会社。
創業48年になる老舗であるカトウ塗装工業は、自社でプロの職人さんを抱えている塗装店。その確かな仕事で地域の個人宅からビル塗装まで、幅広く活躍されている会社です。
ひらつーが運営しているコワーキングスペース(利用者同士がそれぞれの仕事をしながら交流できる場所)「ひらば」の壁塗りDIY体験の時も、カトウ塗装工業の職人さんに教えてもらいました。(→記事はコチラ)
地図ではコチラ↓
住所は枚方市茄子作4‐34‐3です。
カトウ塗装工業の代表取締役社長である加藤さんに詳しいお話をうかがってきました。
― 冒頭の話に戻るんですが「塗装は最優先すべき工事ではない」というのはどういうことなんでしょうか?
えーっと…
言葉通り、そのままの意味です(笑)
給湯器が点火しなくなった・水回りのトラブルで困っている…という方に「まずは外壁塗装をしてください!」とオススメするのはおかしいですから。
― そうなると、塗装は一体どういう人に薦めるんですか?
少し話は変わりますが…
家の資産価値は当然ですが新築の時が最も高く、月日が経つにつれて資産価値は下がってきますよね?
― はい。…普通ですよね?
ですが、その家に対して「どんなメンテナンスをしてあげてきたか」で資産価値が下がるのを緩やかにすることができるんです。
仕上がりのチェックをする加藤さん
― でもメンテナンスしたかどうかなんて、素人にはわからないですよね?
それがプロならわかるんです。
実は私、住宅診断士でもあるんです。
― …住宅診断士ですか?
はい。住宅診断士(ホームインスペクター)は中古住宅を第三者的な立場から、劣化状況や欠陥の有無、改修すべき所や改修すべき時期・費用などを見きわめて、アドバイスを行う資格です。
※クリックで日本ホームインスペクターズ協会公式HPへ
1,000万円の中古物件を買っても、居住するために500万円の工事が必要となれば、その物件の実質的な価格は1,500万円になります。
そういった中古物件の価値を中立的な立場で判断するのが住宅診断士(ホームインスペクター)の仕事です。
ですので、塗装のご依頼があってうかがっても「まずはここを直した方がいいんじゃないでしょうか?」と中立な立場として判断してご提案をさせていただきます。
― お客さんは助かりますね。
塗装屋としては塗装の仕事を推したいところなのですが…(笑)お客さまにとって「必要な提案かどうか」を一番大切にしています。
― 外壁塗替えの目安の期間ってどれくらいなんですか?
10年ごとに塗替えるのが目安だと言われていますが、ケース・バイ・ケースなので必ず10年で塗替えなければいけないというものではありません。
ですが「適切な時期に適切なメンテナンスをした」という記録は資産価値の向上に必ずつながるものです。
― なるほど。
例えば新築の家を買った方は「たった10年で塗り替えなアカンの?」と思われるでしょう。「いつか売るかもしれない…」そう考えると、さらに塗り替えはご検討の対象からはずれてしまうかもしれません。
― 新築で購入したとすれば10年経ってもローン支払いの真っ最中ですよね。
そのケースがほとんどだと思います。
また、お住まいになって年数が経つお宅では「こんな家に今さら手を入れてもな…」とおっしゃいますが『メンテナンスをしっかりやってきたという事実』は中古物件の売買時に必ず有利に働きます。
気持ちよく住みながら資産としての価値を維持するために、塗装はひとつの有効な手段だと考えています。
― 金額的にはおいくら位ですか?
外壁の状態や面積により様々ですが、たとえば築15年の一戸建ての家ですと約100万円前後が目安になるかと思います。
ここからはカトウ塗装工業さんとは15年以上のお付き合いになるという、交野市にお住まいのOさま邸におじゃまして話を聞いてきました。
Oさま邸の前で記念撮影
― カトウ塗装工業との出会いは?
― 塗装ではなく?
リフォームをどこに相談したらいいのかわからなかったので、知り合いに紹介してもらったんですが、すぐ来てくれて親身になって話を聞いてくれました。
それまでは塗装よりも「こっちを先にした方がいいんじゃないですか?」と色々と提案してくれていたので。
所々に色の濃淡によるアクセントが
― 工事内容はいかがでしたか?
しっかり調査して雨漏りの原因をつきとめてくれました。塗装後の色のイメージもきちんと共有できたので、仕上がりにはとても満足しています。
― 読者の皆さんにカトウ塗装工業について説明するとしたら?
正直なところ、人に薦めたりするのはイヤなんです(笑)。薦めるということは責任問題にもなりますし。
ただ、カトウ塗装さんなら安心して相談できるので「どこで工事したの?」と聞かれたらお教えすることもあります。
紹介した方たちには「もっと早くカトウ塗装さんに知り合いたかった!」と言われましたよ。
「ありがとうございます!」しかないですよね(笑) ありがとうございます!!
事務所のようす
ミーティングスペースで話を聞きました。
― 色々と話を聞いてきましたが、改めて読者の皆さんにお伝えしたいことはありますか?
お客さまにとって工事の施工金額は安いに越したことはないと思います。
ただ、安さだけで判断するのではなく「工事の中身と価格のバランス」で選んでいただきたいと思っています。
― どういうことでしょうか?
塗装工事は商品が目の前にある場合と違い、仕上がりがわかりにくいものです。
工事は今からのことですし、どんな人が来て、どんなことをするかなど、お客さまにとって不安なことだらけだと思います。
― 確かにそうですね。
工事内容が値段に見合ったものなのかどうかは、私たちもプロとしてしっかりとご説明しますが、お客さまにとっては難しい判断になります。
塗替えのタイミングでもう一度お客さまから声をかけてもらえること。
それが本当の評価だと思っています。
塗装の相談だけでなくてもかまいません。大切な家のことはなんでもお気軽にご相談ください!
いかがでしたか?
外壁塗装のこと、少しは知っていただけたのではないでしょうか?
色々とお話をうかがった加藤さんは住宅診断士でもあり、二級建築士の資格もお持ちです。
塗装の相談はもちろん、リフォームの相談にも気さくに笑顔で答えてくれます。
気になっていたけれどほったらかしにしていた家のこと…
この記事をキッカケに一度カトウ塗装工業に相談してみてはいかがでしょうか?
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