突然ですがみなさん、
葬儀についてのマナーってちゃんと知っていますか?
毎回、葬儀に参列することになる度に、
「服装ってこれでよかったっけ?」
「香典っていくら包めばよかった?」
「お焼香の作法ってこれでいいのかな?」
などなど…
わかっているつもりでも、
いざという時には「えっと…どうだったかな…?」となってしまうことが多いですよね…
もちろん、今はインターネットでスグに調べられますが、毎回調べていてはバタバタしてしまいますし、覚えておくに越したことはありません。
ということで今回は、
安心低価格の専門葬儀社、
メモリアルハートさんで、
今さら聞けない葬儀の常識をいろいろとお伺いしてきました!
葬儀へ参列する場合
お話を伺ったのはメモリアルハート代表の川口さん。
それではさっそく葬儀のマナーやルールについて教えてもらいましょう!
▶ Q:「葬儀」と「告別式」の違いは?
葬儀と告別式は全く別のものです。
「葬儀」というのは儀式なので、例えば僧侶の方に拝んでもらうというのが葬儀になります。
「告別式」というのは、遺族やご友人がたと故人様とのお別れの場になります。
告別式の際には宗教者はもういないということになります。
開式のときに「葬儀並びに告別式を執り行います」と言うのは「2つ行います」という意味です。
まず僧侶の方がお経を上げて、終わったあとに棺を開けてお別れをしてもらうという形式になっています。
ですので実は葬儀と告別式は全く違う意味合いのものなんです。
▶ Q:「お通夜」と「葬儀」はどちらに出ればいい?
どちらでも大丈夫です。
どちらか行けるときに行ってもらったら大丈夫ですよ。
今はお通夜に来られる方のほうが多いように感じます。
身だしなみのマナー
▶ Q:お通夜のときの服装は?
お通夜に関しては、普通のスーツや仕事の作業着などで駆けつけてもらっても大丈夫です。
ただ、TPOに合わせてあまりに場違いな格好は避けたほうが良いですね。
派手な服とかTシャツとかは避けたほうがいいと思います。
男性であれば黒いスーツや暗めの色のスーツに暗めのネクタイ、女性も同様に明るいお洋服でなければ大丈夫です。
もちろん用意ができるのであれば礼服を着てもらったほうがいいと思います。
▶ Q:葬儀での服装のマナーは?
お葬式の際は、予め日時も決められた「儀式」ですので、礼服を用意されたほうがいいと思います。
女性の装飾品については華美なアクセサリー類は避けるようにしましょう。
▶ Q:髪の色や女性のネイルなどは?
お葬式だからといってわざわざ染めないといけないということはありません。
長い場合は後ろで1つにくくるなどしておけば問題ありません。
ネイルに関してはすごく盛ったネイルアートなどは時間があれば直したほうがいいかなとは思います。
▶ Q:靴はどんなものをはけばいい?
女性は高いヒールのものや、光沢のあるエナメル等の材質のものは避けたほうがよいでしょう。
また、サンダル調のデザインで露出が多いものもふさわしくありません。
男性も金具がついてないシンプルな革靴を選びましょう。
靴先も極端に尖っているものは避けたほうが無難です。
スニーカーなどもふさわしくありません。
▶ Q:数珠はどんなものを選べばいい?
数珠はお家ごとの宗派によってカタチや種類が違うものなので、自分の家の数珠を持って行ってもらえれば大丈夫です。
ですが仏教以外のお葬式、例えば
神式やキリスト式などの場合は数珠を出してはいけません。
仏教は数珠を持ってお焼香をしますが、キリスト教だと献花、神道だと玉串を捧げます。
なのでそこで数珠をだすと非常識という事になってしまいます。
わからずに行ってしまって、担当者の方が「今日は神式です」と仰られたら、数珠をしまうようにしてください。
▶ Q:赤ちゃんの服装はどうすればいい?
赤ちゃんはそれほど気にしなくて大丈夫です。
少し大きくなってからであれば暗めの服を着てもらえば大丈夫です。
小学校高学年ぐらいからはカッターシャツなどを着てもらったほうがいいかもしれませんね。
▶ Q:お悔やみの言葉のかけかたは?
一般的には「この度は大変ご愁傷様でございます。」で大丈夫です。
厳密に言うとこれは仏教の言い方になります。
神道やキリスト教であれば
「この度は大変お疲れ様でございます。」となります。
▶ Q:お焼香の回数の宗派ごとの違いは?
代表的なものであれば、「浄土真宗の本願寺派」の家庭が大阪は多いですね。
本願寺派は1回焼香。そして額のところで念じずにお焼香をします。
そして浄土真宗のもう一つの宗派「真宗大谷派」は2回で、同じく念じないお焼香になります。
あとは3回で、額のところで念じるという宗派が多いですね。
大抵の場合は葬儀担当者の方が始まる前にお焼香の作法を説明してくれるので、その通りに行えば大丈夫です。
神式の場合は玉串と呼ばれる木の枝に紙が付いたものを渡されるので、それを時計回りに茎のほうを向けて台の上に置き、二礼二拍手一礼をするというのが一般的なものになります。
これもいろいろと細かく分かれているのでその都度聞いてもらうのが一番かと思います。
▶ Q:不祝儀袋の選び方・表書きの使い分けは?
一般的な仏教の場合は「御香典」か「ご霊前」になります。
「ご仏前」は浄土真宗専用となります。
ですので、宗派のわからない仏教のお葬式であればご霊前が一番無難だと思いますよ。
法事用も同様です。
僧侶の方に渡すお布施は黄白のほうを渡してもらえばいいです。
白黒のものは慰め事に使うもの、黄白のものはお礼用となっています。
▶ Q:御香典の相場は?
お知り合いの方でしたら3000円ほど、
上司などの立場の上の方なら5000円ほどで良いと思います。
親戚であれば10000円、兄弟であれば30000〜50000円ほど。
ですがそれぞれの経済状況もありますので、そこまで相場にこだわる必要もないと思いますよ。
できる範囲で大丈夫だと思います。
▶ Q:遠くで参列できない葬儀のとき、代理人が行くことは可能?
可能です。
ご友人やお知り合いにお願いして御香典をお願いすればいいでしょう。
現金書留では間に合わないと思うので、立て替えてもらうなどするのがいいかと思います。
もしくは弔電を打つのもひとつですね。
ただ気を付けないといけないのは、「御香典を辞退していないか」を必ず確認しておくことです。
最近は辞退されるかたも多いので。
▶ Q:家族葬ということで、親友の葬儀の案内が来ない場合、何かできることはありますか?
メモリアルハートでは家族葬であっても訃報は送るようにしております。
何も連絡無しにというのは不義理になってしまいますので。
そして親友であれば家族葬であっても葬儀には行ってもいいのではと思います。
▶ Q:供花(お供えするお花)はどのように手配すればいい?
葬儀屋さんにお問い合わせしてもらってから申し込まれたほうがいいですね。
「親族一同」などのお花よりも大きなお花を個人で出してしまうのはあまりよろしくないので。
ご遺族様に負担をかけてしまうので直接葬儀屋さんに聞いてもらうのが良いかと思います。
▶ Q:その他、枚方特有の風習や気をつけた方がよいことは?
枚方は特にそういった風習などはございません。
一般的な葬儀がほとんどですね。
身内(自分)の葬儀をする場合
▶ Q:友引に葬儀をしてはいけない?
友引というのは
六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)という一種の占いのような考え方のことなので、とくには関係ありません。
ですが、気にして控える方もいらっしゃいます。
▶ Q:自分の葬儀のためにいくら程度用意しておけばいい?
葬儀屋さんによって変わってくるので一概には言えませんが、メモリアルハートだと火葬のみなら128000円+税と市に払う2万円でできます。
お葬式をするのであれば30〜40万円+火葬料金+宗教者様への謝礼などが総額です。
「自分のお葬式」と考えた場合は、予め、葬儀屋さんへ相談に来て見積もりを書いてもらうのがオススメですね。
そして納得のいく内容を決めて、そのお金を確保しておくというのが一番です。
▶ Q:その他、可能なら自分の葬儀のために予め用意しておいた方が良いことはある?
気持ちの準備が必要です。
わかってはいてもなかなか手を付けにくいことですし、まだいいかと思っておられる方がほとんどだと思います。
遺言書やエンディングノートを書くには抵抗があるとは思いますが、残される家族の負担を考えると残しておくべきことだと思います。
ここで川口さんから葬儀屋さん選びのアドバイス!
★ネットで葬儀屋さんを探す際の注意点
今はネットで検索すると格安の葬儀屋さんが無数に出てくると思います。
実はこういった葬儀屋さんはほとんどが仲介屋さんなんです。
なのでそこに電話してもどこの葬儀屋さんが来てくれるかはわからないんです。
手の空いている葬儀屋さんが来るカタチになります。
相性の良い方が来てくれればいいですが、やはり実際に会ってみないとわからないところ。
値段が安ければOKという方にはピッタリですが、しっかり相談して選びたいという方は
専門葬儀社へ直接相談されるのがいいかと思います。
もちろんメモリアルハートは専門葬儀社ですよ!
▶ Q:メモリアルハートさんの葬儀内容の選び方・費用例・料金プランについて具体例を教えてください
メモリアルハートのオススメするプランは3つ
128,000円(税別)
※火葬料金は別途必要です。
お通夜・告別式を行わない最低限必要なシンプルプラン。
通夜・葬儀は行わない火葬のみのプランです。
必要最小限の費用で送りたい方、宗教にこだわりが無く儀礼的な事はしたくない方、後日、お別れ会や本葬をする方にお勧めです。
348,000円(税別)
※火葬料金は別途必要です。
※ご僧侶の手配等に係る料金は別途必要です。
家族だけで最期の大切な時間を過ごしたい、大きな祭壇は必要なく費用は最小限にしたいが、宗教儀礼はしっかりして送ってあげたい方、ご自宅、公民館でのお葬式におすすめプランです。
458,000円(税別)
※火葬料金は別途必要です。
故人の想いと偲びの気持ちを演出する家族葬。
あまり派手にはしたく無いが故人にふさわしい送り方をしてあげたい。
親戚や故人の親しい友人だけは来てもらいたいご家族様におすすめのプランです。
またこの他にも、
内容をより細かく選べるフリープランもご用意しております。
最後に代表の川口さんよりひとこと
「心が無ければ葬儀では無い」
100人いれば100通りの人生、そして葬儀があります。
ここに故人を悼み、ご家族を労わる「心」が無ければいけません。
「こんな事聞いてもいいのかな・・」
「これを飾ってあげたいのだけど・・」
「こんな事を葬儀に持ち込んだら非常識なのかな・・」
突然の不幸に見舞われたご家族には伝えたくても伝えられない状況が生まれます。
出しゃばる事無く陰に徹し、心のケアまで出来るのが葬儀に携わる者の使命と言っては言いすぎでしょうか?
常に初心を忘れず、お客様のお気持ちを察知できる人材で無ければ携わる資格は無いと自覚して日々精進しております。
私自身の力はごく僅かですが、ご家族の希望を一番に考え、最大の喜びと想い出を残せるお手伝いをさせて頂く所存です。
いかがでしたかー?
葬儀に関する
ギモンがスッキリ解決されましたね!
今回ご紹介したのは葬儀のマナー・ルールのごく一部にすぎませんが、いざというときに焦ってしまわないように覚えておいて損はないと思います。
メモリアルハートさんでは葬儀のことから終活のことまで気軽に相談に乗ってもらえるので、気になっている方や不安のある方はぜひ一度相談してみてください!
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