※エムスタッフさんは2022年9月で閉店いたしました。
世の中のみなさんに美味しい牛乳を届けるのがアタシの使命…
子どもたちに美味しい牛乳を届けたい!」
↑ 通行人に牛乳を勧めるガーサン牛
「でも普段は車移動ばっかりだから、最近運動不足気味で牛乳の出が悪くなっちゃった。
いっそのこと車を売って運動したほうが健康にもいいよねって思ったの」
「こんにちは〜」
「はい、いらっしゃ…」
「もうだんだん慣れてきた自分がおるわ…」
「えっ?どういうことですか?」
「ええわ、コッチの話や…
それで今日はどうしたん?」
「いえ、最近牛乳の出が悪くなってきて…だから健康のために歩こうと思って。
でも車があるとどうしても乗っちゃうから、いっそのこと売っちゃおうと思って来たの」
ツッコミどころは山程あるけどまぁええわ。
じゃあ車を売ってくれるんやね」
「もちろんよ。
まぁそんなことは置いておいて、まずは牛乳を一杯どうぞ」
「いらんわ!
なんで牛乳飲むねん!
そんなことは置いといてってなんや」
「みんなにもぜひアタシの牛乳の美味しさをわかってほしくて」
(メスなんや…)
「っていうか急に不安になってきたぞ…
ホンマに車売るんやろうな…?
牛車とか言い出さへんやろな!」
「いやいや、牛車なんか売りに来るわけないじゃないですか〜平安時代ですか?ププッ…!
ちゃんと自動車ですよ〜!」
「なんか腹立つな…
そもそも牛が乗る車ってどんなんやねん!
トラックか!」
「あ、軽自動車です」
↑ ガーサン牛の車
「いや、めっちゃ普通やな!」
「まぁまぁそう怒らずに牛乳でも飲んで落ち着いて」
「いらんわ!!
まぁ…ええわ。じゃあ軽自動車を売ってくれるんやね」
「そうです。
そう言ってるじゃないですか」
「で、その車はどこにあるん?」
「あ、今日は運動がてら歩いてきたので家のガレージにあります。
これってお店まで車を持ってこないと査定してもらえないんですか?」
「そんなことはないよ。
家まで出張査定に行かせてもらうで」
「へぇ〜、でもそれって別料金がかかったりするんですよね?
牛乳10本分とか」
「どんな換算方法やねん!
高いんか安いんかわからへんわ」
「高いですよ!
アタシが10本分の牛乳を出すのにどれだけ…」
「その話はもうええわ。
出張査定は無料で行くよ。
査定額が下がったりもせえへん」
「えっ!?そうなんですか!?」
「うん。
自分で運転できたら問題ないけど、中には免許持ってないけど亡くなったお父さんの車を引き取って欲しいって人もおるから。
そんな人に、乗って来れないんやったら有料です、もしくは査定額下がりますっていうのは可哀想やん」
「あぁ、たしかに」
「持ってきてくれたらウチが楽ってだけで、買取価格とかは一切変わらへんから、安心して呼んでもらったらいいかな。
外出自粛で出歩くのも不安って人も多いやろうからね」
「それで家まで査定に来てもらって、でもボロいから値段付かへんわってなったら廃車料金がかかったりするんですか?」
「もし値段が付けられへんくて廃車ってなっても、廃車は無料。
書類上の廃車の手続きも無料やから。
「ワーオ!良心的!
そんなアナタには牛乳をあげましょう」
「いらんわ!!」
「モォ♡遠慮しちゃって〜♡」
(そろそろドツいてええかな…)
「ところで買取するなら書類が必要やから、それは用意してもらわなアカンで」
「あぁ…書類…ですか…やっぱ必要ですよね…」
「ん?どないしたん?」
「いや、書類って聞くと…色々難しいヤツを役所とかに行って集めないといけないんですよね…?
それで結局どこの課に行けばいいかわからなくてタライ回しにされて、挙句の果てに書類をGETできないまま帰ってきちゃうとか…
なんでわざわざ難しくてややこしい書類なんか作んねやろ。書いてる内容も意味プーやし。
もっとシンプルに『車のこと書いてるよ!車を売るときに必要だよ!』みたいな感じにしてくれたらええのに…ブツブツ…」
「いや、過去に何があってん…(苦笑)
なんも難しいことなんかないよ。
普通自動車やったら、
車検証と、
軽自動車やったら、認印だけやね。
(※車検証の内容によりその都度必要な書類が変わりますので、まずはお聞きください。)
自分の車じゃないんやったら、車検証上の名義人に書いてもらった委任状が必要になるね。
あと絶対必要なんが、売りに来た人の身分証明書やね。
これは中古買取りでは必ず必要。
店側としては、売りに来た人の身分を控えとかなアカンから」
「えっ…?必要な書類ってそれだけですか!?」
「そうそう。
それで書類さえ揃っていたら、即日買取、即日支払いも可能やで」
「即日ですかっ!?」
「うん。
書類が揃ってないとアカンけど可能やで」
「なんか思ってたよりもカンタンなのね…意外…」
「うん、車を売るのは何もめんどくさくないよ。
車を買うときに比べたら、売るときっていうのはすごくカンタン。
とにかく、相談でも何でもとりあえず来てくれたら良いから」
「じゃあズバリこの時期に車を売ったほうがイイ!って時期はあるの?
ちなみに牛乳だと冬は濃くなるってよく言われるわよ〜」
「その情報はどうでもええな。
お店によったら決算期は高価買取とかキャンペーンしてるとこもあるけど、ウチはせえへん」
「えっ!?高価買取キャンペーンとかしないの!?」
「だって、その時期から外れちゃったお客さんが可哀想やん。
決算期は高価買取にしちゃったら、その前とか後に売りに来てくれた人は損しちゃう」
「あ、それは確かに」
「だからそういうキャンペーンはせずにいつでも適正価格で買い取るようにしてるねん」
よしっ、これで安心してアタシも車を売れそうね!
それはそうとせっかく今年の干支は牛なんだから、あなたも牛になりなさいよ」
「そやな…せっかくやし…って誰がなるか!
絶対イヤやわ!」
「え〜モォ、恥ずかしがり屋さんなんだから〜!
ちょっとコレをカブってよ〜」
「カブるかーー!!
なんやねん!
もう帰れっ!!」
「なによ…ちょっとぐらいいいじゃない…
って永沼さん、それ!!」