バーカウンターで家づくりの夢を語ろう。建築家と家づくりするための不動産専門店のこだわりを聞いてきた【ひらつー不動産】

厚みにもこだわったという棚には建築に関わる書籍が並びます。

近代建築の三大巨匠のひとり、フランク・ロイド・ライト（→Wikipedia）の手がけたライト「TALIESIN 3（タリアセン3）」もさりげなく配置されています。

ここ楽園不動産のコンセプトは
建築家と家づくりするための不動産専門店

左から谷口さん・紺谷さん・樋口さん

普通の不動産屋とは明らかに違う雰囲気ですが、具体的にどんな違いがあるんでしょうか？

今回はIFA住宅設計室の常務取締役であり、ここ楽園不動産の責任者である谷口さんに詳しいお話をうかがってきました。

― 不動産屋さんの雰囲気が全くないので驚きました。

ここは近代建築三大巨匠のひとり「フランク・ロイド・ライト」の建築をイメージして作ったんです。カフェやBarと間違えてご来店される方も多いですね。

― 山之上にあるIFA住宅設計室の不動産部門なんですよね？

はい。私たちはIFA住宅設計室として、これまで枚方市内を中心にたくさんの住宅を手がけさせてもらってきました。

その中で土地探しからお手伝いさせてもらうケースも数多くあり、不動産という窓口を新たに設けることでIFA住宅設計室をもっとたくさんの方に知っていただけるのではないかと考え、この楽園不動産を立ち上げました。

楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）


楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）

― ここは不動産屋ですが不動産情報を掲示しないんですね。

ここへ来ていただいたお客さまには、まず夢の話をしていただきます。

「こんな家に住んでみたい」
「こんなリビングのある家がいい」
「この建築家のこの作品が好き」

お客さまの「夢」を私たちプロデューサーがうかがって、その夢を現実にするための方法を色々とご提案していきます。

私たちにとって土地を仲介するのは夢を具体化したあとに行うことなので、最初から不動産情報をご案内することはありません。

― 夢の話をする場所ですか。

色々とお話をしていく中で、最初は新築が欲しいとおっしゃっていた方に「庭の広い中古住宅を買ってリノベーションしてはどうか」とご提案をすることもあります。

お客さまの「夢の本質」を理解することで私たちも色々なご提案が可能になります。

土地探しからお手伝いさせていただくことでお客さまが本当にご希望される住宅のヒントをたくさん得られるので、それをご提案に反映させることができるんです。

楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）


楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）

― これまでに手がけられた施工例の大半が枚方ですが、その理由は？

枚方の会社である私たちが手がける住宅が枚方に増えることで、いつか街の価値をあげることができればと考えています。

枚方はいい家が多い、いい街だな、と。

また、枚方に特化することでお客さまの夢を叶えるのに最適な場所を的確にご紹介できますし、何かあればすぐにおうかがいしてお顔をみることもできる。

建てたあとも、永くお付き合いできる距離感も大切にしています。

― 「建築家と建てる家」となると施工金額もそれなりの価格になるのでは？

私たちプロデューサーはトータルのご予算から考え、例えば土地は変形地をご案内することもあります。そこに建築家の手が入ることによって理想のお住いを実現できるよう、あらゆる角度からご提案をしていきます。

楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）

楽園不動産での施工例（→詳しくはWORK STORYで）

― 改めてここ楽園不動産の特徴はどういったところでしょうか？

私たちの家づくりは、まずはじっくり納得するまでお話させてもらいます。その過程でお客さまと私たちが提供できる家づくりの方向性が違えば、無理に商談を進めることは決してありません。

ただ、潜在意識の中に「いい家に長く住みたい」と思っておられる方は一度来ていただいて話をさせていただければと思います。

理想の家を探す中で私たちの存在を知っていただくことはメリットだと思います。

楽園不動産での家づくりを紹介している「WORK STORY」では家づくりのドラマを知っていただくことができます。