長尾出身の「なにわのターミネーター」
第54代日本ウェルター級チャンピオン
矢田 良太 選手 の
初防衛戦が、8月11日(土・祝)に枚方市立総合体育館で行われます!
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矢田選手の初防衛戦は、プロボクシングイベント『CRASH BOXING VOL.15』のメインイベントです。防衛戦だけでなく、日本バンダム級3位で枚方出身・在住の田中一樹選手が戦うバンダム級8回戦(セミファイナル)などの試合も行われます。
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井岡弘樹さん・亀田興毅さんが列席!
『CRASH BOXING VOL.15』は大きなイベントで、第2代日本ミニマム級王者・元WBC世界ミニマム級王者・元WBA世界ライトフライ級王者の井岡弘樹さん、WBA世界ライトフライ級・WBC世界フライ級・WBA世界バンタム級の日本人初3階級制覇元王者の亀田興毅さんなども列席予定。
練習中の矢田選手さらに、
枚方市内在住の小中高生または
枚方市内の学校に在学中の小中高生は、
無料で観覧できます!
※学生証をご持参の上、会場入口でご提示をお願いします。
※小学生以下は保護者・付添の方が必要となります。保護者・付添の方はチケットのご購入が必要となります。
『CRASH BOXING VOL.15』概要【日付】2018年8月11日(土・祝)
【時間】会場14:15 試合開始15:00
【場所】枚方市総合体育館(総合スポーツセンター)
【住所】枚方市中宮大池4丁目10−1
【チケット】
前売券をグリーンツダボクシングジムで発売中・VIP席:20,000円
・RS席:15,000円
・指定A席:10,000円
・自由席・立見席:5,000円
・小中高生無料席:無料
※学生証をご持参の上、会場入口でご提示をお願いします。
※小学生以下は保護者・付添の方が必要となります。保護者・付添の方はチケットのご購入が必要となります。
【主催】グリーンツダボクシングジム
【認定】JBC(日本ボクシングコミッション)
【協力】出場各ジム、枚方市協賛事業
【お問い合わせ】グリーンツダジム TEL:06-6981-2117 (
公式サイト)
矢田選手にインタビュー!
矢田選手と所属ボクシングジム『グリーンツダボクシングジム』の本石会長が、『CRASH BOXING VOL.15』のメインスポンサーである匠建枚方さんへ訪問するということで、インタビューさせていただきました。
左から匠建枚方の川畑社長、グリーンツダジムの本石会長、矢田選手。
― まず、今回の枚方での防衛戦で匠建枚方さんがメインスポンサーになられたきっかけは?
川畑社長:本石会長が枚方在住、矢田選手が枚方出身ということで、『枚方の頑張ってる人を応援しよう』という会社の趣旨にすごく合ったので、メインスポンサーになりました。
― 川畑社長はもともとボクシングはお好きだったんですか?
川畑社長:好きなスポーツの中の一つです。ボクシングって『はい、やろう!』と言ってできるスポーツじゃないですよね。毎日ハードなトレーニングを積み重ねてストイックにやってる姿は魅力的だと思います。
― 当日への期待は?
川畑社長:当然矢田選手に防衛してもらって、いずれ
東洋太平洋チャンピオンになっていただいて!そこでさらに勝ち抜いて、ボクシングの世界でウェルター級はアメリカが本場なので、現地のリングに立つぐらいになってもらえたらもう最高です。
マニー・パッキャオという有名な選手が同じ階級なんで、それを目指して頑張って欲しいですね。
― そしたら目指すはパッキャオ超え?
矢田選手:それはもうパッキャオさんが世界チャンピオンなんでね、それを目標にせえへんとやってる意味ないと思ってます。やるからには『一番をとる』と思ってずっとやってきて日本チャンピオンになれたんで、次はもう東洋、世界って行けるように頑張ってます。
― 経歴を見たら18歳まで野球をやられて、その後サラリーマンも経験されてますよね?
矢田選手:そうです。サラリーマンを4年して、脱サラしてボクシングを始めました。
― 脱サラしてボクシングをやって日本チャンピオンになるってすごい経歴ですよね。なぜボクサーになろうと思ったんですか?
矢田選手:もともとボクシング好きやって、僕が小さい時は
畑山さん世代でかっこいいな〜と思って、高校の時は亀田くんがテレビ出ててこの時もかっこいいな〜と思って見ていました。でも僕は野球一本でやってて高校も野球推薦で鹿児島樟南高校へ行きまして、そこでプロ野球選手目指して頑張ってたんです。
矢田選手:ところが高校の時に肩肘を痛めてしまってピッチャーを断念して野手に転向したんですけど、いきなり野手に転向してもなかなか試合も出れず、3年間苦しい思いをしたので、卒業後はサラリーマンになりました。
人と違うことがしたいと思って野球を頑張ったんですけど、気づけばサラリーマンをして人と飲んで、みんなと同じことしてるなーと思っていました。
矢田選手:これじゃあかんなと思った時にたまたま成人式で地元に帰って、OBの方が会社を継いでやってたけどそれやめて今歌手目指して頑張ってるっていう話を聞いて僕も心惹かれて、「あ、今からでも、二十歳からでも頑張れるな」って思ったんです。
矢田選手:その時に何かしたいなと思って、頭は良くないけど親からもらったこの立派な体がある、もしかしたらボクシングやったらいけるんちゃうかって(笑)そういうのがあって安易な気持ちで始めたんですけど、最初はもうこてんぱんにやられて大変でしたけど、コツコツ続けていったらチャンピオンになれました。
― グリーンツダボクシングジムは赤井さんや井岡さん出身のジムと聞きました。
本石会長:はい。プロ第一号が
赤井英和さんで、
井岡弘樹さん、あと
亀田三兄弟も、たくさんチャンピオンを輩出してます。
世界チャンピオンが3人います。
― 会長から見て矢田選手は世界をとれそうですか?
本石会長:世界ってなるとほんとに広いので簡単に言える言葉ではないと僕は思ってます。ただ1つ言えることは、
彼は日本一練習をするボクサーです。それは自信あります。いろんなボクサー見てきましたけど彼ほど練習するボクサーは見たことも聞いたこともないですね。
練習中の矢田選手
本石会長:ジムの選手にも言うんですけど、「なんで矢田がチャンピオンになったかわかるか?日本一の練習するからやぞ、だから日本一の日本チャンピオンやねん」って。これ僕自信を持って言えます。
― それだけの努力が今のチャンピオンっていうのを築き上げてるんですね。
本石会長:ジムのみんなとか僕も含めて彼の練習見てると吐きそうになるっていう(笑)ほんとにすごいんですよ。今日の朝も練習してます。(取材時刻は午前11時でした)
矢田選手:朝
10km走って、
階段で30本走ってきました。
本石会長:歩道橋のすごい長い階段をです(笑)しかも一般の人も歩くような階段で下からダァーッって走ってきたら怖いですよね(笑)逃げなあかん!みたいな(笑)
矢田選手:もうみんな顔見知りなんで(笑)
本石会長:知ってるっていうよりも嫌でも覚えるっていう(笑)
矢田選手:汗だくなんで「お兄ちゃん暑いから倒れんように気をつけやー」って優しく心配してくれたり、小学生とかは「お兄ちゃん、腹筋見せてー!」って(笑)そればっかりですよね(笑)でもそういう
小さい子たちの憧れになれたらいいなと思ってます。
― 登校中に日本チャンピオンに会うってなかなかないことですよね。
本石会長:学校でも金髪の人が歩道橋行ったり来たりしてるって絶対噂なってると思うんですよね(笑)まだ苦情はきてないですけど(笑)
矢田選手:ほんと毎日走ってるんで風物詩みたいな(笑)
― 最初から矢田選手は強かったんですか?
本石会長:いいえ、平凡な選手でした。彼は最初の頃は3勝3敗やったんですよ。勝って負けて勝って負けてで。毎年ある新人王トーナメントっていう4回戦のトーナメントでは2年連続1回戦負けだったんです。
本石会長:3勝3敗っていったらほんと平凡な成績なんですよ。ただ、すごいのが、負けるとみんな1週間ぐらい休むんですよ。多い子は1ヶ月休む。気持ちが作れなかったり、気持ちが折れたり、へこんだり。でも彼は絶対負けた翌日から練習来てるんですよ。
― 翌日からですか?!ダメージとか疲労もあると思うんですけど。
本石会長:もちろんそうです。
疲労よりも何よりも傷ついて心の準備ができないんですよ。やっぱり男として殴り負けた、ケンカに負けたような気分になりますよね。普通絶対来られないんです。
けど彼はもう翌日から来て「おまえ休め」って言ったら「いや、家おってもすることないんで」「僕これしかないんで」って。全部負けた後翌日から来てますね。
練習中の矢田選手
― そこから練習に練習を重ねて努力されたということなんですね
本石会長:休んだのを見たことがないです。すごいですね。
― 素人な質問で申し訳ないですけど、辛くないですか?
矢田選手:よくみんなどっかに遊びに行きたい、旅行したいって言うじゃないですか。でも僕そんなん好きじゃないんですよ。
ボクシングの練習をしてるのが一番好きなんで、好きでやってるんで。
だから僕1回も嫁さんと旅行行ったことないんですよ(笑)日曜日はジム休みなんですけど自分で練習してるんで。だから引退してから旅行行こうって言ってます。「いつ引退するん?」って言われるんですけど(笑)
練習中の矢田選手
― 奥様は理解を示してくれているんですか?
矢田選手:理解してくれています。やるからには本気でやれよと。やれへんねやったらやめてまえって言われるんで。ほんと一番の理解者やと思いますね。
― そういう奥様やからこそ続けていけるんですね
矢田選手:ほんとそうですね。嫁さんの力がなかったら続けていけないんで感謝してます。いつも頭上がらないです。
― 今回の防衛戦にかける思いをお聞かせください
矢田選手:チャンピオンは取るよりも守る方が難しいって言われます。初防衛戦なんで多少のプレッシャーはありますけど、そのプレッシャーを楽しむぐらいのことも大事やと思ってます。何よりもチャンピオンになってから環境もさらに良くなっていっぱい練習させてもらってます。
自信満々なんで是非みなさんに成長した姿を試合で見てほしいですね。チャンピオンになる前よりさらに強くなったなって言ってもらえるような試合にできる自信もありますんで。
― 今回地元に凱旋みたいな形になると思うんですけど、どんな気持ちですか?
矢田選手:去年
「次帰ってくる時はチャンピオンになって帰ってきます!」って言ったので、それを有言実行できたのがまずうれしくて、なおかつそれを
守るところも見せたいなっていう気持ちがありますんで、しっかり練習もしましたし、
みなさんに僕の戦いを目に焼き付けてほしいですね。
去年行われたCRASH BOXING VOL.12
― 当日はリングとかに匠建枚方さんの名前やロゴは出たりするんですか?
本石会長:まずリングマットの真ん中に匠建さんのロゴ、コーナーポスト2本にも匠建さんのお名前。あと枚方市総合体育館に入って真正面にも。誰が見ても匠建枚方さんがメインで後援してやってるんだなと理解していただけるように用意をさせていただきます。
― すごいですね!
川畑社長:すごい名誉なことなんですよ。日本タイトルマッチっていうのは日本ボクシングコミッショナーがやってるんですけど、その正式なメインスポンサーになるということは簡単になれることではないと思っています。なので、宣伝がどうこうというよりも1つの名誉としてありがたい話です。
― 今回枚方市の小中高校生を無料招待していると聞きましたが?
本石会長:僕たちは大きな夢と大きな目標を持ってやってるということを1人でも多くの枚方市の子供たちに見てほしいんですよね。
本石会長:子供たちが見て「僕も私もああいう大人になりたい」「ああいう目標や夢を持ちたい」って思ってもらいたいんです。なので、枚方市の小中高校生を無料招待させてもらってるんです。いろんな使命感を持って今度僕たち8月11日枚方市のリングに立ってますんで。
― 今回ゲストに亀田興毅さんも来られると聞きましたが?
本石会長:ゲストに井岡弘樹さんや亀田興毅くんも呼んでおりまして、他にも伏見市長や佐藤ゆかり先生、平野先生が来られます。あと各党の市議会議員の先生がたくさん来られます。
川畑社長:これ絶対負けられませんね(笑)
矢田選手:熱いエール来ましたね(笑)ほんとに負けれないっていうのは重々承知なんで、たくさん練習して恥じない戦いをするための準備は万全にやってきました。なんでこんだけ練習するかっていうとチキンハート、ビビリなんですよ。僕は怖がりなんで、練習して自信をしっかりつけて。なので当日リングの上では自信満々ですけどね。
本石会長:共通して言えるのが、必死になって頑張ってる人間っていうのは、怖いんですよ。不安なんですよ。
― えーそうなんですか!すごい意外です。
本石会長:だから必死にやるんですよ。不安が100個あったら1日頑張ったら1個減って1個減って、それがなくなった時って最後自信になってるんです。だから練習で積み上げていきます。不安をなくしてなくなった時は自信に変わってるっていう。
― すごい意外でした。最初から「俺強いねん!」っていう方だと思ってたんで。
本石会長:そういう人間って、試合中にバーン!ってパンチをもらったら
あれ?ってなって一気に弱くなっていくんですよ。
怖くて不安で必死にやってる人間っていうのは強いんですよね。
― 努力して練習して絶対大丈夫やっていう状態までもっていくのは、並の精神力じゃできないですよね。
矢田選手:僕いつも朝起きた時に「○月○日今日も自分の限界に挑戦する」って言って走っていくんです。やっぱり言わないと人間って弱いんで。毎日言いながら走って自分を高めてますね。やっぱり人間って弱いんですぐ逃げたくなるんで、自分で言ってもうたらやらなあかんやろって思ってしまう性格なんで、そう言って1日1日やってます。
― すごい言葉が重いですね。
矢田選手:それはほんとに怖がりやからですけど。
本石会長:常に怖いよな。
矢田選手:はい。怖いからこそ頑張れるっていう。
― では、最後に応援してくださる方へメッセージをお願いします。
矢田選手:絶対に勝つので、是非会場で応援よろしくお願いします!
『CRASH BOXING VOL.15』概要
【日付】2018年8月11日(土・祝)
【時間】会場14:15 試合開始15:00
【場所】枚方市総合体育館(総合スポーツセンター)
【住所】〒573-0004 大阪府枚方市中宮大池4丁目10−1
【チケット】前売券をグリーンツダボクシングジムで発売中
・VIP席:20,000円
・RS席:15,000円
・指定A席:10,000円
・自由席・立見席:5,000円
・小中高生無料席:無料
※学生証をご持参の上、会場入口でご提示をお願いします。
※小学生以下は保護者・付添の方が必要となります。保護者・付添の方はチケットのご購入が必要となります。
【主催】グリーンツダボクシングジム
【認定】JBC(日本ボクシングコミッション)
【協力】出場各ジム、枚方市協賛事業
【お問い合わせ】グリーンツダジム TEL:06-6981-2117 (公式サイト)
【関連リンク】
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